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【韓国】NCT脱退のマーク、9月10日13時にソロ新曲。自身のレーベルのYouTube動画8本で一番見られたのは自己紹介の93万回

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【韓国】NCT脱退のマーク、9月10日13時にソロ新曲。自身のレーベルのYouTube動画8本で一番見られたのは自己紹介の93万回
出典:YouTube @UpperRoomLabel を Velleity Note が集計(2026年9月10日午前時点)

3行サマリー

  • 元NCTのマークが、9月10日13時(日本時間も同じ13時)にソロ新曲「マイ・フレンド」を発売。作詞・作曲・編曲はすべて本人が手がけました
  • 個人レーベル Upper Room の公式YouTubeにある長尺動画8本のうち、最も再生されているのは新曲ティーザーの38万回ではなく、自己紹介動画の93万回でした
  • 英語版ウィキペディアの閲覧数は、脱退が発表された4月3日が2万9181回。新曲が告知されたあとの9月1〜8日は1日346〜416回で動いていません

ソロ新曲「マイ・フレンド」は9月10日13時公開、作詞・作曲・編曲はマーク1人

グループNCT出身のマーク(Mark Lee)が、9月10日13時に新曲「マイ・フレンド(My Friend)」を国内外の音楽サイトで公開します。韓国と日本に時差はないため、日本でも同じ13時です。所属レーベルの Upper Room によると、作詞・作曲・編曲はすべてマーク本人が担当しました。夏の終わりに「一番大きな愛とは何か」を考える人へ向けた、ミディアムテンポのポップだと説明されています。

マークは2016年にNCT Uでデビューし、NCT 127・NCT DREAM・SuperMで10年活動しました。今年4月8日付でSMエンターテインメントとの専属契約を終え、NCTを脱退。6月に自身のレーベル Upper Room を立ち上げています。独立後に発表する最初の音源が、この「マイ・フレンド」です。

スポーツ京郷は「CGを最小限にしたMV」、監督は米国のガス・ブラック

出典Mark, after leaving NCT, did it all: lyrics·composition·arrangement(スポーツ京郷 / 2026年9月10日)

出典‘NCT 탈퇴’ 마크, 홀로서기 후 첫 신곡…10일 ‘마이 프렌드’ 발매(マネートゥデイ / 2026年9月2日)

出典Mark to make solo comeback, tackle cyberbullying(コリアヘラルド / 2026年9月3日)

마크가 오는 10일 오후 1시 국내외 음악 사이트를 통해 신곡 ‘마이 프렌드'(My Friend)를 발매한다
(マークが10日午後1時、国内外の音楽サイトを通じて新曲「マイ・フレンド」を発売する)

スポーツ京郷は、ミュージックビデオがCGや人工的な効果を最小限に抑えて作られたと伝えています。マークが掲げる「Back to Basic」という方向性を映像にも反映させたという説明です。監督は、米国のシンガーソングライター sombr の作品を手がけたガス・ブラック(Gus Black)が務めました。また、9月3日にはレーベルが悪質な書き込みへの法的対応を表明しています。コリアヘラルドによると、マークは自分よりもファンが傷つくことを心配していたそうです。

Upper Room の動画8本で最多は新曲ティーザーではなく、自己紹介の93万回

ここからは、こちらで数えたデータをお見せします。Upper Room の公式YouTubeチャンネル(チャンネル名は「Mark Lee」、登録者34.7万人)には、9月10日午前の時点で長尺動画が8本並んでいます。再生数を古い順に並べると、次のようになりました。

マークの個人レーベルUpper Room公式YouTubeの長尺動画8本の再生数
YouTube @UpperRoomLabel を Velleity Note が集計(2026年9月10日午前時点)
  • Cinematic Prologue(3か月前)25万回
  • フォートリーに住むマーク・リー ティーザー(1か月前)37万回
  • こんにちは、マーク・リーです(1か月前)93万回
  • これまでの物語、そしてこれからの夢(3週間前)63万回
  • Upper Room オフィスツアー(2週間前)30万回
  • My Friend MVティーザー(7日前)38万回
  • マーク・リー&キッズポップ ティーザー(5日前)15万回
  • キッズポップを一緒に作る人!(1日前)12万回

