【アメリカ】スプラトゥーン レイダース 海外の反応。メタスコア81点で「最初からこうすべき」

3行サマリー
- 任天堂『スプラトゥーン レイダース』が7月23日にNintendo Switch 2で発売。海外レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは81点
- IGNが9点、GameSpotが8点、Game Informerが8.75点。対戦を看板にしてきたシリーズ初のスピンオフが、本編3作と並ぶ評価を得た
- 世界で3000万本を売った対人シューターが、対人戦なし・最大4人協力の一人用中心へ舵を切った意味を、日本のプレイヤーはどう見るか
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スプラトゥーン初の一人用スピンオフ、海外メタスコア81点で本編と肩を並べた
任天堂は7月23日、『スプラトゥーン レイダース』をNintendo Switch 2向けに発売した。シリーズ初のスピンオフで、これまで対人戦を看板にしてきた『スプラトゥーン』から対戦要素を外し、一人あるいは最大4人の協力プレイを軸に据えている。発売に合わせて海外の主要メディアが一斉にレビューを公開し、Metacriticのメタスコアは81点に届いた。本編3作がそろって80点台だったことを思えば、外伝でありながら本家と同じ水準の評価を受けたことになる。
Nintendo Everythingがまとめた採点、IGN9点・GameSpot8点・Game Informer8.75点
元ネタ:Splatoon Raiders reviews roundup(Nintendo Everything / 2026年7月21日)
Splatoon Raiders reviews are now in with the launch coming right up, and we’ve rounded up the initial verdicts.
採点の内訳は、IGNが10点満点で9点、GameSpotが8点、Game Informerが8.75点、Gamereactorが7点、EurogamerとGamesRadarがそれぞれ5点満点で4点だった。突出した満点こそ少ないものの、多くの媒体が「買って損はない一本」という位置に本作を置いている。Metacriticでは寄せられたレビューの8割超が肯定的だった。
GameSpotは「最初からルートシューターであるべきだった」と評した
高評価の中身で目を引くのが、本作を「ルートシューター」、つまり戦利品を掘って強くなるタイプのシューターとして受け止める見方だ。GameSpotはレビューの見出しで、このシリーズは最初からルートシューターであるべきだったと言い切っている。装備を掘り、キャラクターを育て、押し寄せるシャケを撃ち返す本作の遊びが、対人戦よりもむしろシリーズの持ち味に合っている、という読みである。対戦の勝ち負けを外したことが、逆に評価を押し上げた格好だ。
ルートシューターの目利きSkill Upが『Borderlands』『DOOM』『Destiny』になぞらえた
海外のコアゲーマーの間では、レビューYouTuberのSkill Up氏が投稿した動画が話題を集めた(AUTOMATON報道)。『The Division』評などで知られるルートシューターの目利きである同氏は、敵のシャケが一斉に押し寄せるアリーナ的な戦闘を『DOOM』に、100種類を超えるブキやガジェットの構築要素を『Borderlands』や『Destiny』になぞらえた。多くのルートシューターが陥りがちな「別の武器なのに使い心地が同じ」「ドロップ品はただ解体するだけ」といった落とし穴を、本作は避けているという。かわいくポップな見た目の任天堂タイトルが、硬派な海外シューターと同じ土俵で語られたことが、注目の火種になった。
海外の反応は高評価一色ではない。ストーリーの短さと反復感に辛口の声も
とはいえ、満点評価が並んだわけではない。Gamereactorは7点、EurogamerとGamesRadarは5点中4点にとどめ、メインの物語がやや短いことや、ミッションを重ねるうちに戦闘が単調に感じられる場面があることを指摘した。英ガーディアンのように厳しい点をつけた媒体もある。対人戦で腕を競う従来の遊び方を待っていた層と、育成や周回を楽しむ層とで、刺さり方がはっきり分かれているのが実情だ。同じゲームでも、何を期待して手に取るかで印象が変わる。
3000万本の対戦シリーズが一人用へ舵、日本のプレイヤーへの問い
『スプラトゥーン』は日本で生まれ、世界で3000万本以上を売ってきた対人シューターだ。その看板シリーズが、初のスピンオフで対人戦を手放し、一人でも遊べる協力アクションへ軸足を移した(本作の発売の経緯は7月23日発売時のこちらの記事で取り上げている)。海外の高評価は、対戦の勝敗から距離を置いても、インクを塗り合う爽快感や装備を育てる楽しさが十分に成り立つことを示した。対人戦の敷居の高さから離れていた日本のライト層にとっては、シリーズに入り直すきっかけになりうる。一方で、腕前を競い合ってきた対戦コミュニティが本作をどう受け止めるかは、今後のアップデート次第だろう。
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