【韓国】&TEAMがミュージックバンクで1位。総合得点8,458点のうちデジタル音源は16点

3行サマリー
- &TEAMが9月18日放送のKBS2「ミュージックバンク」で総合8,458点を取り1位。内訳は音盤4,405点・放送回数2,027点・K-POPファン投票2,000点に対し、デジタル音源はわずか16点でした。
- 韓国2ndミニアルバム『Mark on Me』はハンテオチャートの初動週(9月7日〜13日)で135万7,357枚。自己最高を更新し、4作連続のミリオンセラーになりました。
- サークルチャート37週ではアルバムチャート1位(129万5,214枚)。一方でデジタルチャートとストリーミングチャートには&TEAMの名前がありません。
Series&TEAM『Mark on Me』全2本
日本発グループ&TEAMの韓国2ndミニアルバム『Mark on Me』が、韓国の音盤・音源・音楽番組でどう受け止められたかを追う連載。
- 2026/9/12【韓国】日本発の&TEAM、韓国盤アルバムが発売初日に122万枚。9月12日のメロンTOP100には1曲も入っていない
- 2026/9/21【韓国】&TEAMがミュージックバンクで1位。総合得点8,458点のうちデジタル音源は16点(この記事)
9月18日のミュージックバンクで『Mark on Me』が8,458点、2位のEVANに4,028点差をつけた
HYBE LABELS JAPANに所属する日本発のグループ&TEAMが、2026年9月18日に放送されたKBS2の音楽番組「ミュージックバンク」で1位を獲得しました。対象は韓国2ndミニアルバムのタイトル曲「Mark on Me」。総合得点は8,458点で、2位はEVANの「Death of Me」の4,430点でした。
&TEAMにとって、韓国の音楽番組での1位はこれで通算5回目になります。日本発のグループが韓国の地上波でトロフィーを重ねている、という言い方そのものはもう珍しくありません。
ただ、この8,458点は内訳まで開くと印象がかなり変わります。&TEAMが韓国のどこで強くて、どこにまだ届いていないのか。得点表がそれをほとんど言い切ってしまっている、というのが今回いちばん目を引いた点でした。
トップスターニュースとネイトが伝えた内訳は、音盤4,405点に対してデジタル音源16点
出典:앤팀(&TEAM), ‘Mark on Me’로 ‘뮤직뱅크’ 1위…’루네와 함께 받은 상’(トップスターニュース / 2026年9月18日)
出典:[공식]앤팀, 초동 135만 돌파..자체 최고 찍었다(スタニュース / 2026年9月15日)
15일 한터차트에 따르면, &TEAM의 한국 미니 2집 ‘Mark on Me’는 지난 8일 발매 이후 일주일 동안 총 135만 7357장 판매돼 주간 음반차트(집계기간 9월 7~13일) 1위에 올랐다.(15日のハンテオチャートによると、&TEAMの韓国ミニ2集『Mark on Me』は8日の発売から1週間で計135万7,357枚を売り上げ、週間音盤チャート[集計期間9月7〜13日]で1位になった)
ミュージックバンクの順位は、いくつかの項目の点数を足し合わせて決まります。今回の8,458点の内訳はこうでした。
- 音盤(CD販売):4,405点
- 放送回数:2,027点
- K-POPファン投票:2,000点
- デジタル音源:16点
- SNS:10点
デジタル音源の16点は、総合8,458点の0.19%にあたります。裏返せば、音盤・ファン投票・放送回数の3項目だけで99.6%。&TEAMは「韓国でたくさん聴かれて1位になった」のではなく、「CDを買う人とファン投票をする人の力で1位になった」ということになります。
これは&TEAM側の問題というより、番組の配点がそういう形をしている、という話でもあります。音盤とファン投票に厚く配分する限り、規模の大きいファンダムを持つグループが上に出る。韓国の音楽番組が長く抱えてきた構造で、そこに&TEAMがきれいに乗った、と受け止めました。
サークルチャート37週でアルバム1位129万枚、デジタル1位はイム・ヨンウン、ストリーミング1位はRESCENE
同じ形は、韓国の公式集計であるサークルチャート(Circle Chart)の2026年37週(9月6日〜12日)にも出ています。
アルバムチャートは&TEAMの『Mark on Me』が1位で129万5,214枚。リテールアルバムチャートでも10万7,451枚で1位でした。ところが同じ週のデジタルチャート1位はイム・ヨンウン(임영웅)の「또또」でサークル指数15,363,186、ストリーミングチャート1位はRESCENEの「LOVE ATTACK」で8週連続の1位。この2つのチャートに&TEAMの名前はありません。グローバルK-POPチャートの150位に載っているだけです。
当サイトでは発売直後の9月12日にも、同じところを自分で数えていました。発売初日にハンテオで122万4,524枚を積み上げた一方、メロンのTOP100には1曲も入らず、「Mark on Me」のいいね件数は1,266件でした。同じ日のメロン1位はRESCENE「LOVE ATTACK」が146,863件、5位はCORTIS「REDRED」が88,455件、9位はaespa「LEMONADE」が57,935件。並べると桁が2つ違います。
初日から1週間が過ぎ、音楽番組で1位を取ったあとも、&TEAMの韓国での位置は「音盤は最上位、音源は圏外」のまま動いていません。
日本のグループが韓国で勝っている場所は、ストリーミングではなく音盤とファンダム投票だった
「&TEAMって韓国で人気あるの?」という日本のファンの疑問に、この得点表はかなり具体的に答えてしまっています。
音盤とファン投票は、熱量の高いファンダムが人数と行動量でそのまま押し上げられる領域です。&TEAMは初動週で135万7,357枚を積み、前作の韓国1stミニ『Back to Life』(2025年10月)の初動122万2,022枚から約13万5,000枚上積みしました。ファンダムは縮むどころか、1年かけて着実に太くなっています。
反対に、デジタル音源とストリーミングは、ファンダムの外側にいる人がその曲を何回再生したかが素直に出る場所。ここに名前が見えないということは、韓国の一般層にはまだ届いていない、と読むのが自然です。
日本のアーティストが韓国で活動するとき、この形は何度も現れてきました。日本国内では音源とCDの両方で結果が出ていても、韓国市場では「買ってくれる固定層」と「なんとなく流している大衆層」がはっきり分かれていて、後者に入るには別の回路が要ります。&TEAMは前者を4作連続ミリオンというところまで積み上げたうえで、後者の入口に立っている段階です。個人的には、ここからのほうがずっと難しい勝負だと感じています。
&TEAMの次の指標は、135万枚を買った層の外にいる韓国の音源リスナーに届くかどうか
9月18日のミュージックバンク1位は、&TEAMにとって5回目の1位であり、ファンダムの規模が数字として証明された結果です。ここは割り引く必要がありません。
同時に、その1位を作った8,458点のうち音源が16点だったという事実も、同じ集計表が出したものです。片方だけを取り出して「韓国で大人気」と書いても、「実は売れていない」と書いても、どちらも正確ではありません。正確なのは、音盤とファンダムでは韓国のトップクラス、音源では圏外という二層の状態だけです。
次に見るべきは、38週以降のサークルチャートで&TEAMがデジタル部門に顔を出すかどうか、そしてメロンのTOP100に名前が入る日が来るかどうか。そこが動いたときが、&TEAMの韓国での立ち位置が本当に変わったときになります。
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