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【アメリカ】Cygames『ウマ娘』のLA公演、米国ビザが下りず開催直前に中止。英語の告知は1,025万表示

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
公開
最終更新
現地の一次ソースで確認 約5分で読めます
【アメリカ】Cygames『ウマ娘』のLA公演、米国ビザが下りず開催直前に中止。英語の告知は1,025万表示

3行サマリー

  • Cygamesは10月20日13時30分、ロサンゼルスで10月22日・23日(現地時間)に予定していた『ウマ娘 プリティーダービー』7th EVENTの中止を発表しました。理由は米国ビザを取得できなかったことです
  • 英語の公式Xに載った告知は約1日で1,025万表示、日本語の公式Xは1,395万表示に達し、海外掲示板Redditの告知スレッドには4,572票・552件のコメントが集まりました
  • 日本から参加するJTBのオフィシャルツアーと国内のライブビューイングも払い戻しの対象です。ワールドツアーはこのあとロンドン、ソウル、横浜へ続きます

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ウマ娘7th EVENTのロサンゼルス公演、米国ビザが下りず2日とも中止

『ウマ娘 プリティーダービー 7th EVENT WORLD TOUR “THE STAGE” in LOS ANGELES』は、2日間とも中止になりました。会場はロサンゼルスのPeacock Theaterで、日本時間では10月23日(金)12時と10月24日(土)11時に開演する予定でした。

Cygamesは公式ポータルサイトで、関係各所と調整を重ねたものの「公演に必要な米国ビザを取得できなかった」と説明しています。開催まで3日を切った段階での発表で、公式も「開催直前のご案内となりました」と謝罪しました。

払い戻しの対象は、現地観覧チケット、配信チケット、「ウマ娘 × JTB 7th EVENT “THE STAGE” in LOS ANGELES OFFICIAL TOUR」、ライブビューイングの4つです。すでに現地入りを予定していた人への対応は検討中で、決まり次第7th EVENTの特設サイトで案内するとしています。

Cygames公式「あらゆる方法を模索してまいりました」、前日には中止の可能性を予告

出典:『7th EVENT “THE STAGE” in LOS ANGELES』公演中止のお知らせ(ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト / 2026年10月20日 13:30)

出典:Cygames Cancels Uma Musume: Pretty Derby Franchise’s U.S. Concerts Due to Visa Issues(Anime News Network / 2026年10月20日)

スタッフ一同、開催を目指し関係各所とも調整を重ね、あらゆる方法を模索してまいりましたが、公演に必要な米国ビザを取得できなかったため(中略)公演の実施を断念せざるを得ない状況となりました。

中止の発表には前段がありました。Anime News Networkの10月19日の記事によると、運営は前日の時点で「6か月以上前からビザの取得を進めてきた」と明かし、公演が中止になる可能性を伝えていました。最終判断の期限は現地時間10月19日22時(日本時間10月20日14時)とされ、実際の発表はその30分前でした。

英語の告知は1,025万表示、Redditの最多票は「6か月待って返事なし」への同情

海外ファンの反応は、怒りより同情が先に立っていました。英語の公式アカウント@umamusume_eng の告知は、10月21日15時台の時点で1,025.8万表示、いいね5万2,738件、リポスト1万2,638件、返信1,190件。日本語の公式アカウント@uma_musu の告知も1,395.7万表示、リポスト3万5,696件に達しています。

海外掲示板Redditのファンコミュニティr/UmaMusumeでは、中止を伝えるスレッドが4,572票・552件のコメントを集めました。上位のコメントは次のとおりです(同日15時台に確認)。

  • 1,989票:「ビザを6か月待って返事もなかったら、自分だって怒る。LA旅行を計画していた人たちが本当に気の毒。せめてサンタアニタ競馬場のコスプレデーには行けるけど」
  • 736票:「これが今後のイベントに響かないことを願うばかり。いつか全部うまくいってほしい」
  • 377票:「アメリカ人でもないし行く予定もなかったけど、Cygamesとファンには同情する。どうにもならない状況だ。数年はアメリカでの開催を試みないんじゃないか」

Cygamesを責める声は上位に見当たらず、遠方から旅程を組んだファンを気づかう投稿が目立ちます。最多票のコメントがサンタアニタ競馬場に触れているのは、ウマ娘ファンらしい慰め方だと受け止めました。

チケットはVIP350ドル、日本発のJTBツアーとライブビューイングも払い戻しに

影響は米国の観客だけにとどまりません。この公演には日本から参加するJTBのオフィシャルツアーが組まれ、国内でもライブビューイングが予定されていました。特設サイトに載っていた現地チケットは、グッズ付きのVIP席が350ドル、一般席が150ドル・100ドル・80ドル(いずれも手数料別)です。

中止の告知が日本語で1,395万回、英語で1,025万回表示されたのは、海外公演に向けて国内外のファンが同じ日程で動いていたことの表れでもあります。個人で手配した航空券やホテルは、公式が挙げた払い戻しの対象には入っていません。運営が「検討中」とした現地参加者への対応が、次の焦点になります。

なお、ビザが下りなかった具体的な理由は公表されていません。どの出演者・スタッフが該当したのかも明らかにされておらず、この記事でも推測はしません。

東京公演の次はロンドン・ソウル・横浜、海外2都市目のビザ手続きに注目が集まる

7th EVENTのワールドツアーは、6月20日・21日の東京公演から始まりました。公式Xは東京公演の千秋楽で「次なるステージ、アメリカ・ロサンゼルスへ」と告知し、そのあとにロンドン、ソウル、横浜が続く予定です。

ロサンゼルスは、海外で初めての開催地になるはずでした。Machicoさん、高柳知葉さん、小倉唯さんら17人が出演予定だった公演が、作品の人気やチケットの売れ行きとは関係のない入国手続きで止まった形です。日本のアニメ・ゲーム発の公演が海外へ出ていくとき、6か月をかけても間に合わないことがあるという事実は、ほかのイベントの主催者にとっても他人事ではないはずです。

まずは現地参加者への補償と、ロンドン公演の準備がどう進むか。公式の続報を待ちたいと思います。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。