Netflix週報第2号をお届けします。今週(3月31日〜4月6日)の最大のニュースは、韓国発アクション大作「ブラッドハウンド シーズン2」の電撃グローバル展開です。4月3日の配信開始からわずか数日で、調査対象7カ国すべてのTOP10に同時ランクインするという驚異的な記録を達成。また、4月2日より世界独占配信スタートした日本発クライムスリラー「九条の大罪」が国内1位を獲得し、台湾でも存在感を発揮。さらに「XO、キティ シーズン3」が欧米・南米・アジア各国を席巻し、英語圏と非英語圏のコンテンツが激しい覇権争いを演じた週となりました。


📊 グローバルランキング(2026年4月6日 / FlixPatrol集計)

以下は4月6日時点のFlixPatrolによる世界ポイント集計ランキングです。

順位タイトルポイント言語・地域
1XO、キティ(XO, Kitty)830英語(韓国舞台)
2ブラッドハウンド(Bloodhounds)710韓国語
3Detective Hole472英語
4Something Very Bad Is Going to Happen466英語
5ONE PIECE274日本語(アニメ)
6Ripple229英語
7Radioactive Emergency180
8Beauty in Black143英語
9Phantom Lawyer132韓国語
10The Predator of Seville131スペイン語

※ポイントはFlixPatrol独自算出。非英語コンテンツはブラッドハウンド(2位)・ONE PIECE(5位)・Phantom Lawyer(9位)・The Predator of Seville(10位)がランクイン。


🌍 主要8カ国 TOP3 一覧(4/6時点)

国・地域1位2位3位
🌐 グローバルXO、キティブラッドハウンドDetective Hole
🇯🇵 日本九条の大罪教室のエリートリブート
🇰🇷 韓国ブラッドハウンドPhantom LawyerEd & Ryu: Mad About Seafood
🇹🇼 台湾Agent from AbovePursuit of Jadeブラッドハウンド
🇺🇸 アメリカLove on the SpectrumXO、キティSomething Very Bad Is Going to Happen
🇧🇷 ブラジルRadioactive EmergencyXO、キティブラッドハウンド
🇫🇷 フランスXO、キティブラッドハウンドDetective Hole
🇩🇪 ドイツXO、キティブラッドハウンドDetective Hole

🔥 今週の注目トピック

① ブラッドハウンド シーズン2が「全7カ国同時TOP10」という異次元の滑り出し

4月3日にNetflixで配信開始した韓国アクションドラマ「ブラッドハウンド シーズン2」(원제: 블러드하운드)が、4月6日時点でグローバルランキング2位(710ポイント)を記録。さらに驚くべきは今回調査した日本・韓国・台湾・アメリカ・ブラジル・フランス・ドイツの全7カ国でTOP10入りという底力です。

シーズン2では主人公ガンウとウジンが地下国際ボクシングリーグという新舞台へ進出。新たな悪役としてK-POPスター・Rain(ピ)が演じるバクジョンが登場し、ドラマファン以外にも注目を集めています。海外レビューサイトRotten Tomatoesではポップコーンメーター78%、MyDramaListでは8.7点(2,221名評価)を記録。アクションシーンはシーズン1を超えると評価される一方、物語の緊張感は前作に及ばないとの声もあります。

📎 参考記事: Season 2 of Netflix’s Best Action Thriller Is Officially Out(Screen Rant)

② 「XO、キティ シーズン3」がグローバル1位を独走――韓国舞台の米国ドラマが世界を制す

4月2日配信開始のティーンラブコメディ「XO、キティ シーズン3」が、わずか数日でグローバルランキング1位(830ポイント)を獲得。フランス・ドイツ・ブラジルで1〜2位に入るほか、アメリカでも2位につける圧倒的な強さを見せています。

同作品は韓国KISS(韓国インターナショナルスクール・ソウル)を舞台にした全編英語ドラマですが、韓国文化・K-POPカルチャーをふんだんに盛り込んだ内容がアジア圏・欧米圏双方で支持を集めています。

📎 参考記事: XO, Kitty Dominates Netflix Worldwide After Season 3 Debut(CBR)

③ 「九条の大罪」が日本国内1位を獲得――柳楽優弥主演の硬派クライムスリラー

4月2日より世界独占配信スタートしたNetflixシリーズ「九条の大罪」(全10話)が、公開直後から日本国内ランキング1位を獲得。漫画原作(作:松浦だるま)をもとに、型破りな弁護士・九条塔史(柳楽優弥)と、エリート弁護士・烏丸慎二(松村北斗)の凸凹バディが裏社会の闇と戦う社会派クライムドラマです。

台湾でも6位にランクインしており、日本発実写作品がアジア圏で浸透していることを示しています。法と道徳の狭間に揺れる現代日本のリアルを描く同作品は、国境を越えた支持を集めそうです。

📎 参考記事: Netflixシリーズ「九条の大罪」配信決定(Netflix公式)


🇯🇵 日本コンテンツの海外状況(4/6時点)

今週の日本コンテンツはアニメ・実写あわせて複数作品が国際ランキングに浸透していることが確認されました。

作品ジャンルTOP10入り国数主な国とランク
ONE PIECE(アニメ)アニメ5カ国以上ドイツ5位・フランス8位・ブラジル9位・アメリカ10位・台湾9位
九条の大罪実写ドラマ2カ国日本1位・台湾6位
呪術廻戦アニメ2カ国日本10位・台湾7位
葬送のフリーレンアニメ1カ国台湾8位
教室のエリートアニメ1カ国日本2位

ONE PIECEが5カ国以上で同時TOP10という安定した国際人気が際立ちます。欧州(フランス・ドイツ)でのランクインは日本アニメが西洋圏のメインストリームに定着している証左です。また「九条の大罪」が台湾でもランクインした点は、今後のアジア展開への期待を高めます。


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🔮 来週の注目ポイント予告

来週(4月7日〜13日)は引き続きブラッドハウンド S2 vs XO、キティ S3の首位争いが見どころ。日本では4月27日配信予定の「地獄に堕ちるわよ」(戸田恵梨香主演)の注目度も高まっており、配信直後のグローバルランクインも期待されます。アジア発コンテンツのグローバル影響力の拡大とともに、来週も各国ランキングの動向に注目です。

データ出典: FlixPatrol(2026年4月6日時点)