【アメリカ】ネクソン『メイプルストーリー』、9月9日から『葬送のフリーレン』コラボ。日本版は10か月前に終了済み

3行サマリー
- ネクソンアメリカが、MMORPG『メイプルストーリー』とアニメ『葬送のフリーレン』のコラボを2026年9月9日に始めると発表しました。
- 日本版では同じコラボが2025年10月29日から11月26日まで開催済みで、開始日の差は約10か月あります。
- アニメ第3期は2027年10月から日本テレビ系で放送予定。原作は小学館「週刊少年サンデー」連載の日本のマンガです。
Seriesメイプルストーリー×葬送のフリーレン全3本
MMORPG『メイプルストーリー』海外版と『葬送のフリーレン』のコラボを、発表から実施まで追う連載です。
- 2026/8/15【アメリカ】ネクソン『メイプルストーリー』、9月9日から『葬送のフリーレン』コラボ。日本版は10か月前に終了済み(この記事)
- 2026/9/9【アメリカ】ネクソン『メイプルストーリー』のフリーレンコラボ、日本時間9月9日21時に開始。海外掲示板の意見37件のうちコラボの話は6件だけだった
- 2026/9/13【アメリカ】ネクソン『メイプルストーリー』のフリーレンコラボ、実装5日で海外掲示板に31スレッド。最多票は課金の話ではなく図書館のイースターエッグだった
ネクソンアメリカ、9月9日から『葬送のフリーレン』の専用ストーリーを実装
ネクソンアメリカが、MMORPG『メイプルストーリー』とテレビアニメ『葬送のフリーレン』のコラボを2026年9月9日に始めると発表しました。フリーレン、フェルン、シュタルクの3人が、メイプルストーリーらしくデフォルメされた姿で登場します。
実装されるのはコラボ専用のストーリーと、魔法を集める収集ミッション、ボス討伐ミッションです。フリーレン本人と共に冒険できる点を、ネクソンは売りにしています。細かい中身は開始までの1か月で公式サイトに順次出す、と説明しています。
ネクソン発表:魔法集めとボス戦、報酬の詳細は開始1か月前から順次公開
出典:Frieren Beyond Journey’s End Gets First-Ever Official MMORPG Crossover on September 9(CBR / 2026年8月13日)
出典:ゲーム『メイプルストーリー』のコラボが本日10月29日(水)よりスタート!(アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト / 2025年10月29日)
This collaboration merges two beloved worlds into one breathtaking adventure.(このコラボは、愛されてきた2つの世界を1つの冒険に溶け合わせます)
Redditの発表スレッドは支持236・コメント89、話題は歓迎よりも課金の中身
海外プレイヤーが集まるRedditのメイプルストーリー掲示板では、8月12日に発表を伝えるスレッドが立ちました。日本時間の8月15日7時に確認したところ、支持が236、コメントが89付いています(該当スレッド)。
ただ、上位に並んでいたのは喜びの声ではありませんでした。目立つのは、開始直後は不具合やデータの巻き戻しが起きうるから大金を使わないほうがいい、と呼びかける投稿と、無料で遊べる範囲がどれくらいあるのかを確かめようとする投稿です。過去のコラボと比べて「課金前提の割合はどのくらいか」を先に知りたい、という空気が読み取れます。ブラジルからは、本人確認の仕組みが用意されていないため自分たちはコラボの対象外になる、という指摘も上がっていました。
発表前から待っている人は多かったようです。7月15日には「フリーレンのイベントはいつ来るのか」を尋ねるスレッドが立ち、コメントが38付いていました。そこでは東南アジア版の予定表を根拠に、8月か9月ではないかという推測が交わされています。地域ごとの実施時期を、プレイヤーが自分たちで突き合わせて予想している状態でした。
日本版は2025年10月29日に終了済み。「初のMMORPGコラボ」という見出しとはずれている
日本では、同じコラボが2025年10月29日のメンテナンス後から11月26日23時59分まで開催されていました。アニメ『葬送のフリーレン』公式サイトが告知しています。フリーレン、フェルン、シュタルク、ユーベル、ヒンメル、アウラ、リュグナー、リーニエのアバターに加え、コラボ限定の椅子やプチペットが登場し、「フリーレンの魔法集め」というイベントも実施されました。今回海外版で始まる内容と、骨組みはほとんど同じです。
CBRは今回の発表を、フリーレンにとって初めての本格的なMMORPGクロスオーバーだと紹介しています。これまでのコラボ相手が『パズル&ドラゴンズ』などスマートフォン向けゲーム中心だった、というのがその理由です。ただ日本版が1年近く前に同じことをやっていた以上、この「初」は英語圏のサービスにとっての初、と読むのが正確でしょう。
ずれる理由はわかりやすいところにあります。メイプルストーリーは地域ごとに運営会社が違い、日本はネクソン、英語圏のグローバル版はネクソンアメリカが見ています。版権の許諾範囲も、翻訳も、地域ごとの審査も別々に進みます。だから同じ企画が、地域をまたぐたびに数か月から1年の時差を持って降りてくる。日本のプレイヤーからすると、すでに遊び終えた内容が海の向こうで新しいニュースとして扱われている、という不思議な景色になります。
同じコラボが10か月ずれて届く。それがグローバル運営の実際の姿
『葬送のフリーレン』は小学館「週刊少年サンデー」で連載されている日本のマンガで、アニメ第3期は2027年10月から日本テレビ系で放送される予定です。日本の作品が海外で強い、という話は聞き慣れているものの、実際には「いつ届くか」まで含めて受容の形が決まります。今回はその時差が10か月という具体的な数字で見えました。
海外のプレイヤーが9月9日にどんな反応を見せるのかは、日本で先に遊んだ人ほど気になるところだと思います。日本版のときには話題にならなかった論点が、向こうでは先に出ている。同じ企画でも、届く順番が変わると読まれ方まで変わるのだと受け止めました。
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