2026年9月26日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
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【韓国】ILLIT、10月アンコール公演の座席表投稿にコメント1099件。日本語メディアは未報道

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【韓国】ILLIT、10月アンコール公演の座席表投稿にコメント1099件。日本語メディアは未報道

3行サマリー

  • ILLITのアンコール公演の座席表を貼った韓国コミュニティTheQooのスレッドに、9月24日時点でコメント1099件が集まった。
  • 公演は10月17日と18日、仁川のインスパイア・アリーナ。3月にソウルで始まった初の単独ツアー「PRESS START♥︎」のアンコールにあたる。
  • 同じツアーの日本公演は12月に千葉のららアリーナで予定されていると韓国メディアが報じている。メンバー5人のうちモカとイロハの2人は日本出身。

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TheQooの座席表スレッドにコメント1099件、同日のK-POP関連では最多

韓国のコミュニティサイトTheQooに9月24日、ILLITのアンコール公演の座席表を貼ったスレッドが立ち、コメント数は1099件に達しました。当編集部が同じ日にTheQooのHOT板を巡回して集計した範囲では、K-POP関連のスレッドとしてこれが最多でした。2番目に反応が多かったスレッドは480件で、倍以上の開きがあります。

スレッドに投稿されたのは座席図の画像1枚。本文らしい解説はほとんど付いていません。それでも1000件を超える書き込みが集まりました。画像1枚にこれだけの分量が動くのは、韓国のコミュニティでも日常的な光景ではありません。巡回しながら、反応量の偏り方が印象に残りました。

仁川インスパイア・アリーナ10月17・18日公演を複数の韓国メディアが報道

出典:아일릿 인스파 콘서트 좌석현황.jpg(TheQoo / 2026年9月24日)

出典:ILLITのアンコール公演日程に関する報道(Nate / 2026年7月27日)

아일릿 인스파 콘서트 좌석현황.jpg(ILLIT インスパ コンサート 座席状況.jpg)

公演そのものの事実関係は固まっています。「ILLIT LIVE ‘PRESS START♥︎’ ENCORE in KOREA」が10月17日と18日、仁川の永宗島にあるインスパイア・アリーナで開かれます。tenasia、xportsnews、Nateなど複数の韓国メディアが同じ日程を報じており、ここは確認済みの情報として扱えます。

1つ注意したいのは、これがILLITにとって初のソロコンサートではないという点です。2026年3月にソウルで幕を開けた初の単独ワールドツアー「PRESS START♥︎」があり、10月の2公演はそのアンコールに位置づけられます。ツアーを一巡したあとの追加公演という前提を外すと、座席表への反応の意味を読み違えます。

ミン・ヒジン氏の訴訟が9月に決着し、10月カムバックの予告と時期が重なった

座席表のスレッドが伸びた背景には、9月に入って動いたILLIT関連の出来事が2つあります。どちらも公演とは直接関係がありませんが、グループの名前が韓国のコミュニティで話題に上がりやすい状態を作りました。

1つは訴訟の決着です。ミン・ヒジン氏が「ILLITがNewJeansを模倣した」と主張した件をめぐる名誉毀損訴訟で、BELIFT LAB側のクリエイティブディレクターが控訴を断念し、ミン・ヒジン氏側の勝訴が確定したとイートゥデイやSPOTVニュースが報じています。さらに9月21日には、ミン・ヒジン氏の発言をめぐってNewJeansのメンバーと保護者が動揺したと時代日報が伝えました。ILLIT自身が起こした出来事ではないものの、デビュー以来この論争の一方の側に置かれ続けてきた経緯があります。

もう1つはカムバックの予告です。ILLIT公式が9月24日に秋夕(チュソク)の挨拶動画を公開し、10月のカムバックを予告したとNateが報じています。つまり同じ10月に、新譜のリリースとアンコール公演が並びます。座席表が貼られたのは、まさにこの予告が出た当日でした。

チケット販売状況そのものを報じた韓国主要紙は見つからない

ここが今回いちばん大事な点です。座席表をめぐる議論は「売れ残っているのではないか」という方向で語られていますが、その販売状況を記事にした韓国の主要芸能紙は、調べた範囲では見つかりませんでした。

当編集部はOSEN、Newsen、MyDaily、Xportsnews、スポーツ京郷を個別に検索しました。直近でヒットするのは過去公演の完売を伝える記事だけで、今回の座席状況を取り上げた記事はありません。現在この話が流れているのは、X上の個人投稿を英語圏のエンタメ系サイトやコミュニティ転載サイトが拾った経路です。

「総座席数に対して何席が売れた」という具体的な数字も出回っています。ただしその出所はX上の個人による集計1件で、チケット販売サイトの一次データでは確認できませんでした。数字として引用できる段階にないため、本記事では取り上げません。売れ残りの有無は、現時点では未確認の扱いになります。

測定できているのは1つだけ。座席表に1099件のコメントが付いたという反応量そのものです。その1099件が賞賛なのか懸念なのかを集計する手段はなく、コミュニティの個々の書き込みを事実の根拠に使うこともできません。だから本記事は「売れていない」とは書きません。「座席表に韓国で最大級の反応が集まり、それを主要紙がまだ記事にしていない」という状態を記録します。

12月の千葉公演と日本出身メンバー2人、日本のファンには前哨戦にあたる

この話は日本のファンにとって他人事ではありません。同じアンコールツアーには日本公演が組まれており、12月23日・24日・26日・27日に千葉のららアリーナで開催予定だとNateが報じています。韓国公演は日程上、その2カ月前に来ます。

ILLITは5人のうちモカとイロハの2人が日本出身で、日本のK-POPファンにとって距離の近いグループです。日本語での発信も多く、デビュー年から日本国内での露出が続いてきました。

そして現時点で、Kstyleやモデルプレス、Yahoo!ニュースを含む日本語メディアは、この座席表の件を報じていません。日本のファンが韓国公演の空気を知る手がかりは、いまのところ韓国のコミュニティを直接見るしかない状態です。12月の公演に向けてチケットの動きを気にしている人には、10月の2公演がそのまま判断材料になります。

1099件が測っているのは販売実績ではなく、ILLITへの関心の高さ

1099件のコメントが測っているのは、チケットが何枚売れたかではありません。ILLITという名前が韓国でいまだに強い反応を引き出す、という事実です。座席図という地味な画像1枚で1000件を超える書き込みが動くグループは、そう多くありません。

デビューから2年半、ILLITはNewJeansをめぐる論争の一方の当事者に据えられ続けてきました。その訴訟が9月に決着し、10月にはカムバックとアンコール公演が同じ月に並びます。注目が集まる条件が揃ったところに、座席表が投げ込まれた形です。

販売実績の答え合わせは、公演が終わる10月18日以降に韓国メディアの記事として出てきます。それまでは、コミュニティの反応量と、主要紙が沈黙しているという2つの事実だけが手元にあります。12月の千葉公演を待つ日本のファンにとっては、10月のその答え合わせが最初の目安になります。

記事冒頭の画像は公演会場となるインスパイア・アリーナの外観です。撮影:LittleT889 / Wikimedia Commons / CC BY 4.0。公演当日の様子を撮影したものではありません。

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編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。