2026年9月18日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
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【韓国】BOYNEXTDOORの新コンセプトフォト、舞台は汚れた公衆トイレ。TheQooに1161コメントの賛否

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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3行サマリー

  • BOYNEXTDOORのリパッケージ『HOME: DELUXE』のコンセプトフォトは、荒野に立つ老朽化した公衆トイレが舞台だった
  • 9月15日に韓国の大型コミュニティTheQooに立ったスレッドは「閲覧注意」を意味するタグ付きで、1161コメント・閲覧99,625に達した
  • 日本語メディアの報道は9月8日のカムバックスケジューラー公開で止まっており、この賛否は日本語で読めない

SeriesBOYNEXTDOOR『HOME』全2本

BOYNEXTDOORの1stフルアルバム『HOME』とリパッケージ『HOME: DELUXE』をめぐる展開を追う連載。

  1. 2026/5/26【韓国】BOYNEXTDOOR、初フルアルバム『HOME』6/8発売。ZICO再タッグ、日本6公演含むワールドツアー
  2. 2026/9/16【韓国】BOYNEXTDOORの新コンセプトフォト、舞台は汚れた公衆トイレ。TheQooに1161コメントの賛否(この記事)

舞台は荒野の公衆トイレ、メンバーは口を覆いながら床を掃除している

BOYNEXTDOORが1stフルアルバム『HOME』のリパッケージ『HOME: DELUXE』に向けて公開したコンセプトフォトが、韓国のコミュニティで大きな賛否を呼んでいます。9月14日に出た「HAZE」バージョンの舞台は、荒野に取り残された老朽化した公衆トイレでした。床に散らばったゴミ、黒ずんだカビ、汚れた便器がそのまま写り込み、メンバーは口元を覆いながら床を掃除していたり、酩酊したように床に倒れ込んでいたりします。アイドルのコンセプトフォトとしては、清潔さも華やかさも意図的に投げ捨てた画面です。

K-POPのコンセプトフォトは、衣装とセットに予算をかけて「完成された虚構」を見せるのが基本形です。そこへ、においまで想像させる生活空間を持ち込んだ。この一点が、今回の反応の振れ幅を作りました。初めて画像を見たとき、私も一度スクロールの手が止まりました。

TheQooのスレッドは「閲覧注意」タグ付きで1161コメント、閲覧は99,625

反応が最も集中したのは、韓国の大型コミュニティTheQooの人気板に立った1本のスレッドです。タイトルには「비위주의」(胸のむかつき注意、日本語の「閲覧注意」に近い警告)というタグが、投稿者自身の手で付けられていました。このスレッドは1161コメント、閲覧99,625に達しています(2026年9月15日時点の実測)。英語圏でも、このコンセプトフォトへの反発を扱った記事がいくつか出ています。

出典Netizens Are Totally Grossed Out By BOYNEXTDOOR’s Unsanitary Concept Photos(Koreaboo / 2026年9月)

出典BOYNEXTDOOR Concept Photos Showing Dirty Bathroom Stalls Spark Massive Backlash(Shining Awards / 2026年9月)

[비위주의] 무슨 감성인지 모르겠는 남돌 컨셉포토
([閲覧注意] どういう感性なのか分からない男性アイドルのコンセプトフォト)

スレッドタイトルそのものが、今回の空気を要約しています。「不快だ」ではなく「どういう感性なのか分からない」。つまり批判の出発点は、嫌悪より先に困惑でした。

HAZE・OVERDRIVE・SPARKの3バージョンのうち、燃えたのはHAZEだけだった

報道によれば、今回のコンセプトフォトはHAZE・OVERDRIVE・SPARKの3バージョン構成で、9月14日から16日にかけて1日1種類ずつ公開されました。HAZEバージョンは個人カットとグループカットを合わせて40枚が一斉に出ています。翌日以降のOVERDRIVEバージョンは一転して暗色のシネマティックな画作りで、同じ弾のビジュアルとは思えないほど方向が違います。

ここが大事なところで、反発が集中したのは3バージョンのうちHAZEの1種類だけでした。グループのビジュアル全体が拒否されたわけではありません。デビュー以来のBOYNEXTDOORは「お隣にいそうな等身大の男の子」という売り方で支持を広げてきました。その路線から意図的に踏み外した1種類が、支持層の許容範囲を試す形になりました。

批判の中心は不潔感、擁護の根拠は「HAZE=意識が朦朧とした状態」という設計

コミュニティの反応は、大きく2つの立場に割れています。批判側は、カビや尿のにおいを連想させる画面をアイドルの宣伝物として出したこと自体への嫌悪を、かなり直接的な言葉で書いています。清潔感を前提に成立してきたジャンルの約束を破った、という受け止めですね。

擁護側は、コンセプト名のHAZE(かすみ、もうろう)に立ち返ります。泥酔して意識がぼやけた夜の情景を撮っているのだから、汚れた場所にいるのは設定どおりだ、という読み方です。荒れた姿のまま撮らせてほしい、という肯定の声も出ています。個々の投稿は匿名のため、ここでは個別の書き込みを事実の根拠にはせず、集合的な傾向として整理しました。コメント全体では、困惑と批判が多数派を占めています。

ただ、擁護側の読み方が成り立つのは「HAZE=もうろう」という前提を知っている人だけです。40枚の画像には、その前提を説明するものが何も添えられていません。設定を共有しないまま強い画を先に出せば、受け取る側の半分が困惑するのは避けられなかったはずです。賛否のどちらが正しいかという話ではなく、議論の争点が「似合う・似合わない」から「このグループはどこまで崩していいのか」に移ってしまった。そこに今回の重さがあります。

日本語メディアの報道は、9月8日のスケジューラー公開で止まっている

日本語で読めるBOYNEXTDOOR関連の記事を検索すると、2026年9月8日のカムバックスケジューラー公開までは報じられています。その先の、コンセプトフォトをめぐる賛否は記事になっていません(9月16日時点の検索結果より)。韓国のコミュニティで1161コメントが積み上がった出来事が、日本のファンにはほぼ届いていない状態です。

BOYNEXTDOORは日本でも活動しており、1stフルアルバム『HOME』の展開時には日本公演を含むワールドツアーが組まれていました(【韓国】BOYNEXTDOOR、初フルアルバム『HOME』6/8発売。ZICO再タッグ、日本6公演含むワールドツアー)。今回のリパッケージは、その『HOME』の続きにあたります。日本のファンが公式画像を目にしたとき、韓国で何が議論になっていたかを知らないまま受け取ることになる。この記事はその前提を埋めるためのものです。

9月28日発売の「ANIMAL」が、路線を踏み外した賭けの答えになる

報道ベースの情報では、『HOME: DELUXE』は2026年9月28日18時(韓国時間)に発売され、タイトル曲は「ANIMAL」、プロデュースにはZICOが再び関わっています。『HOME』本編と同じ座組で、ビジュアルだけが大きく振られた形です。

清潔なコンセプトフォトを出していれば、賛否も1161コメントも生まれませんでした。今回の反発は、事務所が意図的に取ったリスクの副産物です。等身大の男の子という看板を外しにいく判断が正解だったかどうかは、9月28日に出る「ANIMAL」の楽曲とミュージックビデオが引き受けます。コンセプトフォトの段階でここまで議論を起こせた以上、少なくとも無風のリパッケージにはなりませんでした。

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。