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【韓国】SBS人気歌謡の東京公演、19組中8組が日本拠点。ベルーナドーム2日間の顔ぶれ

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【韓国】SBS人気歌謡の東京公演、19組中8組が日本拠点。ベルーナドーム2日間の顔ぶれ

3行サマリー

  • 韓国SBSの音楽番組「人気歌謡」の東京公演が9月22日・23日の2日間、埼玉県所沢市のベルーナドームで開かれ、出演は計19組。
  • 19組の拠点別内訳は韓国10組・日本8組・日韓合弁1組。日本側からはAdo、BE:FIRST、INI、=LOVE、幾田りらが名を連ねます。
  • チケットは1日券18,000円・2日通し券33,000円の全席指定。公式の動員数発表は2日間の終演後も出ていません。

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SBS人気歌謡の東京公演、2日間で19組。会場は4年目でベルーナドームへ

韓国の地上波SBSが日曜午後に放送している音楽番組「인기가요(人気歌謡)」の海外公演「2026 인기가요 LIVE in TOKYO」が、9月22日と23日の2日間、埼玉県所沢市のベルーナドームで開かれています。22日のDay1はすでに終了し、23日のDay2が今夜に控えている状態です。

出演は2日間で計19組。Day1に立ったのはTOMORROW X TOGETHER、RIIZE、NiziU、KickFlip、CORTIS、IDID、KiiiKiii、=LOVE、幾田りらの9組でした。Day2はAdo、IVE、BE:FIRST、&TEAM、INI、Hearts2Hearts、HANA、ALPHA DRIVE ONE、AND2BLE、それに追加発表されたAENを加えた10組。MCはIVEのイソが両日のメインを務め、Day1のサブMCにCORTISのコノとソンヒョン、Day2のサブMCに&TEAMのEJが入ります。番組のMC経験者がそのまま東京のステージに立つ構図です。

公式発表とSoompi報道:REI(IVE)と幾田りらの一夜限りのコラボも組まれた

出典:「INKIGAYO LIVE in TOKYO」REI(IVE)× 幾田りら一夜限りのスペシャルコラボレーションステージが決定!(PR TIMES / 2026年7月30日)

出典:2026 Inkigayo Live In Tokyo Announces Lineup(Soompi)

今回実現するのは、世界で活躍するグローバルガールズグループIVEのREIと日本を代表するシンガーソングライター幾田りらによる初のコラボレーションステージです。

主催は7月30日のリリースで、IVEのREIと幾田りらによる「一夜限りのスペシャルパフォーマンス」を予告しました。曲目は公演前の時点では公表されておらず、終演後に判明しています(記事末尾の追記を参照)。ラインナップの最後の1組となったAENは後から追加発表されたもので、日程とチケット情報は公式サイトにまとまっています。MCの布陣については、韓国のStar Newsが9月22日に報じました。

有明アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、東京ドーム。会場は4年で3回変わった

人気歌謡の東京公演は今年で4回目になります。2023年は有明アリーナ、2024年はさいたまスーパーアリーナ、2025年は東京ドーム、そして2026年がベルーナドーム。毎年のように箱が入れ替わってきました。ベルーナドームは埼玉西武ライオンズの本拠地で、野球開催時の収容は31,552人、コンサート仕様なら最大でおよそ40,000人規模になります。

チケットは1日券18,000円、2日通し券33,000円で全席指定。VIPアップグレードは1日券が+12,000円、通し券が+24,000円という設定でした。一方で、主催者からの動員数の公式発表は9月23日朝の時点では確認できていません。Day1の公演後レポートも、韓国・日本のメディアともに同じ時点ではまだ出ていない状態です。これだけの規模で、しかも初日が終わっているのに数字も現場記事も出てこないのは、情報の出し方としては物足りないというのが正直なところでした。

日本拠点8組と日韓合弁1組。韓国の音楽番組を冠した舞台の半分近くが日本側で埋まった

個人的にいちばん目を引いたのは、出演19組の拠点別の内訳でした。韓国拠点はTOMORROW X TOGETHER、RIIZE、KickFlip、CORTIS、IDID、KiiiKiii、IVE、Hearts2Hearts、AND2BLE、ALPHA DRIVE ONEの10組。対して日本拠点は=LOVE、幾田りら、Ado、BE:FIRST、INI、HANA、NiziU、&TEAMの8組で、全体の4割強を占めます。残る1組のAENは、韓国のStarship Entertainmentと日本のアミューズによる合弁から生まれたグループで、7人のうち韓国から4人、日本から3人という構成です。

つまり、韓国の地上波音楽番組の名前を掲げたイベントでありながら、ステージに並ぶ顔ぶれの半分近くは日本を拠点に活動しています。しかも幾田りらやAdoのように、K-POPのフォーマットの外側にいる日本のシンガーまで同じ枠に入っている。これは従来の「韓国の音楽番組が日本へ出張してくる」という図式とは、性質がずいぶん違います。日本のK-POPファンからすれば、普段追いかけている名前と、国内のチャートで見慣れた名前が同じ会場に並ぶわけで、こういう並びは国内のフェスでもなかなか起きません。

19組の顔ぶれそのものが、韓国の音楽番組の「海外公演」の意味の変化を映している

番組名を冠した海外公演は、本来なら韓国のアーティストを海外のファンへ届けるための装置でした。今回の19組は、その前提からはっきりずれています。日本拠点8組と日韓合弁1組という構成は、番組側が日本市場を「届ける先」ではなく「一緒に出演者を出す側」として扱い始めたということです。NiziUや&TEAMのように韓国の育成システムから生まれて日本を拠点にするグループが定着し、AENのように最初から日韓の合弁で立ち上がる例も出てきました。この線引きは、これから先さらに曖昧になっていきます。

Day2は9月23日の夜。動員数や公演内容についての公式発表、そして現地の反応が出てくるのは、2日間がそろって終わったあとになりそうです。

【追記 2026/09/26】 Day1で組まれたREI(IVE)と幾田りらのコラボは、幾田りらの「Cafe latte」とm-floの「come again」の2曲でした。リアルサウンドが9月24日、幾田りら本人のInstagram投稿をもとに報じたものです。同記事には「初出演でドキドキでしたが会場の皆さん温かくて…」「(REIとは)久々の再会で、一緒に歌えて幸せなひとときでした」という幾田りらのコメントと、CORTISのJUHOONと撮ったダンス動画への言及も載っています。

一方で動員の実数は、2日間が終わったあとも発表されていません。SBS公式、Star News、OSEN、Soompi、텐아시아、스포츠서울のいずれも報じておらず、ネット上で流通している「約7万人」は開催前のPR TIMESリリースが示した想定規模で、実績値ではありません。全体のセットリストの公式発表と大手媒体のライブレポートも9月26日時点で出ていません。公演の編集版はSky PerfecTVで11月から12月にかけて放送される予定です。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。