8本のうち、新曲そのものを扱った動画は「My Friend MVティーザー」の1本だけで38万回。一番見られているのは、米ニュージャージー州フォートリーでの日常を映した「ML@FL」シリーズの1本「こんにちは、マーク・リーです」の93万回でした。このシリーズ3本を合計すると193万回になり、新曲ティーザーの5倍です。独立してからの3か月で最も再生されたのは、音楽ではなく本人の日常でした。

直近5日で公開された2本は、新曲ではなく「キッズポップ」という別企画です。マークは8月にYouTubeで、次の世代にまで届く音楽をやりたいと語っていました。子どものための、子どもによる、子どもについての音楽を作るという趣旨で、9日には参加者を募る動画も出ています。ソロ復帰の直前に出す動画としては、少し意外な選び方だと受け止めました。

英語版ウィキペディアは4月3日に2万9181回、9月の告知後は1日400回前後

海外での関心の動きも数えてみました。英語版ウィキペディアの記事「Mark (rapper)」の日別閲覧数を、ウィキメディアの公開APIで取得した結果です。

  • 脱退が発表された4月3日:2万9181回(この期間の最高値)
  • 4月1か月の合計:7万6867回
  • 新曲が告知された9月2日:416回。9月1〜8日は1日346〜416回

4月3日の数字は、9月2日の70倍にあたります。脱退という出来事は英語圏を大きく動かしましたが、ソロ新曲の告知は、少なくともウィキペディアの閲覧数では波を作っていません。なお6月23〜24日にも6971回・7518回という山が出ていますが、この日に何があったのかは、今回確認した韓国メディアの記事からは特定できませんでした。

韓国の掲示板の上位20枠にK-POPは1本もなく、盛り上がりはXのファン企画に寄っている

発売当日の韓国国内の空気も見ておきます。9月10日午前のTheQooの人気板(HOT)を確認したところ、上位20枠にK-POP関連のスレッドは1本も入っていませんでした。並んでいたのはアップルの折りたたみスマートフォンやサムスンの新機種の話題で、マークの名前は出てきません。国内の掲示板が沸いている、という状況ではないようです。

一方、Xでは発売時刻に合わせたファン主導の動きが見えます。ファンのストリーミング企画アカウントが「26/09/10 午後12時(KST)〜」としてハッシュタグ企画を告知し、タイのファンアカウントは当日のスケジュール表に「11:00 シングル『My friend』公開」と書き込んでいました。韓国語だけでなくタイ語や英語の投稿が並んでいたのが印象的でした。個々の匿名投稿を根拠にはできませんが、盛り上がりの中心が国内の掲示板ではなく国外のファンダムにあることは、投稿の言語からも見て取れます。

レーベルによると、マークが開設したファン向けの連絡サービス Laylo には、開設から1時間で4万2392人が登録してマーク宛にメッセージを送ったとのことです。9日にはWeverseの公式メンバーシップも始まっています。

日本のファンには「NCT 127とNCT DREAMは全員残り、マークだけが外にいる」構図が残る

日本のNCTファンにとって、この独立は少し複雑な位置にあります。マークが抜けたあと、NCT 127は7月に7人全員がSMと再契約し、NCT DREAMも8月に6人全員が再契約しました。つまり、10年の節目で外に出たのはマーク1人です。日本のツアーやテレビ出演でNCTを追ってきた人ほど、この構図は目に入りやすいはずです。

今回の新曲は国内外の音楽サイトで同時に公開されるため、日本でも13時からすぐ聴けます。ただ、日本でのソロ公演やメディア出演の予定は、今回確認した範囲では発表されていません。当面は Upper Room のYouTubeとWeverseが、日本のファンにとっての窓口になりそうです。

独立後の3か月で一番見られたのは、新曲ではなく本人の日常だった

個人レーベルを作った歌手が最初にやったのは、新曲の予告ではなく、自己紹介と日常の公開でした。そしてそれが一番見られています。8本の動画の再生数を並べただけの話ですが、大手事務所の外に出た歌手が何から始めたのかが、そのまま数字に出ていたと思います。9月10日13時の「マイ・フレンド」が、この並びをどう塗り替えるのか。数日後にもう一度、同じ8本と新曲の数字を見比べてみたいところです。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。