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クラフトピアの正式リリースはいつ?ポケットペアが2027年と発表。Steamの好評率は日本語だけ7割を切る

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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クラフトピアの正式リリースはいつ?ポケットペアが2027年と発表。Steamの好評率は日本語だけ7割を切る

3行サマリー

  • ポケットペアが2026年9月4日、サバイバルクラフトゲーム『クラフトピア』を2027年に正式リリース(バージョン1.0)すると発表しました。早期アクセスが始まった2020年9月4日から、ちょうど6年の日です
  • Steamのレビュー2万239件を筆者が言語別に集計したところ、全体の好評率は76.0%。ドイツ語83.7%、英語78.4%に対し、日本語は1,531件で66.8%と、主要言語で唯一7割を切っていました(2026年9月6日8時台・日本時間の実測値)
  • ポケットペアは公式発表で「パルワールドの発売以降、注目が減っていると感じたプレイヤーがいた」ことに謝罪しています。Xbox One版は性能上の理由で1.0を見送り、対象はXbox Series X|SとPCの2つです

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ポケットペア、『クラフトピア』を2027年に1.0。早期アクセス開始からちょうど6年の日に発表

『パルワールド』で知られる日本のゲーム会社ポケットペアが、同社の第1作『クラフトピア』を2027年に正式リリースすると発表しました。発表があったのは2026年9月4日。この日は『クラフトピア』がSteamで早期アクセスを開始した2020年9月4日から、ちょうど6年の節目にあたります。

1.0の対象プラットフォームは、Xbox Series X|SとPC(SteamおよびMicrosoft Store)の2つです。2021年7月4日に配信が始まったXbox One版については、性能上の問題を理由に1.0を出さないことも同時に告知されました。Nintendo Switch版は今回の対象に含まれていません。

公式発表によれば、1.0で優先するのは新規コンテンツの量ではなく、6年間で積み上がった既存要素の整理と、長く残っていた技術的な問題の解消だとしています。新しい要素も一緒に届くものの、詳細は後日あらためて案内するとのことです。

ポケットペア「パルワールド以降、注目が減っていると感じたプレイヤーがいた」と謝罪

出典:Craftopia 1.0 – The Future of Craftopia(Pocketpair 公式アナウンス / 2026年9月4日)

出典:Craftopia launches in 2027(Gematsu / 2026年9月4日)

In particular, since the release of Palworld, some Craftopia players have understandably felt that the game was receiving less attention.

「とりわけ『パルワールド』の発売以降、『クラフトピア』のプレイヤーの一部が、このゲームへの注目が減っていると感じたのはもっともなことです」。ポケットペアはこう書いたうえで、そうした印象を与えたことを謝罪しました。そのうえで、水面下では開発を続けており、近年の会社の成長でむしろ『クラフトピア』に割ける人手が増えた、と説明しています。自社の看板作が別の作品に移った経緯を、ここまで正面から言葉にする例はそう多くありません。読んでいて、少し驚きました。

英語圏の受け止めは「クラフトピアが歩いたから、パルワールドが走れた」

Steamのレビューを言語別に集計すると、この6年の読まれ方が言語ごとにきれいに割れます。以下は筆者がSteamの公開レビューデータから2026年9月6日8時台(日本時間)に取得した実測値です。

言語レビュー件数好評率Steamの表示
全体20,239件76.0%やや好評
ドイツ語783件83.7%非常に好評
ポルトガル語(ブラジル)373件82.6%非常に好評
フランス語415件79.5%やや好評
英語8,649件78.4%やや好評
簡体字中国語5,284件72.7%やや好評
日本語1,531件66.8%賛否両論

英語のレビュー欄でくり返し見かけるのは、「Craftopia walked so that Palworld could run(クラフトピアが歩いたから、パルワールドが走れた)」という言い回しです。未完成であることは認めたうえで、それを『パルワールド』の前史として位置づける枠組みが共有されています。発表当日以降に投稿された英語のレビューでも、「1.0が出るまで買うな」という強い警告と、「静かに作り続けていたのなら信じたい」という期待が同じ日に並んでいました。

好評率が最も高いドイツ語圏で、不満の的になっているのはゲームの中身ではありません。6年経ってもドイツ語のローカライズがない、という一点に集中しています。有志のドイツ語MODで補いながら遊んでいるものの、そのMODも追いつかなくなってきた、という声が上がっていました。1.0で言語対応がどうなるかは、現時点では発表されていません。

日本語レビューだけが7割を切る。くり返し出てくるのは「実験台」という言葉

日本語のレビューは1,531件で好評率66.8%。Steamの表示は「賛否両論」で、主要言語のなかで7割を切っているのはここだけです。件数の比率も特徴的で、『クラフトピア』の日本語レビューは全体の7.6%を占めます。『パルワールド』の日本語レビューが全体の1.0%(48万4,484件中4,626件)にとどまるのとくらべると、日本のプレイヤーの比重がはっきり高いタイトルだとわかります。

そのうえで評価が最も辛い。低評価の書き込みで目立つのは「パルワールドのための実験台にされた」「6年かけてこれか」といった、開発期間そのものへの落胆です。会社が『パルワールド』の権利をめぐる係争を抱えていることに触れ、そこから作品ごと嫌いになった、と書く人もいました。個々の投稿を事実の根拠にはできませんが、日本語圏では6年間が「前史」ではなく「放置」として読まれてきた、という傾向は数字と文面の両方から見て取れます。

日本のプレイヤーが今いちばん知りたいのは、たぶん「2027年のいつか」と「1.0で何が変わるのか」の2点です。前者は現時点で未定、後者は新規要素の追加より既存部分の作り直しが中心、というのが公式の答えです。期待の方向を先に示しておくのは、6年待った側にとってはむしろ親切だと受け止めました。Switch版を待っている人には、今回の発表は残念な内容になります。

同じ6年を、英語圏は前史として、日本語圏は放置として読んできた

『クラフトピア』の1.0発表は、単なる発売日情報ではありません。ポケットペアという会社が世界的なヒットを出したあと、置いてきた最初の作品にどう向き合うかという話です。英語圏はその6年を成長の物語として引き受け、日本語圏は約束の不履行として記録してきました。好評率の16.9ポイント差は、その読み方の差がそのまま出た数字だと思います。

2027年のどこで1.0が出るのか、そのときに日本語レビューの評価が動くのか。ここは追いかける価値のある定点になりそうです。

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編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。