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【韓国】ブリザードのオーバーウォッチ、ルセラフィム新曲MVが10時間で160万回。BlizzCon最終日にはYOASOBIも出演する

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【韓国】ブリザードのオーバーウォッチ、ルセラフィム新曲MVが10時間で160万回。BlizzCon最終日にはYOASOBIも出演する

3行サマリー

  • ルセラフィムがオーバーウォッチのために書き下ろした2曲目「Made My Night」のMVが日本時間9月11日0時に公開され、約10時間で160万8,226回再生されました(9月11日10時23分・日本時間に当編集部がYouTubeの表示値を確認)。
  • ゲーム内のコラボスキンは現地9月12日、日本時間では13日に実装されます。対象はミズキ、フレイヤ、D.Mon、アンラン、シエラ、モイラの6ヒーローです。
  • BlizzCon 2026は現地9月12〜13日にアナハイムで開かれ、最終日にはYOASOBIがオーバーウォッチ・ワールドカップ史上初のハーフタイムショーに立ちます。

ルセラフィムのオーバーウォッチ2曲目、公開10時間で160万回

ブリザード・エンターテイメントの『オーバーウォッチ』とルセラフィムのコラボ曲「Made My Night」のミュージックビデオが、日本時間9月11日0時にHYBE LABELSの公式YouTubeチャンネルで公開されました。ルセラフィムの2枚目のシングルアルバムのタイトル曲で、カップリングには「AEIOU」が入っています。

映像はゲームのシネマティックに近い作りです。ロボットにさらわれたメンバーを、ヒーローのD.VaとD.Monが救出に向かう筋立てで、さらったロボットの正体が実はルセラフィムのファンだったというオチまで用意されています。楽曲のパフォーマンスとゲーム内のアクションが交互に差し込まれる構成でした。

当編集部が9月11日10時23分(日本時間)に数えたところ、MVの再生回数は160万8,226回。3日前に出ていた予告編はすでに190万8,325回に達していました。2023年の前作「Perfect Night」の予告編が2年かけて127万6,563回であることを考えると、今回は公開直後の伸び方がまるで違います。

Inven Global「スキン実装はBlizzCon初日、大トリは現地9月13日」

出典Operation Rescue LE SSERAFIM: Overwatch collab music video for ‘Made My Night’ released(Inven Global / 2026年9月10日)

出典Overwatch’s Third Le Sserafim Collab Features Unexpected Heroes(Kotaku / 2026年9月1日)

The music video depicts Overwatch heroes D.Mon and D.Va rescuing the members of LE SSERAFIM.

コラボの日程はMV公開と同時に動き出します。スキンとエモートの実装はBlizzCon初日と同じ現地9月12日、日本時間では13日。Kotakuによると、今回スキンが用意されたのはミズキ、フレイヤ、D.Mon、アンラン、シエラ、モイラの6人で、過去2回が女性ヒーローだけだったのに対し、今回は初めて男性ヒーローのミズキが入りました。シングルCDもヒーロー1人ずつをあしらった6種類が作られています。

曲としては2曲目ですが、スキンを伴うコラボ企画としてはこれが3回目です。2023年の「Perfect Night」と、その後に行われたスキン中心の第2弾に続く形です。

今年オーバーウォッチが先に組んだのは、日本のYOASOBIだった

見落としやすいのですが、オーバーウォッチが2026年に音楽アーティストと組むのはこれが2本目です。1本目は日本のYOASOBIで、支援ヒーローのキリコから着想した「オリオン / Orion」を書き下ろしました。日本語版と英語版の2つのMVが公開され、ゲーム内にもコラボスキンが実装されています。

そして9月13日(現地)、この2組が同じ日にブリザードの舞台に立ちます。ブリザードの発表によれば、ルセラフィムはメインステージの閉幕公演、YOASOBIはオーバーウォッチ・ワールドカップの会場で行われるハーフタイムショーの担当です。ハーフタイムショーはBlizzCon史上初の試みだと説明されています。ルセラフィムは2023年に、K-POPアーティストとして初めてBlizzConのステージに立ったグループでもあります。

