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【韓国】Stray Kids、国立競技場に2日で14万人。海外の男性アーティストで初、11月は東京ドーム3日間

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【韓国】Stray Kids、国立競技場に2日で14万人。海外の男性アーティストで初、11月は東京ドーム3日間

3行サマリー

  • Stray Kidsが8月29日と30日、東京の国立競技場(MUFG STADIUM)で2日間に14万人を集めました。海外の男性アーティストによる単独公演としては初めてです。
  • 30日はオンライン配信とライブビューイングも行われ、合わせて17万5,000人が見ています。日本公演は全10公演・52万人の規模になりました。
  • 終演後、11月6日から8日までの東京ドーム3公演がその場で発表されました。日本のスタジアムが、韓国の男性グループにとっての到達点として使われています。

SeriesStray Kids RUN IT ワールドツアー全2本

Stray Kidsのワールドツアー「RUN IT」の発表から日本公演までを追っています。

  1. 2026/6/22【韓国】Stray Kids新ワールドツアー「RUN IT」発表、日程は未定。6/24先行配信と8/7アルバムの2段構え
  2. 2026/8/31【韓国】Stray Kids、国立競技場に2日で14万人。海外の男性アーティストで初、11月は東京ドーム3日間(この記事)

国立競技場の2日間に14万人、配信を含めると17万5,000人が見た

Stray Kidsが8月29日と30日、東京の国立競技場(MUFG STADIUM)で単独公演を行いました。ワールドツアー「Stray Kids World Tour <RUN IT>」の日本公演の初日と2日目にあたります。2日間の動員は14万人。30日はオンライン配信とライブビューイングも実施され、会場と合わせて17万5,000人がこの日のステージを見ています。

この会場で海外の男性アーティストが単独公演を開いたのは、これが初めてです。K-POPの男性アーティストとしても初めてになります。8人のメンバーは「Hall of Fame」で登場し、アリーナを囲むように組まれた花道と複数のサブステージを移動しながら、およそ3時間で28曲を披露しました。

音楽ナタリーのライブレポート、日本オリジナル曲「宿命」を初披露

出典Stray Kids初の国立競技場単独公演に14万人、9年目もまだ高みを目指して走り続ける(音楽ナタリー / 2026年8月31日)

出典Stray Kids、海外男性アーティスト初となる国立競技場(MUFG STADIUM)単独ライブが成功!2日間で14万人を動員!(K-PLAZA / 2026年8月31日)

セットリストには、8月7日に出した『THIS & THAT』のリード曲「This & That」がツアーで初めて入りました。加えて、昨年6月のJAPAN 3rd Mini Album『Hollow』に入っていた日本オリジナル曲「just a little」と「宿命」も、この2日間で初めてステージにかかっています。日本語で書かれた曲を、日本の会場で初めて出すという順番の作り方でした。

目を疑うほどの光景。本当にありがとうございます。(リーダーのバンチャン)

終演後に東京ドーム3日間を追加発表、日本公演は10本・52万人へ

公演が終わったあと、11月6日・7日・8日の東京ドーム3公演がサプライズで発表されました。これで日本公演は国立競技場、名古屋、大阪、福岡、東京ドームの全10公演になり、動員の予定は52万人です。国立競技場の日程が決まった時点では7公演・37万人と伝えられていたので、この夜の発表だけで15万人ぶんが積み増しされたことになります。

Stray Kidsは2025年にも東京ドームで3公演を行い、3日間で16万5,000人を集めています。同じ規模の3日間を、今回はスタジアム公演の当日に発表しました。11月にはJAPAN 4th Mini Album『SUIATSU』の発売も控えています。

韓国語のXで一番広まったのは記録ではなく、日本の朝の番組が映した場面だった

ここからは、こちらで実際に数えた分です。Xの検索で「스트레이키즈(ストレイキッズ)」「국립경기장(国立競技場)」を8月27日から9月1日の範囲・最新順で拾い、8月31日22時台(日本時間)に表示されていた数値を記録しました。

記録そのものを伝える韓国語の投稿は、リポスト645・いいね2,487・表示4万2,616回でした。一方で、日本の朝の情報番組がこの公演を取り上げた場面を貼った韓国語の投稿は、リポスト833・いいね6,329・表示11万4,777回。同じ出来事を扱っているのに、後者のほうが2.7倍読まれています。韓国のファンにとっての手応えは「何人動員したか」よりも、「日本の地上波が朝から流したか」のほうにあるようです。

もう一つ、意外だったことがあります。同じ期間の韓国語投稿でいちばん広く読まれていたのは、公演の話題ではありませんでした。公式アカウント(@Stray_Kids)が出したフィリックスのソロ曲「Slow It Down」のクレジット投稿で、リポスト1万8,872・いいね4万1,161・表示82万1,059回。国立競技場の記録を伝える投稿の20倍近くです。記録は日本のメディアが大きく扱っていましたが、韓国語のタイムラインでは次の曲のほうが強い話題でした。

現場の様子を書いた投稿には、ステージが滑りやすかったことに触れたものが複数ありました。事務所の雨天への備えを問う声もありましたが、リポスト161・いいね532で、広がってはいません。数を見るかぎり、韓国側の受け止めは批判ではなく、単に関心の中心が別のところにあった、という形です。

「日本の会場で初」を数えているのは日本側で、ファンダムはもう次を見ている

日本の会場を海外アーティストの到達点として数える枠組みは、日本側の物語です。2026年5月には同じ国立競技場でTWICEが3公演24万人を集め、海外アーティストの単独ヘッドライナーとして初めてと報じられました(本サイトの記事)。TWICEもStray KidsもJYPエンターテインメント所属なので、5月と8月の「初」を同じ事務所が続けて取った形になります。

このツアーは、6月に日程未定のまま発表されたものでした。それが3か月で、日本だけで10公演・52万人まで広がっています。ただ、韓国語のタイムラインを数えたかぎり、その規模はファンダムの一番の関心事ではありません。11月の東京ドームまでに『SUIATSU』が出て、話題はまた移っているはずです。記録は残りますが、熱量の置き場所は動き続けます。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。