【世界】カプコン監修のモンハンアウトランダーズ、Google Play売上は香港2位・日本15位。米国は159位

3行サマリー
- 配信3日目の10月31日、Google Playのゲーム売上ランキングで香港2位。前日の11位から上がり、1位はバンダイナムコの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』
- 日本は前日の49位から15位へ。台湾・インドネシアは14位、タイは15位で、アジアが上位に並んだ
- 米国は159位、ドイツは157位。無料ランキングでは米国も7位まで来ているが、売上はまだ伸びていない
Seriesモンハンアウトランダーズ全3本
カプコン監修のスマホ向け新作『モンスターハンターアウトランダーズ』の配信と海外での受け止めを追う連載
- 2026/9/29【アメリカ】カプコンのモンハンアウトランダーズ、10月29日配信決定。海外Redditの告知スレは高評価率24%
- 2026/10/29【世界】カプコン監修のモンハンアウトランダーズ、App Store無料ゲームで日本など9地域1位。米国は3位、海外Redditはガチャ警戒
- 2026/10/31【世界】カプコン監修のモンハンアウトランダーズ、Google Play売上は香港2位・日本15位。米国は159位(この記事)
モンハンアウトランダーズ、配信3日目にGoogle Play売上で香港2位・日本15位
カプコンが監修するスマートフォン向けの『モンスターハンターアウトランダーズ』は、10月31日のGoogle Playのゲーム売上ランキングで、香港2位、日本15位に入りました。配信開始は10月29日で、数字は編集部が毎日集計している世界15カ国スマホゲームランキング定点観測のデータです。
前日の10月30日と比べると、どの地域でも順位が大きく上がっています。課金が本格的に動き出したのは配信2日目から3日目にかけてでした。配信初日のApp Storeの順位と海外Redditの反応は前回の記事でまとめています。
Google Play売上は10地域で上昇、香港11位→2位、日本49位→15位
Google Playのゲーム売上ランキングで、10月30日から31日にかけての順位の動きは次のとおりです。
- 香港:11位→2位
- 台湾:66位→14位
- インドネシア:28位→14位
- 日本:49位→15位
- タイ:41位→15位
- 韓国:161位→48位
- フランス:175位→72位
- ブラジル:145位→78位
- ドイツ:30日は集計範囲外→157位
- 米国:30日は集計範囲外→159位
香港で1位に立っていたのは『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』です。日本のタイトルが香港の売上1位と2位を占めたことになります。日本の売上ランキングの1〜3位は『ウマ娘 プリティーダービー』『勝利の女神:NIKKE』『Fate/Grand Order』で、アウトランダーズはその下の15位につけています。
無料ランキングは、売上より先に上位へ来ていました。10月31日は日本・台湾・香港が1位、タイが2位、韓国が5位、米国が7位、インドネシアとブラジルが8位、フランスが10位、ドイツが15位です。米国は配信初日の10月29日が140位で、2日で7位まで上がりました。
運営はテンセント系とGarenaの2系統、香港・タイ・ブラジルはGarena版
出典:Monster Hunter Outlanders(Level Infinite)(Google Play / 2026年10月31日確認)
出典:Monster Hunter Outlanders(Garena Online Private Limited)(Google Play / 2026年10月31日確認)
出典:Monster Hunter Outlanders: Garena or Level Infinite?(Pocket Gamer)
Google Playには、アウトランダーズが2つ並んでいます。テンセント傘下のLevel Infiniteが配信するアプリと、シンガポールのGarenaが配信するアプリです。ランキングに入っているアプリを見ると、日本・米国・フランス・ドイツはLevel Infinite版、香港・台湾・韓国・タイ・インドネシア・ブラジルはGarena版でした。
Pocket Gamerは、Garenaが受け持つ地域として東南アジアの各国、韓国、香港、中東・アフリカ、中南米を挙げています。ブラジルについては、現地メディアのOlhar Digitalが7月の時点でGarenaの配信を伝えていました。
A Garena anunciou oficialmente a chegada de Monster Hunter Outlanders ao Brasil.
(Garenaは『モンスターハンターアウトランダーズ』のブラジル上陸を正式に発表した。Olhar Digital / 2026年7月24日)
ストアの評価は、10月31日の時点でLevel Infinite版が5点満点の4.54(9,347件)、Garena版が4.77(27,132件、タイのストア表示)でした。件数でも点数でもGarena版が上回っています。
なぜ香港とタイで課金が先に動いたのか:Garenaの地盤と、ガチャへの慣れ
売上の上位に並んだ香港・台湾・タイ・インドネシアは、どれもGarenaが運営する地域です。Garenaは東南アジアで『Free Fire』などの基本無料ゲームを長く運営してきました。現地の決済手段や宣伝の仕組みを最初から持っている運営会社が配信したことが、立ち上がりの速さにつながったと私は見ています。
もう一つは、基本無料のガチャ型ゲームに課金する習慣の差です。香港の売上1位がジージェネだったように、アジアのスマホ市場では日本のIPのガチャゲームが売上の上位に入るのはよくあることです。モンハンという看板があれば、配信3日目で上位に入っても不思議ではありません。
欧米は事情が違います。米国では無料ランキング7位まで来ており、遊ぶ人は増えています。それでも売上は159位で、ダウンロードと課金の差が大きく開いています。前回の記事で見た海外Redditのガチャへの警戒が、そのまま財布の動きにも出ている形です。米国のApp Storeのレビュー欄には、武器の種類の少なさ(スラッシュアックスが無いこと)を不満に挙げる声もあります。
日本は売上15位、ウマ娘・NIKKE・FGOの下で配信3日目の位置
日本では、無料1位・売上15位という組み合わせになりました。売上の上位はウマ娘、NIKKE、FGOといった数年続いている定番タイトルで、配信3日目の新作が15位に入るのは早い立ち上がりです。
ただ、アジアのGarena地域と比べると、日本の売上の伸びはやや控えめです。台湾・インドネシアの14位とほぼ同じ位置で、香港の2位には届いていません。日本には本家の『モンスターハンターワイルズ』を遊んでいるファンが多く、スマホ版にどこまでお金を使うかは、まだ様子見の段階だと私は見ています。
次の焦点は初週末、米国の売上が100位以内に入るか
配信3日目の時点で、アウトランダーズはアジアで遊ばれ、アジアで課金されています。欧米はダウンロードが先に進み、課金はまだ追いついていません。初めての週末を越えたあとに、米国の売上が100位以内に入ってくるかどうかで、欧米のファンの警戒が解けるかが見えてきます。個人的には、香港でジージェネとモンハンが売上1位・2位に並んだことが印象に残りました。編集部では、1週間後の順位をあらためて確認します。
