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アジア大会のLoLだけ日本語中継なし。10月2日の決勝は英語配信のみで、日本代表も出場しない

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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アジア大会のLoLだけ日本語中継なし。10月2日の決勝は英語配信のみで、日本代表も出場しない

3行サマリー

  • 日本eスポーツ協会が9月14日に発表した日本語中継は、TBSスポーツのYouTube公式チャンネルで9タイトル。League of Legendsはその一覧に入っていない
  • League of Legendsの決勝は10月2日の12時から20時、会場はAichi Sky Expo展示ホールD。日本語中継のスケジュール表は9月30日で終わっている
  • 日本はLeague of Legendsに代表を送らない。KAI-YOUによると、選手25名の枠に収めるため11種目13タイトルのうち4タイトルの派遣を2月6日に見送った

Series愛知・名古屋アジア大会のeスポーツ全2本

2026年の第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)のeスポーツ競技について、出場国・日程・日本からの観戦手段を追う連載です。

  1. 2026/6/3【韓国】Faker、3度目のアジア大会LoL代表で愛知・名古屋へ。旧T1ロスター4人集結で金メダル2連覇狙う
  2. 2026/9/20アジア大会のLoLだけ日本語中継なし。10月2日の決勝は英語配信のみで、日本代表も出場しない(この記事)

日本eスポーツ協会が発表した日本語中継は9タイトル。League of Legendsは対象外

一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)は2026年9月14日、第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)のeスポーツ競技について、TBSスポーツのYouTube公式チャンネルで日本国内向けの中継を行うと発表しました。対象として挙がっているのは、グランツーリスモ7、eFootball™、ぷよぷよeスポーツ、Street Fighter 6、鉄拳8、THE KING OF FIGHTERS XV、ポケモンユナイト、PUBG Mobile、Identity V 第五人格の9タイトルです。

この一覧にLeague of Legends(LoL)はありません。リリースの本文にも、添えられた配信スケジュール表にも、League of Legendsという文字は一度も出てきません。日本で開かれる大会なのに、世界で最も競技人口の多いタイトルのひとつだけが日本語で追えない。ここは正直、意外でした。

JESU公式リリース:日本語配信がない種目は「アジアオリンピック評議会の公式サイトで英語のグローバル配信」

出典第20回アジア競技大会 eスポーツ競技 国内向け中継配信のお知らせ(一般社団法人日本eスポーツ協会 / 2026年9月14日)

出典第20回アジア競技大会 eスポーツ競技 競技日程(一般社団法人日本eスポーツ協会 / 2026年6月16日)

出典『LoL』日本代表、自国開催のアジア大会に出場せず eスポーツ協会の判断に波紋(KAI-YOU / 2026年2月13日)

TBSスポーツのYouTube公式チャンネルにて日本国内向けの配信がない種目に関しては、アジアオリンピック評議会(OCA)の公式サイトにて、各種目のグローバル配信(英語)が予定されていますので

日本語の中継がないタイトルは英語の配信で見てほしい、という案内が、主催する側から先に出ている形です。eスポーツメディアのFISTBUMPは、その配信先がアジアオリンピック評議会の運営するAsian Games TVだと伝えています。

日本語中継のスケジュール表は9月30日まで。League of Legendsの決勝10月2日は期間の外にある

JESUが6月16日に公表した競技日程によれば、League of Legendsの決勝は10月2日の12時から20時、会場はAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)の展示ホールDです。ところが、9月14日の中継リリースに載っている配信スケジュール表は9月22日から9月30日までしかありません。

League of Legendsが対象外なのは種目の一覧を見れば分かることですが、日付を突き合わせると、決勝当日はそもそも日本語中継そのものが動いていない日でした。FISTBUMPは9月14日の記事で、League of Legendsの日程を9月29日にグループA、9月30日にグループAとグループB、10月1日に準決勝、10月2日に決勝と表彰式と伝えています。ただし同じ記事にはグループBの試合スケジュールが公式サイトに見当たらないという注記もあり、公式に確定しているのは決勝の日時と会場までと考えたほうがよさそうです。

日本語中継がない理由は、日本がLeague of Legendsに代表を送らないから。25人の枠で4タイトルを断念した

中継がない背景は、2月の時点ですでに決まっていました。KAI-YOUが2月13日に報じたところによると、JESUは2月6日、アジアオリンピック評議会がメダル種目に選んだ11種目13タイトルのうち、League of Legends、Honor of Kings、Mobile Legends: Bang Bang、Naraka: Bladepointの4タイトルについて代表を派遣しないと発表しました。日本オリンピック委員会から示された派遣選手の総数は25名。JESUは「11種目13タイトルすべての競技に日本代表候補選手を派遣することは断念せざるを得ませんでした」と説明し、「苦渋の判断」という言葉を使っています。

ここで、日本語中継の対象になった9タイトルを、日本が代表を派遣する7種目9タイトルと並べてみてください。両者はぴたりと一致します。中継する、しないの線は、そのタイトルの人気でも競技のレベルでもなく、日本代表が出るかどうかで引かれている。League of Legendsは日本でも大きな視聴を集めてきたタイトルですが、その基準の外に落ちました。

当事者である選手からも疑問が出ています。日本人として初めて欧州リーグに挑戦したプロ選手のEviは、この決定について「なんでなんだろ 理由知りたいですよね」とコメントしたとKAI-YOUは伝えています。競技する側から出た短い一言ですが、事情を知らされていないもどかしさが伝わってきます。

韓国代表はFakerを含む6人。3度目のアジア競技大会出場になる

日本が出ない一方で、韓国は8月25日にソウル上岩洞のキューブコンベンションセンターで出征式を開きました。Korea Heraldによると、League of Legendsの韓国代表はZeus、Canyon、Zeka、Faker(イ・サンヒョク)、Gumayusi、Keriaの6人。ヘッドコーチはKang “Hirai” Dong-hoonが務めます。Fakerにとっては3度目のアジア競技大会で、会見では3回目の参加は光栄だと話しました。

出典Korea’s LoL team vows gold at Asian Games(Korea Herald / 2026年8月25日)

韓国代表の顔ぶれと狙いについては、【韓国】Faker、3度目のアジア大会LoL代表で愛知・名古屋へ。T1勢4人と金メダル2連覇狙うにまとめています。Fakerが愛知に来ること自体、日本のファンにとってはそう何度もない機会です。

10月2日の決勝を日本から見る方法は、英語のグローバル配信だけ

整理します。9月22日から9月30日まではTBSスポーツのYouTube公式チャンネルで9タイトルの日本語中継があり、League of Legendsはそこに含まれません。League of Legendsを見たい人は、アジアオリンピック評議会の英語のグローバル配信を使うことになります。10月2日の決勝も同じです。

自国開催の大会で、自国のファンが母国語の中継を持たないタイトルが出る。その直接の原因は中継の編成ではなく、25名という派遣枠と、それをどう配分するかという2月の判断にありました。メダルの可能性が高い種目に資源を寄せる考え方そのものは筋が通っています。ただ、自国開催は競技の裾野を広げる数少ない機会でもあって、代表が出ないタイトルを中継からも外すと、その機会ごと手放すことになります。派遣枠と中継の編成が連動してしまう設計は、見直す余地があると思います。

会場に足を運べば、日本語の実況がなくても試合そのものは見られます。それでも、画面の前にいる大多数の日本の視聴者にとっては、英語配信が唯一の入口です。

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

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