📊 3行サマリー
- 韓国発のウェブトゥーン『エレキシード』が2026年にTVアニメ化。原作は世界10言語に広がり、累計14.2億回読まれている
- 制作は『THE FIRST SLAM DUNK』のダンデライオンアニメーションスタジオ。監督は『ハニーレモンソーダ』の錦織博、シリーズ構成は『僕のヒーローアカデミア』の黒田洋介
- 日本では2020年からLINEマンガで連載中。韓国で生まれた作品を日本のトップ人材が映像化する流れの、わかりやすい代表例になる
📝 韓国ウェブトゥーン『エレキシード』が2026年にアニメ化。日本の一線級スタッフが顔をそろえた
韓国発のウェブトゥーン『エレキシード(ELECEED)』が、2026年にテレビアニメになる。原作はストーリー担当のSJHと、作画担当のZHENAのコンビ。最弱クラスの青年・風早勇羽と、不意打ちで重傷を負って猫の姿に変身した最強の覚醒者カイドが、ひょんなことから手を組むバトルアクションだ。2018年10月の連載開始から世界10言語へ広がり、累計閲覧数は14.2億回(2025年6月時点)を超えている。
今回いちばん目を引くのは、原作の人気そのものよりも制作体制のほうだ。監督・シリーズ構成・キャラクターデザインを、日本の有名どころが固めている。韓国原作のアニメで、ここまで日本のトップスタッフが並ぶケースはそう多くない。
📰 クランクイン報道:LINEマンガ連載の人気作、原作者は『Noblesse』のSJH
元ネタ:韓国発webtoon『エレキシード』26年アニメ化&ティザーPV解禁(クランクイン! / 2025年7月1日)。アニメ化の発表にあわせて、原作のSJHと作画のZHENAから祝福のコメントとイラストが届いている。
これまで頑張ってきた『エレキシード』がアニメ化され、放送・配信されるというニュースをお伝えできるのは夢のようです。これはすべて『エレキシード』を愛し、応援してくださった読者の皆さんのおかげです。(原作・SJH)
SJHは『Noblesse(ノブレス)』の原作者でもある。同作は2020年にProduction I.Gがアニメ化しており、今回が韓国ウェブトゥーン作家として2作目のアニメ化となる。
🔥 『スラムダンク』のスタジオに『ヒロアカ』の黒田洋介。日本の実力派が集まった理由
制作を手掛けるのはダンデライオンアニメーションスタジオ。『THE FIRST SLAM DUNK』や、第97回アカデミー賞・短編アニメーション部門にノミネートされた『あめだま(Magic Candies)』を作ったスタジオだ。監督は『劇場版アイドリッシュセブン』『ハニーレモンソーダ』の錦織博、シリーズ構成・脚本は『僕のヒーローアカデミア』シリーズの黒田洋介、キャラクターデザインは『グリッドマン ユニバース』の佐倉みなみが担当する。
これだけの顔ぶれが韓国原作に集まる背景には、ウェブトゥーンが世界規模で伸び、アニメの原作供給源として無視できなくなった事情がある。縦読みで描かれた韓国の人気作を、日本のアニメ制作力で映像化する。この組み合わせはここ数年で目立って増えてきた。エレキシードは、その流れを象徴する作品といっていい。
🇯🇵 日本のアニメ産業にとっての意味。声優や配信時期は7月のAnime Expoで判明か
エレキシードは日本でも2020年10月からLINEマンガで連載されており、国内にもすでにファンがいる。韓国ウェブトゥーンを日本のスタジオが映像化する例は、『俺だけレベルアップな件』(A-1 Pictures)や『神之塔』など先行作が当たっており、日本のアニメ業界にとっては新しい原作プールとして定着しつつある。海外配信を前提にしたビジネスという意味でも、エレキシードの成否は次に続く作品の参考になる。
一方で、配信や放送の正確な時期、声優陣はまだ発表されていない。アニメ化が発表された2025年のAnime Expoでは、7月6日にダンデライオン代表の西川和宏が制作秘話を披露した。2026年放送に向けて、7月初めに米ロサンゼルスで開かれるAnime Expoでの続報を待つファンの声が出ている。339話を超える長尺の原作をどう再構成するかは、これから問われる課題だ。
🏁 韓国原作×日本アニメ、エレキシードが占う次の鉱脈
14.2億回という数字は、原作にすでに巨大なファンベースがあることを示している。そこへ『スラムダンク』のスタジオと『ヒロアカ』の脚本家という日本の実力派が乗る。韓国で生まれた物語を日本の制作力で世界に届ける。この分業がどこまで通用するかを、エレキシードが測ることになる。声優と配信時期がそろえば、2026年のアニメ勢力図を動かす一作になるかもしれない。
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