【世界】カプコン監修のモンハンアウトランダーズ、米国のGoogle Play売上は1週間で159位から64位に。香港は3日連続1位

3行サマリー
- カプコン監修の『モンスターハンター アウトランダーズ』、米国のGoogle Playゲーム売上ランキングは10月31日の159位から11月4日に64位へ
- 香港は11月2日から3日続けて1位、シンガポールは2位、日本も4位まで上昇。観測した12地域すべてで順位が上がった
- 日本のApp Store売上ランキングでは11月2日に首位を取り、11月4日も1位を保っている
Seriesモンハンアウトランダーズ全4本
カプコン監修のスマホ向け新作『モンスターハンターアウトランダーズ』の配信と海外での受け止めを追う連載
- 2026/9/29【アメリカ】カプコンのモンハンアウトランダーズ、10月29日配信決定。海外Redditの告知スレは高評価率24%
- 2026/10/29【世界】カプコン監修のモンハンアウトランダーズ、App Store無料ゲームで日本など9地域1位。米国は3位、海外Redditはガチャ警戒
- 2026/10/31【世界】カプコン監修のモンハンアウトランダーズ、Google Play売上は香港2位・日本15位。米国は159位
- 2026/11/5【世界】カプコン監修のモンハンアウトランダーズ、米国のGoogle Play売上は1週間で159位から64位に。香港は3日連続1位(この記事)
モンハンアウトランダーズ、配信1週間でGoogle Play売上の順位が12地域すべてで上昇
10月29日に世界配信が始まったスマホ向け『モンスターハンター アウトランダーズ』は、配信から1週間のあいだにGoogle Playのゲーム売上ランキングで観測した12地域すべての順位を上げました。開発はテンセント傘下のTiMi Studio Groupで、カプコンが監修しています。
いちばん大きく動いたのは、出遅れていた欧米です。米国は配信3日目の159位から64位へ、フランスは175位から24位へ、ドイツは157位から74位まで来ました。配信3日目の記事で「1週間後にあらためて確認します」と書いた続きを、同じランキングで追っています。
香港は3日連続1位、米国は159位から64位。12地域の順位をたどる
Velleity Note編集部が毎日記録しているGoogle Playのゲーム売上ランキング(各国のトップセールス)から、モンハンアウトランダーズの順位を抜き出しました。日本・米国・欧州はLevel Infinite版、香港・台湾・東南アジア・韓国などはGarena版で、運営の違う2つのアプリをそれぞれの地域で数えています。
| 地域 | 10月30日 | 10月31日 | 11月4日 |
|---|---|---|---|
| 香港 | 11位 | 2位 | 1位 |
| シンガポール | 52位 | 11位 | 2位 |
| 日本 | 49位 | 15位 | 4位 |
| 台湾 | 66位 | 14位 | 5位 |
| インドネシア | 28位 | 14位 | 7位 |
| タイ | 41位 | 15位 | 9位 |
| 韓国 | 161位 | 48位 | 19位 |
| フランス | 175位 | 72位 | 24位 |
| ブラジル | 145位 | 78位 | 39位 |
| 米国 | 記録なし | 159位 | 64位 |
| ドイツ | 記録なし | 157位 | 74位 |
| 英国 | 記録なし | 記録なし | 103位 |
香港は11月2日・3日・4日と3日続けて1位でした。米国は11月1日に106位、2日に80位、3日に67位と、毎日少しずつ上がっています。英国は11月1日に初めて155位で記録に載り(それ以前は記録なし)、4日には103位まで上がりました。
日本はApp Storeで首位、韓国のコミュニティは「本物のモンハン」とガチャ警戒で割れる
出典:【App Store(11/4)】新作『モンスターハンターアウトランダーズ』が首位をキープ(gamebiz / 2026年11月4日)
出典:‘Monster Hunter Outlanders’ Early Impressions: Hunting Mechanics Pass, but Gacha and Overheating Draw Doubts(Inven Global / 2026年11月1日)
“it feels surprisingly like a real Monster Hunter game”(思った以上に本物のモンハンをしている感覚)
日本ではApp Storeのほうが先に頂点に届いています。gamebizによると、App Storeの売上ランキングで11月2日に首位を取り、11月4日も1位を保ちました。Google Playの4位と合わせると、日本は配信1週目から売上の上位に定着したと見てよさそうです。
韓国はGoogle Playで19位と、アジアの中では低めの位置にいます。韓国のゲームメディアInven Globalは、Inven・DC Inside・Arca Liveといった現地コミュニティの初期評価をまとめ、狩りの手触りは「本物のモンハンのよう」と受け止められる一方、ガチャを勧めるポップアップの多さや、端末の発熱・電池の減りへの不満も目立つと伝えています。配信時に最大400回分のガチャを無料で引ける点は好意的に受け取られていました。
アジアは3日で頂点、欧米は毎日じわじわ。配信直後の伸び方が地域で違った理由
アジアと欧米の差は、上がり方の速さにありました。香港・台湾・日本は配信3日目までに順位の大半を稼ぎ、その後は上位で横ばいに近い動きです。欧米は3日目の時点でまだ100位台にいて、そこから1日ごとに十数位ずつ上がっています。
この差は、ダウンロードと課金のあいだの時間差として表れていると受け止めました。米国では配信3日目にGoogle Playの無料ランキングで7位に入っていた一方、売上は159位でした。遊び始めた人の多さに課金が追いつくまでに数日かかり、その追い上げが毎日の順位に出ています。アジアは無料と売上の順位が最初からほぼ並んで上がったので、同じ追い上げが3日ほどで終わった形です。
運営が地域で分かれている点も見ておきたいところです。アジアの上位地域はGarena版、日本と欧米はLevel Infinite版で、配信3日目の時点では日本だけがLevel Infinite版の中で突出していました。1週間たって、同じLevel Infinite版の米国・フランス・ドイツが日本の後を追い始めています。
米国64位は「スマホのモンハン」が欧米で売上を作れるかの分かれ目
米国のGoogle Play売上で64位という位置は、ガチャ型のアクションRPGとしては小さくない一歩です。ナイアンティックの『モンスターハンターNow』は位置情報ゲームで、遊び方も客層も本作とは違います。配信3日目から1週間まで、米国の順位が一日も下がらずに上がり続けたことは、カプコンのIPが欧米でも課金の入り口になりうると示しました。
一方で、日本と香港の首位が続くかどうかは、新しいキャラクターの追加とガチャの間隔しだいです。韓国で出ている「後から強いキャラが出て差が開くのでは」という懸念は、日本のプレイヤーにもそのまま当てはまります。米国が50位の壁を越えるか、日本が上位に残るか。配信1か月の11月下旬に、もう一度同じランキングで確かめます。
