【イギリス】コナミ『メタルギア』新コレクション、発売週の店頭売上で一番。買われたパッケージの80%はPS5で、Switch 2は11%

3行サマリー
- 8月27日に出たコナミ『メタルギア ソリッド マスターコレクション Vol.2』が、8月29日締めの英国の週間店頭ランキングで初登場1位になりました
- 売れたパッケージの内訳はPS5が80%、Switch 2が11%、Xboxが6%、Switch 1が3%です
- Switch 1のランキングでは18位。英国にはSwitch 2だけを対象にしたランキングがまだありません
Seriesメタルギア マスターコレクション Vol.2全3本
『MGS4』と『ピースウォーカー』を収録したコナミの移植コレクションを、発売前の評価から発売後のユーザー評価まで追います。
- 2026/8/27【アメリカ】コナミ『メタルギア』新コレクション、海外25媒体の平均83点。18年PS3専用だった『4』がSwitch 2でも動く
- 2026/8/30【アメリカ】コナミ『メタルギア』新コレクション、Steamで『4』は好評95%、『ピースウォーカー』は66%。日本語音声を選べないと海外が抗議
- 2026/9/5【イギリス】コナミ『メタルギア』新コレクション、発売週の店頭売上で一番。買われたパッケージの80%はPS5で、Switch 2は11%(この記事)
発売から3日で英国の店頭ランキング1位。コナミにとっては珍しい首位
コナミの『メタルギア ソリッド マスターコレクション Vol.2』が、8月29日締めの英国の週間店頭ランキング(GfK集計)で初登場1位になりました。発売は8月27日なので、集計に入ったのは実質3日分です。この集計はパッケージ版だけを数えたもので、ダウンロード版は含まれていません。
同じ週には他にも5本の新作が上位40位に入っています。2位はエレクトロニック・アーツの『Star Wars: Zero Company』、5位はバンダイナムコがSwitch 2向けに出した『エルデンリング タニッシュドエディション』でした。新作が6本もひとつの週に固まるのは英国の集計では珍しいと、チャートを毎週追っているGames Asylumが書いています。
買われたパッケージの内訳は、PS5が80%でSwitch 2が11%
出典:UK software sales chart for the week ending August 29, 2026(Nintendo Everything / 2026年9月2日)
出典:MGS Master Collection Vol. 2 claims a UK no.1, arriving alongside five other new releases(Games Asylum / 2026年9月2日)
the split was 11 percent for Nintendo Switch 2, 3 percent for Switch 1, 80 percent for PS5, and 6 percent for Xbox.(内訳はSwitch 2が11%、Switch 1が3%、PS5が80%、Xboxが6%)
5機種に同時に出した作品で、ここまできれいに片方へ寄る内訳はあまり見ません。PS5だけで8割です。Switch 2とSwitch 1を足しても14%で、Xboxの6%と合わせてようやく2割に届きます。
英国にSwitch 2だけのランキングはまだ無く、Switch 1版は18位だった
機種別のランキングでも同じ形が出ています。この作品はPS5のランキングで1位、Xbox Seriesのランキングで2位につけた一方、Switchのランキングでは18位でした。Games Asylumは、英国にはまだSwitch 2単独のチャートが用意されておらず、もしあれば上位に入っていただろうと書いています。裏を返すと、Switch 2版の11%は、既存のSwitchチャートの中では18位という低い位置に埋もれてしまうということでもあります。
比較になるのが、同じ週に5位で入った『エルデンリング タニッシュドエディション』です。こちらはSwitch 2専用で、しかもパッケージにゲーム本体が入らないゲームキーカード方式。それでも5位に入っているので、Switch 2の店頭需要そのものが弱いわけではありません。差が出たのは、作品ごとに「どのハードで遊ぶものだと思われているか」のほうだと受け止めました。
『4』が新しいハードで動く、という話題性は初週の売れ方には出なかった
このコレクションが発表されたとき、日本でも海外でも一番話題になったのは、18年間PS3でしか遊べなかった『メタルギア ソリッド4』がSwitch 2でも動くという点でした。発売前の海外25媒体の平均が83点だったことも、その驚きとセットで語られていました。ところが実際に英国の店頭で買われたパッケージの8割はPS5版です。
ここから見えるのは、旧作の載せ替えを最初に買うのは「その旧作を遊んでいた層」であって、その人たちの多くは今もソニーの据置き機を持っている、という当たり前の話です。新しいハードで動くこと自体は記事の見出しになりますが、初週の売上に直結するとは限りません。日本のメーカーが過去作をまとめ直して複数機種に出すとき、どこに部数を積むかの判断材料として、この8対1という比率はかなり生々しい数字だと思います。
もっとも、これは英国のパッケージ販売だけの話です。ダウンロード版を足せば比率は動きますし、Switch 2はダウンロード購入の割合が高いハードでもあります。Steamでの評価が『4』と『ピースウォーカー』で割れていた件も含めて、機種ごとの受け止めがそろっていない作品ではあります。
数字が出るまで、新ハード対応の価値は見えない
「PS3専用だった名作が携帯できるようになる」という物語は強く、実際に多くの媒体がそこを見出しにしました。ただ、発売から3日分の数字が出てみると、英国の店頭では8割がPS5でした。話題の大きさと売れ方は別のところで決まる、というだけの話ではありますが、こういう内訳が公表される国は多くありません。日本では機種別の内訳がここまで細かく出ないので、英国の集計は貴重な材料です。
いま読まれている記事

鬼滅の刃 無限城編の配信はいつから・どこで見れる?【9月20日時点】レンタルは9月16日開始、主要10サービスは配信なし

【サウジアラビア】世界唯一のドラゴンボールパーク、2026年着工。東映アニメの最大IP輸出案件が問う日本のソフトパワー戦略

【アメリカ】コナミ『メタルギア』新コレクション、海外25媒体の平均83点。18年PS3専用だった『4』がSwitch 2でも動く

【中国】映画ちいかわ 海外の反応。微博が「世界一かわいい」と歓喜、上海に海外初の旗艦店

