【アメリカ】バンダイナムコ『ドラゴンボール スパーキング!ゼロ』、7月30日にキャラ33体を追加。主題歌は18年ぶりの影山ヒロノブ

3行サマリー
- バンダイナムコが7月30日、対戦アクション『ドラゴンボール スパーキング!ゼロ』に過去最大の追加コンテンツ「Super Limit-Breaking NEO」を配信しました
- 追加されるプレイアブルキャラクターは33体。新しいひとり用モード「Limit Breaker Journey」、新ステージ4種、エピソードバトル4本もあわせて入ります
- 主題歌「ZERO」を手がけたのは「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の影山ヒロノブ。同シリーズの主題歌に関わるのは18年ぶりで、作詞・作曲・歌唱をすべて任されたのは初めてです
バンダイナムコ、スパーキング!ゼロに33体を足す過去最大の追加コンテンツを7月30日に配信
バンダイナムコエンターテインメントは2026年7月30日、3D対戦アクション『ドラゴンボール スパーキング!ゼロ』に大型の追加コンテンツ「Super Limit-Breaking NEO」を配信しました。対応はプレイステーション5、Xbox Series X|S、Steamの3機種で、ニンテンドースイッチとスイッチ2向けは後日の配信が予定されています。
中身は、プレイアブルキャラクター33体の追加が柱です。『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボール超』『ドラゴンボールGT』から横断的に集められており、超サイヤ人バーダック、ベジータ王、孫悟飯(じっちゃん)、界王神、桃白白、超17号、ウーブ、ピッコロ大魔王などが名を連ねます。あわせてエピソードバトル4本、エクストラバトルの追加、そして新規ステージ4種が入りました。
もうひとつの柱が、新しいひとり用モード「Limit Breaker Journey」です。好きなキャラクター1体を選び、マップ上のルートを選びながら戦いとイベントをこなして育てていく仕組みで、移動でスタミナを消費し、減ったぶんだけ次の戦闘の開始体力が下がります。強い相手ほど経験値が多く手に入り、たまったポイントは6つのパラメーターに振り分けられます。ここで鍛えたキャラクターは、プレイヤーマッチやオフライン対戦にもそのまま持ち込めます。
バンダイナムコ公式:プロデューサーの古谷純が新モードと33体を動画で解説
出典:New DRAGON BALL: Sparking! ZERO Producer Video Details Super Limit-breaking Neo DLC, Launching July 30(Bandai Namco Entertainment America / 2026年7月23日)
出典:Dragon Ball: Sparking! Zero SUPER-LIMIT BREAKING NEO Expansion Now Available(Noisy Pixel / 2026年7月29日)
producer Jun Furutani provides an overview of the Super Limit-Breaking NEO DLC, highlighting its new solo mode, Limit Breaker Journey, along with 33 new playable characters(プロデューサーの古谷純が、新しいひとり用モード「Limit Breaker Journey」と33体の新規プレイアブルキャラクターを軸に、Super Limit-Breaking NEO の中身を解説している)
買わない人にも新アクション2種。有料側は33体とひとり用モードに寄せられた
今回の配信で目を引くのは、有料と無料の切り分けです。追加コンテンツを買わないプレイヤーにも、同日配信の無料アップデートで「Sparking! Boost」と「Chain Blast」という2つの新アクションが行き渡ります。前者はスキルストックを多めに使ってスパーキングモードの攻撃力を一気に上げる代わりに、効果が切れたあと一時的に能力が下がるもの。後者は相手を吹き飛ばしたあと控えの味方に交代して、そのまま気弾で追撃できるものです。無料側には既存ステージの3バリエーションも含まれます。
つまり、対戦の土台になる部分は無料で配り、有料側はキャラクター33体とひとり用の遊びに寄せた構成です。『スパーキング!ゼロ』は発売以降、対戦以外の中身が薄いという声を抱えてきました。育てたキャラクターを対戦にも持ち込めるLimit Breaker Journeyは、そこにまっすぐ答えにいった設計だと受け止めました。
英語圏のレビューは物量を認めつつ、ひとり用モードと34.99ドルの価格に厳しい
では、現地ではどう読まれているのでしょうか。英国のゲームメディアPush Squareは、プレイステーション5版のレビューに「Disappointing Solo Mode Scuppers a Bulky DLC(期待外れのソロモードが、物量のある追加コンテンツを台無しにしている)」という見出しを付けています。33体という数そのものは認めながら、目玉であるはずのひとり用モードが作り込み不足だという評価です。
価格についても声が上がっています。複数の海外メディアは、この追加コンテンツが米国で34.99ドル、欧州で34.99ユーロだと報じています。スペインのVandalや中南米のLEVEL UPは、金額が公開された時点でコミュニティが驚いたと伝えました。キャラクター追加が主な魅力だと見なす人にとっては割高に映る、という論調です。日本円にすると5,000円台にあたる水準で、追加コンテンツとしては軽くない買い物になります。
SNS上でも、33体という数を素直に喜ぶ声と、この値段ならもう1本ゲームが買えるという反発が並んでいます。個別の投稿を事実の根拠にできる話ではありませんが、価格と物量のどちらを重く見るかで評価が割れている、というのが全体の空気でした。
18年ぶりに戻ってきた影山ヒロノブの「ZERO」が、この拡張の性格を言い当てている
日本のファンにとって一番の驚きは、たぶん価格でも33体でもありません。主題歌「ZERO」を歌っているのが影山ヒロノブだ、という点です。1989年の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」以来シリーズを支えてきた歌い手が、『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ(海外名 Budokai Tenkaichi)の主題歌に関わるのは、「Super Survivor」以来およそ18年ぶりだと公式サイトは伝えています。
ドラゴンボール公式サイトのインタビューで、本人はこう振り返っています。その時期にドラゴンボールのために作った曲は50曲ほどで、10年ほど作品に浸りきっていたこと。今回は初めて作詞と作曲まで任されたこと。そして「力だけでは強敵に届かない」という含みを歌詞に入れたこと。楽曲は2026年1月25日の40周年イベント「ドラゴンボール元気玉祭り」で先に披露されていました。
この曲の来歴は、今回の追加コンテンツの性格をそのまま言い当てているように思います。物量で殴るのではなく、鍛えて、組み立て直して、もう一度挑む。Limit Breaker Journeyがやろうとしていることと、影山が歌詞に込めたと語る主題は同じ方向を向いています。海外のレビューがそのモードに厳しい点を付けたのは残念ですが、日本発のシリーズが40年目にどこへ足をかけようとしているかは、価格の議論より先に見ておきたいところです。
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