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【中国】アジア大会のLoL不参加が確定。名古屋へは自国ゲーム4種目・23人だけ派遣、韓国の金メダル2連覇がほぼ確実に

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/02
最終更新 2026/07/02
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【中国】アジア大会のLoL不参加が確定。名古屋へは自国ゲーム4種目・23人だけ派遣、韓国の金メダル2連覇がほぼ確実に

3行サマリー

  • 中国が9月の愛知・名古屋アジア大会でLoLに不参加。派遣は自国企業タイトル4種目・23選手のみと国家体育総局が発表
  • LoL本戦は前回の15カ国から8カ国に半減。韓国・台湾に加え、6月の予選をベトナムや香港など6カ国が突破
  • 韓国はFakerを含む6人で金メダル2連覇に挑む。兵役免除がかかる韓国コミュニティは「最大のライバル消滅」と沸く

中国、名古屋アジア大会のLoLに出ない。派遣は自国企業タイトル4種目・23人まで絞り込み

中国が、2026年9月開幕の愛知・名古屋アジア大会のeスポーツで、看板種目のLeague of Legends(LoL)に代表を送らないことが確定しました。国家体育総局情報センターの発表によると、中国の派遣は「Honor of Kings」「PUBG MOBILE」「Identity V(第五人格)」「NARAKA: BLADEPOINT」の4種目・23選手だけ。この4タイトルはすべてテンセントかNetEase、つまり中国企業のゲームです。LoLの中国代表は2018年ジャカルタ大会の初代王者。その国が、宿敵の韓国と戦わないまま名古屋の舞台を降りることになりました。

SBS単独報道:国家体育総局の声明で「4種目23人」が確定、1か月続いた噂が事実になった

元ネタ[単独] 中国、アジア大会LoL不参加確定…eスポーツ4種目23人派遣(SBSニュース / 2026年6月17日)

中国の新華社通信など現地メディアは、国家体育総局情報センターが発表した声明を引用し「愛知・名古屋アジア大会に出るeスポーツ代表チームとして4種目・23人の選手が選抜された」と伝えた。(韓国語原文の日本語訳)

杭州では韓国に敗れて銅。今回は鉄拳もストリートファイター6も、日本IPの種目を全部回避した

兆候は5月29日からありました。アジアオリンピック評議会(OCA)が公表したLoLの出場国・予選参加国リストに中国の名前がなく、この日からeスポーツ業界で不参加説が流れ始めます。前例のない事態にWeiboの競技シーン界隈は騒然となり、6月に国家体育総局が4種目23人を確定発表したことで噂は事実になりました。

中国のLoL代表は、2023年開催の杭州大会で準決勝までは勝ち上がったものの、Faker率いる韓国に敗れて3位決定戦へ。ベトナムを下して銅メダルは確保しましたが、自国開催での雪辱はなりませんでした。次こそ、の舞台が名古屋だったはずです。

不参加の公式な理由は説明されていません。ただ、出場する4種目がすべて自国企業タイトルで、鉄拳・ストリートファイター6・ポケモンユナイトなど日本がIPを持つ種目をすべて避けた選択には、はっきりした輪郭があります。中国のeスポーツ専門家はSBSに対し「LoLだけでなく日本が版権を持つ種目にも出ないことを考えると、最近こじれた中日関係が種目縮小に影響したのではないか」と話しています。Weiboでも対日関係説が最有力で、代表団の予算削減説がそれに続く構図です。

韓国コミュニティは「兵役免除のチャンス」と沸き、専門メディアは「2連覇に青信号」

この決定に一番反応したのは、当の中国ではなく韓国でした。アジア大会の金メダルは韓国では兵役免除の対象になり得るため、選手にとって人生がかかった大会です。韓国の掲示板には「中国不参加w 兵役免除を拾ったようなものだ」という露骨な喜びの書き込みが並び、専門メディアの京郷ゲームスは「韓国の2連覇挑戦に青信号」と報じました。

韓国代表はZeus・Canyon・Zeka・Faker・Gumayusi・Keriaの6人。T1とHanwha Life Esportsの現役トップ選手で固めた布陣で、杭州に続く2連覇を狙う顔ぶれです。Fakerが名古屋に来る経緯は別記事で書いたとおりですが、その最大の障害が消えたことになります。

開催国の日本もLoLに出ない。本戦は15カ国から8カ国へ、それでも名古屋の金の価値は残るか

もうひとつ見過ごせないのは、開催国の日本もLoLに代表を出さないことです。日本eスポーツ協会(JeSU)は2月、JOCから示された選手枠25人の制約を理由にLoLなど4タイトルを選考対象外とし、「苦渋の判断」と説明しました。開催国がLoLに出ないのはアジア大会史上初めてで、プロ選手のEviさんが「なんでなんだろ 理由知りたいですよね」とXに書くなど、国内シーンには今も納得しきれない空気が残っています。

6月14日にクアラルンプールの予選が終わり、本戦の顔ぶれは韓国・台湾・ベトナム・香港・サウジアラビア・インド・UAE・マレーシアの8カ国に確定しました。前回15カ国からほぼ半減です。世界のLoLを引っ張ってきた中国が不在、開催国も不在、優勝候補は事実上韓国一択。9月23日からAichi Sky Expoで始まる名古屋のLoLは、Fakerの戴冠式になる公算が高い一方、この種目の華である「韓国対中国」の頂上決戦は見られません。チケットは6月30日に販売が始まっています。会場で観るなら、その意味も込みで観たい大会です。

関連:インドのスト6・鉄拳代表のように、中国が去った名古屋を新興国が押し上げる構図も生まれつつあります。

編集部
Velleity Note 編集部
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