【世界15カ国】ネクソンの『マビノギモバイル』日本版、App Storeの無料ゲームで3日間1位。Google Playの無料ランキングは200位圏外で台湾・香港と違う出足

3行サマリー
- ネクソンの『マビノギモバイル』日本版は、App Storeの無料ゲームランキングで10月6日・8日・9日の3日間1位を記録し、10月11日は6位でした
- Google Playの売上ランキングは10月8日の121位から11日の42位まで4日続けて上がった一方、無料ランキングでは200位以内に一度も入っていません
- 7月22日に先行した香港では、Google Playの無料ランキングで13日間1位が続いており、日本の立ち上がりは台湾・香港と違う形になっています
Seriesネクソン『マビノギモバイル』の海外展開全2本
ネクソンのマビノギモバイルが台湾・香港・日本へ広がる過程を追う連載
- 2026/7/21【韓国】ネクソン『マビノギモバイル』、初の海外展開は7月22日の台湾・香港・マカオ。原作22年の日本は10〜12月で最後に
- 2026/10/12【世界15カ国】ネクソンの『マビノギモバイル』日本版、App Storeの無料ゲームで3日間1位。Google Playの無料ランキングは200位圏外で台湾・香港と違う出足(この記事)
マビノギモバイル日本版、App Storeの無料ゲームで3日間1位。開始5日目は6位
ネクソンの『マビノギモバイル』は10月7日に日本で正式サービスを始め、App Storeの無料ゲームランキングでは開始前日の10月6日から1位に入りました。当編集部が15の国と地域で毎日記録しているストアランキングでは、1位だったのは10月6日、8日、9日の3日間です。10月7日はこのチャートの取得そのものが欠けているため、順位は分かりません。その後は10月10日に3位、11日に6位と下がっています。
Google Playでは動きがはっきり分かれました。売上ランキングは10月8日に121位で初めて200位以内に入り、9日72位、10日51位、11日42位と4日続けて順位を上げています。一方、無料ランキングでは10月7日から11日まで、200位以内に一度も入っていません。
同じゲームは7月22日に台湾・香港・マカオで先にサービスを始めています。日本、台湾、香港と、2025年に配信が始まった韓国の4つを、チャートごとに並べると次のとおりです(最新取得日は2026年10月11日)。
| 国・地域(開始日) | App Store無料ゲーム:1位だった日数/最新日の順位 | Google Play無料:1位だった日数/最新日の順位 | Google Play売上:最高位/最新日の順位 |
|---|---|---|---|
| 日本(2026年10月7日) | 3日/6位 | 0日/圏外(200位以内に記録なし) | 42位/42位 |
| 台湾(2026年7月22日) | 2日/圏外(8月21日の24位が最後) | 2日/108位 | 3位/12位 |
| 香港(2026年7月22日) | 7日/圏外(8月17日の25位が最後) | 13日/182位 | 1位(7月28日の1日)/12位 |
| 韓国(2025年3月27日) | 圏外 | 圏外 | 14位(7月15日以降の記録)/44位 |
「圏外」は取得範囲より下という意味で、配信されていないという意味ではありません。残る11カ国では、7月15日以降このゲームの順位は記録されていません。
15の国と地域のストア順位を毎日1回、同じ時刻に記録しています
この記事の順位はすべて、Velleity Noteが自分で取得して保存しているデータです。他社の記事から引いた数字ではありません。同じストアを見れば、誰でも同じ順位を確かめられます。
- 何を:日本・韓国・アメリカ・台湾・香港・中国・ドイツ・フランス・イギリス・ブラジル・インド・サウジアラビア・シンガポール・インドネシア・タイの15の国と地域。Google Playの無料ランキングと売上ランキング、App Storeの無料ゲームランキングの3種類
- どこから:App StoreとGoogle Playが公開しているランキング
- いつ:日本時間の昼過ぎに毎日1回取得し、その時点の順位を1日1件として保存
- どこまで:Google Playは各200位まで、App Storeの無料ゲームは25位まで
- 限界:1日1回なので日中の上下は取れません。取得範囲より下は「圏外」で、未配信とは区別しています。中国にはGoogle Playがないため、中国はApp Storeだけの観測です
