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【韓国】ALPHA DRIVE ONE キム・ゴヌが事務所を提訴。横浜公演も欠場した自粛から半年、チーム復帰を求める

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
公開
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3行サマリー

  • ALPHA DRIVE ONEのキム・ゴヌが、所属事務所WAKEONEを相手に専属契約の効力と地位の確認を求める訴えを起こしたと、10月25日に韓国の複数紙が報じました。
  • キム・ゴヌは4月8日から活動を自粛しており、グループは6月の横浜ぴあアリーナMM3公演を含むファンコンツアーを7人で回っています。
  • TheQooのHOT掲示板では報道スレッドのコメントが238件に達し、Xでは事務所に今後の方針の公開を求めるハッシュタグが広がっています。

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キム・ゴヌ、WAKEONEに「専属契約の効力と地位の確認」を求めて提訴

BOYS II PLANET出身の8人組ALPHA DRIVE ONEのメンバー、キム・ゴヌ(김건우)が、所属事務所WAKEONE(CJ ENM系)を相手取って訴訟を起こしました。日刊スポーツによると、訴えの中身は「専属契約の効力および地位の確認」です。

マイデイリーは10月25日朝の単独記事で、活動を中断しているキム・ゴヌ側がチームへの復帰を望んでいると伝えました。同紙によれば、本人側は事務所に何度も意向を伝えたものの望む措置が取られず、提訴に至ったとされています。提訴した日付と裁判所は、両紙とも明らかにしていません。

WAKEONE側は両紙の取材に「法的手続きが進行中の事案」とだけ答え、具体的な説明は控えています。

マイデイリーの単独報道、日刊スポーツとスターニュースが同日に追随

出典:[단독]알파드라이브원 김건우, 웨이크원 상대로 소송(マイデイリー / 2026年10月25日)

出典:알파드라이브원 김건우, 소속사 상대로 전속계약 효력·지위 확인 소 제기(日刊スポーツ / 2026年10月25日)

현재 관련 법적 절차가 진행 중인 사안으로 구체적인 내용에 대해서는 말씀드리기 어려운 점 양해 부탁드린다.(現在、関連する法的手続きが進行中の事案のため、具体的な内容についてはお話しできないことをご理解ください)

スターニュースも同日、「チーム復帰を望む」という本人側の立場を見出しに取って報じています。

4月の自粛発表から約半年、グループは7人体制のまま横浜公演も終えた

今回の訴えは、4月から続く「戻る時期が示されないままの自粛」に本人側が区切りを求めた形です。発端は、デビュー前のコンテンツ撮影中に、マイクが入っていると気づかないまま撮影スタッフへの不満を不適切な言葉で口にした場面でした。

WAKEONEは2026年4月8日、発言があったことを認めたうえで「特定の人を非難したものではなく独り言だった」と説明し、ほかに出回っていた疑惑は事実ではないとしました。キム・ゴヌ本人は自筆の手紙で謝罪し、準備中の活動とファンコンサートから外れています(エクスポーツニュース)。脱退は発表されていません。

ではなぜ、いま訴訟なのか。グループは1月12日にミニアルバム『EUPHORIA』でデビューし、日刊スポーツによれば地上波3局(KBS・MBC・SBS)の音楽番組すべてで1位を取りました。その勢いのまま、自粛後のファンコンツアーは仁川・横浜・香港と7人で続いています(スポーツ京郷)。8人目の席が空いたまま日程だけが進み、事務所からは復帰についての説明が出ない。訴えの名目が「地位の確認」なのは、メンバーとしての立場そのものが宙に浮いているという本人側の認識を表しています。

TheQooでコメント238件、Xでは「事務所は説明を」と「本人の責任が先」に割れる

韓国の大手コミュニティTheQooでは、マイデイリーの記事を引いたスレッドが10月25日朝にHOT掲示板へ上がり、閲覧3万1,529回、コメント238件に達しました(同日午前、編集部確認)。編集部が確認した範囲では、同じ時間帯のTheQoo HOTでK-POPの話題として最もコメントが多いスレッドでした。

Xでは報道を共有した韓国語の投稿が2,600回以上リポストされ、表示は25万回を超えました。反応ははっきり二つに分かれています。

  • ファンの間では「#웨이크원_김건우_향후활동계획_공개해(WAKEONEはキム・ゴヌの今後の活動計画を公開せよ)」というハッシュタグが広がっています。ファンクラブ会員の更新を前に、本人の現状と今後の方針を明らかにしてほしいという要求で、WAKEONEとCJ ENMの公式アカウントに宛てて同じ文面が繰り返し投稿されています。
  • 英語圏のファンからは「半年も放置した事務所の対応こそ問題だ」と、キム・ゴヌを支持する声が目立ちます。
  • 一方で韓国語の投稿には「訴えられるべきは事務所ではなく本人ではないか」「暴言の件で周囲に迷惑をかけたのに、なぜ事務所を訴えるのか」と、提訴そのものに冷ややかな見方も少なくありません。

スターニュースの公式Xは「暴言論争」を見出しの頭に置いてこの件を伝えており、韓国メディアの扱いも半年前の騒動と切り離していません。支持する側も批判する側も、4月の件と今回の訴えを一続きの話として語っている点が印象に残りました。

横浜で2.5万席を埋めた日本のファンにも、8人での再始動は見えていない

日本のファンにとって、この訴訟は他人事ではありません。ALPHA DRIVE ONEは日本での正式デビュー前にもかかわらず、6月26〜28日の横浜ぴあアリーナMM3公演で約2万5,000席を完売させたと報じられています(スポーツ京郷)。その舞台に立ったのは7人でした。

編集部が確認した範囲では、10月25日時点で日本語の主要K-POPメディアはこの提訴をまだ伝えていません。韓国で起きているのは、復帰の可否をめぐる議論が事務所の内部から法廷へ移ったという変化です。日本のファンが次に8人のALPHA DRIVE ONEを見られるかどうかは、事務所が今後の方針を説明するか、裁判所の判断が出るまで決まりません。

デビューから9カ月半、キム・ゴヌの復帰の判断は事務所から裁判所に移った

キム・ゴヌの提訴で、ALPHA DRIVE ONEの「8人目」をめぐる問題は、事務所の判断を待つ段階から、法的に争う段階に入りました。WAKEONEは手続き中を理由に説明を控え、ファンは会員更新を前に情報の公開を求めています。デビューして1年もたたない新人グループにとって、メンバーの地位を法廷で争う状況は重い出来事です。WAKEONEがどの時点で、どんな説明を出すのか。日本のファンにとっても、そこが次の焦点になりそうですね。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。