任天堂『リズム天国 ミラクルスターズ』の売上が国内100万45本。発売10週で7度目の週販1位、海外レビューは82点

3行サマリー
- 『リズム天国 ミラクルスターズ』の国内パッケージ版累計が100万45本に到達(ファミ通集計・9月13日時点)
- 9月7日から13日の週販は24,756本。7月2日の発売から数えて7度目の週間1位
- 海外版『Rhythm Heaven Groove』のMetacriticは53媒体平均82点で、シリーズ最高スコア
Seriesリズム天国 ミラクルスターズ全2本
任天堂『リズム天国 ミラクルスターズ』の海外評価と販売実績を追う連載
- 2026/7/20【フランス】任天堂『リズム天国』10年ぶり新作にAdoの新曲。現地メディアは絶賛、ユーザー評価は10点満点で7.4と割れた
- 2026/9/23任天堂『リズム天国 ミラクルスターズ』の売上が国内100万45本。発売10週で7度目の週販1位、海外レビューは82点(この記事)
国内パッケージ版の累計は100万45本。大台をわずか45本超えたところで集計に乗った
任天堂『リズム天国 ミラクルスターズ』(Nintendo Switch)の国内パッケージ版累計販売本数が、100万45本に達しました。ファミ通の週間販売数集計による、2026年9月13日時点の数字です。
100万本ちょうどを45本だけ超えた地点。ミリオンを跨いだその瞬間が、そのまま週次の集計に現れました。ここまで際どいタイミングで節目が記録されるのは珍しく、数字を見たときは思わず二度見してしまいました。
同作は2026年7月2日発売。前作『リズム天国 ザ・ベスト+』(2015年)以来となるシリーズ完全新作で、発売時にはAdoの新曲が起用された点も注目を集めました。発売直後の海外レビュー評価については別の記事で扱っていますので、そちらもあわせてどうぞ。
ファミ通とNintendo Lifeが同じ「100万45本」を報じ、日英で数字が一致した
出典:【ソフト&ハード週間販売数】『リズム天国 ミラクルスターズ』が7度目の首位獲得!(ファミ通.com / 2026年9月17日)
出典:Japanese Charts: Rhythm Heaven Groove Surpasses 1 Million Boxed Units Sold(Nintendo Life / 2026年9月17日)
Not only that, but consistent sales have now put the Switch game at over 1 million total boxed sales in the region.
「コンスタントな売れ行きが、このSwitch用ソフトを当該地域で累計100万本超のパッケージ販売へ届かせた」という趣旨の一文です。英語圏ではGematsuも同じ週のファミ通チャートを全文で伝えており、数字そのものに食い違いはありません。日本の集計を海外メディアが翻訳して追いかける、いつもの流れですね。
初週39万3378本から10週かけて積み上げ、週間1位は7度目に
初週(2026年6月29日から7月5日)の販売本数は393,378本。いきなりの首位スタートでした。そこから10週をかけて残り60万本あまりを積み、9月7日から13日の週も24,756本を売って再び1位に立っています。発売後10週間のうち、首位を取ったのは7度目です。
注目したいのは配分のほうです。初週が全体の4割弱にとどまり、残る6割強をその後の10週で稼いでいます。初週に売上が集中しがちな現在の家庭用ソフト市場では、かなり珍しい形。発売直後の瞬発力で売り切るタイプではなく、口コミが効いて後から伸びるタイプの売れ方だと読み取れます。パーティーゲーム的に遊ばれる作品が夏休みをまたいだ影響も、この曲線には確実に出ているはずです。
同じ週の2位は『鬼武者 Way of the Sword』(PS5)の19,654本で、累計96,184本。ハード側ではNintendo Switch 2が28,341台で1位となり、累計6,293,814台に達しています。新型機が毎週数万台単位で売れている最中に、Switch用ソフトが週販首位を守り続けている。この並びは、いまの日本市場の過渡期らしさをよく表していると受け止めました。
海外版は53媒体平均82点。ただし任天堂は海外の販売本数を公表していない
海外では『Rhythm Heaven Groove』のタイトルで、日本と同じ2026年7月2日に世界同時発売されています。Nintendo Switch用ソフトで、Nintendo Switch 2の後方互換にも対応。レビュー集計サイトMetacriticのスコアは53媒体平均で82点と、シリーズの過去作を含めて最も高い評価を得ました。
ところが、海外で何本売れたのかを示す数字は出ていません。任天堂は個別タイトルの地域別販売本数を公表しておらず、Nintendo Lifeの記事も「当該地域(in the region)」、つまり日本国内の集計であることを明示したうえで100万本超を伝えています。英語圏のメディアが日本のチャートをここまで丁寧に追いかけるのは、海外ファンにとってもそこ以外に数字の手がかりがないからでしょう。評価は世界共通で出るのに、販売実績だけは日本経由でしか見えない。この非対称さは、素直に不便だと思います。
100万45本は「日本のパッケージ版だけ」の数字。世界での実力は次の決算まで見えない
今回の100万45本には、集計範囲に限界があります。国内・パッケージ版のみで、ダウンロード版と海外分は含まれません。実際の総販売本数がこれより多いことは確実ですが、どれくらい多いのかは任天堂の決算資料などが出るまで分からないままです。
そのうえで、はっきりしていることが2つあります。国内のパッケージ版だけで100万本を超えたこと。そして53媒体平均82点という、シリーズ最高のレビュー評価を得たこと。「リズム天国 売上」と検索したときに現時点でたどり着ける最も確かな数字が、この100万45本です。
次の節目は、任天堂の四半期決算でミリオンセラータイトルとして名前が挙がるかどうか。そこで初めて、ダウンロード版と海外分を含んだ世界規模の数字が見えることになります。2015年以来となる新作が本当にどこまで届いたのか、その答え合わせはもう少し先です。
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