2026年9月18日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
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【アメリカ】YOASOBI、BlizzConのハーフタイムショーで5曲。日本語の報道は1本、英語圏は10媒体超

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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3行サマリー

  • YOASOBIがBlizzCon 2026(現地9月12〜13日・アナハイム)のハーフタイムショーで披露したのは「アイドル」「UNDEAD」「夜に駆ける」「怪物」「オリオン」の5曲だった。
  • この公演を記事にした英語圏のメディアはVariety、NME、GameSpot、UPIなど10媒体以上あるのに対し、日本語で内容まで書いた記事は4Gamer.netの1本にとどまる。
  • 同じ日に閉幕公演を務めたLE SSERAFIMは13曲を演奏し、新曲「Made My Night」はSpotifyのデイリー再生が104万回、iTunesで21カ国1位を記録している。

Seriesオーバーウォッチ BlizzCon 2026全3本

ブリザードのBlizzCon 2026とオーバーウォッチ・ワールドカップをめぐる音楽コラボと、現地・各言語圏での受け止めを追います。

  1. 2026/9/11【韓国】ブリザードのオーバーウォッチ、ルセラフィム新曲MVが10時間で160万回。BlizzCon最終日にはYOASOBIも出演する
  2. 2026/9/14【アメリカ】ブリザードのオーバーウォッチ世界大会、日本代表は3戦全敗。初のハーフタイムショーに呼ばれたのは日本のYOASOBI
  3. 2026/9/16【アメリカ】YOASOBI、BlizzConのハーフタイムショーで5曲。日本語の報道は1本、英語圏は10媒体超(この記事)

YOASOBIのセットリストは5曲、締めはオーバーウォッチ用に書き下ろした「オリオン」

BlizzConで初めて設けられたeスポーツのハーフタイムショーに日本のYOASOBIが立った件は、当編集部でも大会期間中にお伝えしました。公演後に確定したセットリストは5曲です。「アイドル」で始まり、「UNDEAD」「夜に駆ける」「怪物」と続き、最後が「オリオン」でした。

締めに置かれた「オリオン」は、オーバーウォッチとのコラボのために書き下ろされた曲です。原作はE・C・マイヤーズによる短編『The Fall of a Sparrow』で、キリコ・ゲンジ・ハンゾーが軸になっています。アニメーションMVはA-1 Picturesと異次元トウキョウが手がけ、9月14日にはPSYQUIによるリミックスも公開されました。5曲のうち4曲が日本のアニメ主題歌・代表曲で、最後の1曲だけがこの大会のために存在する曲という構成です。

出典:英語版Wikipediaのライブ記録とsetlist.fmで一致

出典List of Yoasobi live performances(English Wikipedia / 2026年9月)

出典YOASOBI Setlists(setlist.fm / 2026年9月)

Idol / UNDEAD / Racing Into the Night / Monster / Orion

互いを引用元にしていない2つの記録で同じ5曲・同じ曲順が確認できたため、セットリストは確認済みとして扱います。

英語圏は10媒体超、日本語で中身を書いたのは4Gamerの1本だけ

この公演をどこが報じたかを媒体単位で数えると、日英の差がはっきり出ます。英語圏ではVariety、Inven Global(2本)、esports.gg、BroadwayWorld、NME、UPI、GameSpot、Bandwagon Asia、STARNEWSなど10媒体以上が記事化しました。一方、日本語で演奏内容やセットリストにまで踏み込んだ記事は、9月14日付の4Gamer.netの1本です。ほかに日本語で確認できたのは、出演決定を伝える告知レベルの短い記事が5本でした。

日本のアーティストが海外の大型イベントで史上初の枠を任され、その内容を最も詳しく伝えているのが英語メディアのほうだ、という状態になっています。eスポーツと音楽の交差点が日本ではまだニュースの担当部署を持たない領域であることが、この本数差に出ていると考えられます。

閉幕を務めたLE SSERAFIMの数字:Spotifyデイリー104万回、iTunes21カ国1位

同じBlizzConで閉幕公演を担当したのはLE SSERAFIMで、こちらは13曲を演奏し、最後に新曲「Made My Night」を初披露しました。オーバーウォッチとのコラボはこれが3度目です。「Made My Night」は9月13日時点でSpotifyのデイリー再生が104万回、iTunesでは21カ国で1位、YouTubeの音楽トレンドには19カ国で入りました。アルバムのHanteo初日売上は195,572枚です。

数字の規模でいえばLE SSERAFIM側が圧倒的に大きく、英語メディアの見出しも閉幕公演のほうに寄りました。そのうえでハーフタイムという枠を任されたのがYOASOBIだった、という並びを押さえておくと、この大会での日本コンテンツの位置が見えやすくなります。

日本語の反応が動くとすれば、公式ライブ映像が公開されたあと

現時点で日本語圏の反応がほとんど積み上がっていない最大の理由は、公式のライブ映像がまだ広く出回っていないことです。ブリザード側が公演映像を出した段階で、言語別の再生数を比べられるようになります。当編集部はそのタイミングで同じ指標を取り直す予定です。

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。