韓国の掲示板は曲を歓迎、「MVを装ったシネマティックだ」の声も

韓国の女性向け大型コミュニティ「TheQoo」では、MV公開直後に立ったスレッドが10時間で97件のコメントを集めていました(9月11日10時・日本時間に確認)。目立ったのは「曲がすごくいい」「正規アルバムより好き」といった素直な賛辞で、「オーバーウォッチのコラボ曲はいつも当たる」と前作からの信頼を語る書き込みもありました。一方で「良いけど短すぎる」という不満も並んでいます。

X(旧Twitter)では、ゲームメディアのInven公式アカウントが「ルセラフィム救出作戦」と紹介し、韓国の芸能メディアSingle Listの公式アカウントもMVとBlizzCon閉幕公演をセットで伝えていました。ファンの投稿では「これはルセラフィムのMVを装ったオーバーウォッチのシネマティックだ」という受け止めや、メンバーをオーバーウォッチのヒーローに見立てる遊びが広がっています。カズハをシオン、サクラをマーシーに当てはめる投稿が回っていました。

そして、日韓の並びを正面から喜ぶ声も出ています。「オリオンで日本のファンを、ルセラフィムでD.VaとD.Monを大事にしてくれるオーバーウォッチをどうやって嫌いになれる」という趣旨の投稿が、匿名のファンアカウントから広がっていました。個別の投稿を事実の裏づけにはできませんが、今年のコラボが日本と韓国の2本立てだという構図は、現地のファンにもはっきり見えているようです。

公式チャンネルの再生数を数えた。同じ予告でも英語版は日本語版の4.1倍

「どれくらい見られているのか」は、公式チャンネルを地域別に数えれば自分で確かめられます。当編集部が9月11日10時23分(日本時間)に、YouTubeの表示値をまとめて記録しました。

動画チャンネル再生数公開
Overwatch x YOASOBI|ゲームプレイ予告PlayOverwatch(英語)312,069約2か月前
同上オーバーウォッチ(日本語)76,509約2か月前
同上오버워치(韓国語)50,666約2か月前
ルセラフィム「Made My Night」MVHYBE LABELS1,608,226約10時間前
ルセラフィム「Perfect Night」MVHYBE LABELS150,396,401約2年前
YOASOBI「オリオン / Orion」MVYOASOBI2,939,174約2か月前
BlizzCon 2026 出演告知(ルセラフィム)Blizzard Entertainment18,474約2か月前
BlizzCon 2026 出演告知(YOASOBI)Blizzard Entertainment30,36613日前

いちばん比べやすいのは、中身がまったく同じYOASOBIのゲームプレイ予告です。英語チャンネルの31万2,069回に対し、日本語チャンネルは7万6,509回で4.1倍の開き。韓国語チャンネルの5万666回とは6.2倍の差がつきました。日本のアーティストが日本のヒーローを題材にした曲でも、数字は英語圏に集まります。

2023年のBlizzCon公演も同じ形でした。ルセラフィムのライブ映像は英語チャンネルで205万7,019回、日本語チャンネルに載った同じ公演の映像は12万6,341回。16.3倍です。BlizzConの映像が日本語圏でほとんど見られてこなかった舞台に、今年は日本のアーティストが立つことになります。

なお、出演告知の動画はYOASOBI(13日前公開)が3万366回、ルセラフィム(約2か月前公開)が1万8,474回でした。公開からの日数が違うので単純比較はできませんが、後から出たYOASOBIの告知がすでに上回っている点は書き留めておきます。

日本時間9月14日、ブリザードの舞台に日韓のアーティストが並ぶ

BlizzCon 2026の会期は現地9月12〜13日、アナハイム・コンベンションセンターです。日本時間に直すと13日から14日にあたり、ルセラフィムの閉幕公演とYOASOBIのハーフタイムショーはどちらも日本時間9月14日になります。開会式やパネル、eスポーツの試合は公式配信で無料で見られるとブリザードは案内しています。

今年のオーバーウォッチは、シーズン3「虎の巣へ」、シーズン4「ヒーローズ・オブ・釜山」と東アジアを主題に据え、新ヒーローのシオンとD.Monを投入し、音楽は日本と韓国から1組ずつ迎えました。ゲームの舞台としての日本と韓国が、今年これだけ集中的に使われた年は記憶にありません。その総決算が、日本時間の9月14日にまとめてやってきます。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。