Google Playの無料ランキングはゲーム以外のアプリも含む総合順位で、App Storeの無料ゲームランキングとは母数が違います。2つのストアの順位を同じ物差しとしては比べられない点に注意してください。観測の対象と過去の推移は定点観測ページにまとめています。
開始5日目で比べると、香港はまだ1位、日本はGoogle Playの無料ランキング圏外
サービス開始から5日目の順位を並べると、日本の立ち上がりは台湾・香港よりも早く落ち着いています。日本の5日目は10月11日、台湾・香港の5日目は7月26日です。
- App Store無料ゲーム:日本6位、台湾3位、香港1位
- Google Play無料:日本は圏外、台湾1位、香港1位
- Google Play売上:日本42位、台湾7位、香港6位
香港ではGoogle Playの無料ランキングで7月23日から8月5日まで13日間1位が続き、7月28日には売上ランキングでも1日だけ1位になりました。台湾は無料ランキングの1位が2日間で、売上の最高位は3位です。日本はApp Storeの1位こそ取ったものの、Google Playの無料ランキングでは一度も200位以内に入っていません。今回比べた4つの国・地域のなかで、いちばん大きな違いはここでした。
似ている点もあります。3つの国・地域とも、App Storeでは正式開始の前日にあたる日にすでに1位でした。日本は10月6日、台湾と香港は7月21日です。事前ダウンロードで開始前から順位が上がる形は、日本だけの現象ではありませんでした。
事前登録35万人、App Storeでは開始前から1位。売上は開始後に上がっていった
日本版は9月17日に東京ゲームショウ2026で開始日が発表され、10月7日にiOS、Android、PC(Windows)で正式サービスが始まりました。モバイルとPCのクロスプレイに対応し、基本プレイは無料です。開発はdevCATです。
ファミ通は、事前登録者が35万人を超え、事前ダウンロードの段階でApp Storeのランキング1位に入ったと報じています。当編集部の記録でも、App Storeの無料ゲームランキングでは正式開始前日の10月6日に1位でした。事前登録をした人がまとめてダウンロードすると、ダウンロード数を反映する無料ランキングは開始直後に最も高くなり、その後は下がっていきます。日本で6日から9日に1位、11日に6位という流れは、この形に沿っています。
売上ランキングが遅れて上がってくるのは、遊び始めた人が課金するまでに数日かかるためです。Google Playの売上が121位から42位へ4日続けて上がっているのは、日本版への課金額が、ほかのゲームと比べて日を追って伸びているということです。台湾・香港でも、売上ランキングは開始翌日の7月23日に台湾30位、香港22位から始まり、5日目には7位前後まで上がりました。
ネクソンは開始に合わせて、公式Xのリポストで毎日100名にAmazonギフトカードが当たるキャンペーン(10月7日から14日まで)や、7日間のログインボーナスを用意しています。開始後のダウンロード数や、「ランキング1位記念」の発表は、10月12日時点で見当たりませんでした。
出典:『マビノギモバイル』正式サービス開始の記事(ファミ通 / 2026年10月7日)
出典:『マビノギモバイル』日本版の正式サービス開始(GAME Watch / 2026年10月7日)
出典:《瑪奇 Mobile》台湾でのサービス開始(4Gamers / 台湾)
出典:マビノギモバイル公式サイト(ネクソン)
日本版は無料ランキングが下がる一方、Google Playの売上順位は4日続けて上昇。2週目の売上が分かれ目に
日本版の最初の5日間は、ダウンロード数を表す無料ランキングでは台湾・香港ほど伸びず、売上ランキングでは毎日順位を上げる形でした。Google Playの無料ランキングで200位以内に入らなかったのは、先行した台湾・香港にはなかった動きです。ただ、売上は42位まで上がっていて、お金を払ってでも遊びたい人は確実にいます。個人的には、App Storeで1位を取ったのにGoogle Playの無料ランキングにまったく顔を出さない、という差がいちばん意外でした。
韓国版は2025年3月の開始から1年半がたった今も、Google Playの売上ランキングで40位台にいます。台湾と香港は開始から2カ月半たった10月11日も、どちらも売上12位を保っています。日本版が同じように長く遊ばれるかどうかは、売上の順位が40位前後で止まるのか、さらに上がるのかで見えてきます。当編集部は日本版の順位を引き続き毎日記録し、2週目以降の動きを追います。
台湾・香港での先行開始と、日本版が最後になると伝わった経緯は、7月の記事「ネクソン『マビノギモバイル』、初の海外展開は7月22日の台湾・香港・マカオ」で書いています。
