【インド】KRAFTONのBGMI国際大会、招待国はインド・韓国・日本の3カ国だけ。日本から5チームがムンバイへ

3行サマリー
- KRAFTONインディアがBGMI初の国際大会「BMIC 2026」を発表した。招待国はインド・韓国・日本の3カ国だけで、日本からは5チームが出場する。
- 会期は10月30日から11月1日、会場はムンバイのSVP屋内競技場(The Dome)。インド6・韓国5・日本5の計16チームが賞金1000万ルピー(約1700万円)を争う。
- 日本のモバイルFPS競技は国内では目立たない存在だが、KRAFTONは韓国と並ぶアジア屈指の実力として日本勢を招いた。
KRAFTONのBGMI初の国際大会、招くのはインド・韓国・日本の3カ国だけ
韓国のKRAFTONのインド法人が7月21日、対戦シューティング「BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA(BGMI)」で初めての本格的な国際大会「BGMI International Cup(BMIC)2026」を発表した。BGMIはインド専用に作られたPUBG MOBILEの姉妹版で、これまでの大会はインド国内チームだけの争いだった。今回はそこに海外勢が加わる。ただし招かれた国はたった3つ、インド・韓国・日本だけだ。出場枠はインド6、韓国5、日本5の計16チーム。世界中の強豪を集めるのではなく、あえて近隣のアジア3カ国に絞ったのがこの大会の性格をよく表している。
gogi.in「韓国と日本はアジアで最も規律あるモバイルeスポーツ」
元ネタ:BGMI International Cup 2026: Korea and Japan’s Best Teams Are Coming to Mumbai for a 1 Crore Showdown(gogi.in / 2026年7月21日)
Both countries run some of the most technically disciplined mobile esports scenes in Asia, and BMIC is the first time their squads will compete on Indian soil in this format.(両国はアジアでも指折りの、技術的に規律あるモバイルeスポーツの土壌を持つ。両国のチームがインドの地でこの形式で戦うのは、今回が初めてだ)
インドのゲームメディアは、韓国と日本が呼ばれた理由をこう説明する。人気投票でもなければ市場の大きさでもなく、モバイルeスポーツの「うまさ」で選ばれた3カ国だ、という位置づけだ。日本がその一角に入っている点を、日本の読者ほど意外に感じるかもしれない。
10月30日にムンバイで開幕、賞金1000万ルピーを16チームが奪い合う
BMICの決勝大会は10月30日から11月1日まで、ムンバイのSVP(サルダール・ヴァッラブバーイー・パテール)屋内競技場「The Dome」で3日間かけて行われる。賞金総額は1000万ルピー、日本円でおよそ1700万円だ。KRAFTONインディアはこれに先立ち、9月22日から10月18日まで国内48チームによる選抜大会「BGMI Showdown(BMSD)」も開く。こちらも賞金1000万ルピーで、2大会あわせて2000万ルピー(約3400万円)をこのシーズンの後半に投じる。KRAFTONインディアでeスポーツ部門を統括するカラン・パタック氏は、狙いを「毎シーズンを前より大きくすること。規模だけでなく競技の質でも」と語っている。国内リーグで勝ち上がったインド勢が、海外の実力者と自国のファンの前で戦える初めての舞台になる。
日本のPUBG MOBILE勢、国内では細くてもアジア3強として招かれた
日本のプレイヤーにとって、この大会の見どころは賞金額よりも「日本が呼ばれた」という事実そのものだ。日本にもPUBG MOBILE JAPAN LEAGUE(PMJL)という公式リーグがあり、モバイルの対戦シューティングを本気で戦うプロチームは存在する。ただ国内のeスポーツ人気は格闘ゲームや『VALORANT』などに集まりがちで、モバイルFPSの競技シーンは決して主役ではない。その日本勢が、eスポーツ大国の韓国と同じ5枠でインドに招かれた。KRAFTON側が日本を「アジアで最も規律あるシーンのひとつ」と評価している以上、国内の地味さと海外からの評価にはずれがある。11月のムンバイで日本のチームがどこまで勝ち上がるかは、日本のモバイルeスポーツが海外でどう見られているのかを測る、わかりやすい物差しになる。
インド最大級のモバイル大会が、日本のeスポーツに新しい舞台を開いた
BMICは「日本のゲームが海外でウケた」という話ではない。使われるゲームは韓国発、主役はインドの1億人規模のプレイヤー層だ。それでも、招待国を3つに絞る中で日本が選ばれた意味は小さくない。国内で注目されにくいモバイルFPSのプロたちに、海外の大舞台と賞金、そして「アジア3強」という肩書きが用意された。日本のeスポーツの強みが、国内の人気ランキングとは別のところで評価されている。その具体例として、11月のムンバイは見ておく価値がある。
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