【ドイツ】カプコン、ロックマン新作の初ボス「トゥインクルガール」を公開。日本など4地域のファン投票を経たボスも登場
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3行サマリー
- カプコンが日本時間8月26日未明のgamescomオープニングナイトライブで『ロックマン: デュアル オーバーライド』の最新トレーラーを公開し、最初のボス「トゥインクルガール」を明かしました。
- 公式はあわせてブルース(英語版の名前はプロトマン)のプレイアブル参戦を告知。発売は2027年予定で、対応は7機種です。
- ボスの1体は日本・米州・欧州・アジアの4地域から募ったファンのデザインが採用されます。最優秀作品の発表日は、まだ告知されていません。
カプコンが明かしたロックマン新作の最初のボスは、花火を操る「トゥインクルガール」
カプコンは日本時間8月26日の未明、ドイツ・ケルンで開かれたゲーム見本市gamescomのオープニングナイトライブで、『ロックマン: デュアル オーバーライド』の最新トレーラーを公開しました。シリーズ誕生40周年の節目に出る新作で、発売は2027年予定です。
トレーラーで初めて姿を見せたのが、ボスキャラクターの「トゥインクルガール」。公式サイトの紹介文によれば、見習いのエンターテイナーロボットで、表舞台で活躍したい気持ちが暴走して花火を操り暴れる、という設定です。あわせて、自分の限界を一時的に超える新システム「オーバーライド」、性能を組み替える「カスタムチップ」も公開されました。
対応機種はPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PCの7つ。発売日そのものは、今回も出ていません。
Game Informer「新しい敵と、見慣れた顔」。公式Xはブルースのプレイアブル参戦を告知
出典:Mega Man: Dual Override Gameplay Trailer Reveals New Robot Master And Proto Man’s Return(Game Informer / 2026年8月25日)
出典:『ロックマン: デュアル オーバーライド』公式サイト(カプコン / 2026年8月26日確認)
he has a new antagonist in the form of Twinkle Girl.(新しい敵として、トゥインクルガールが立ちはだかる)
同じ映像について、英語圏と日本語圏で書き方が少し違ったのが面白いところでした。Game Informerはトレーラーの締めについて「プロトマンを配した新しいキーアートが出た」と控えめに書いています。一方でロックマンシリーズ公式X(@ROCKMAN_UNITY)は「さらに、ブルースがプレイアブルキャラクターに参戦!?」と投稿し、英語版の公式アカウント(@MegaMan)も「今回はプロトマンも戦いに加わる」と告知しました。公式サイトも、2人の主人公を選べる「デュアルヒーロー」だと説明しています。タイトルの「デュアル」が何を指すのかが、ここではっきりしたことになります。
公式サイトのボス欄は8枠、埋まっているのは1つ。別にファン投票を経たボスも控えている
公式サイトのボスキャラクター欄には8つの枠が並び、8月26日の時点で埋まっているのはトゥインクルガールの1枠だけ。残る7枠は「Coming Soon」のままです(枠の数がボスの総数だとは明言されていません)。同じ欄には「過去作に登場したボスキャラクターも復活!?」とも書かれていて、トレーラーを見たファンからは、過去作のボスであるアストロマンらしき姿を見つけたという指摘が出ています。
もう1体、公式に予告されているボスがあります。カプコンは2025年12月12日から2026年1月2日まで、Xでボスキャラクターのデザインを募集する「ボスキャラクター デザインコンテスト」を実施しました。お題は「吸引アーム付きロボット(仮)」の素体をもとにしたデザインで、募集地域は日本・米州・欧州・アジアの4地域。生成AIの使用は禁止と明記されています。
選考は3段階です。開発チームが20作品に絞り、2026年1月30日から2月6日までCAPCOM IDによるユーザー投票を実施(票数は4地域の合計で算出)。上位6作品が2026年3月6日のCapcom Spotlightで発表され、その6作品から開発チームが最優秀1作品を選びます。最優秀作品はゲーム内のボスとして登場し、優秀賞6名はスタッフロールに名前が載ります。
ただし、その最優秀作品の発表日は「後日お知らせいたします」のまま。入選6作品の発表から5か月以上が過ぎても、どのデザインがボスになるのかは伏せられています。
日本のファンは「ガール」という呼び方に、英語圏はデザインそのものに反応した
トレーラー公開から数時間のXを見て回ると、日本語と英語で反応の向きがきれいに分かれていました。
日本語の投稿で目立ったのは、名前への引っかかりです。「トゥインクルガール? ウーマンじゃなくて?」という反応が複数ありました。ロックマンのボスは「カットマン」「エアーマン」のように「マン」で終える命名が定番で、女性型は「ウーマン」で受けるのが読者の頭にある形です。「ガール」は年齢や立場のニュアンスを帯びる語なので、同じ並びに置くと座りが悪い。シリーズを長く追ってきた人ほど、ここが最初に目に入るのだと思います。ほかには、カスタムチップでどこまで組み替えられるのかを楽しみにする声、逆に「ロックマンとの差別化ができそうな要素が少なく感じる」と慎重に見る声もありました。
英語の投稿では、名前の話はほとんど出てきません。「最初のロボットマスターだ、いい感じ」と歓迎する投稿と、「女性型のロボットマスターがまた増えたのは良いが、デザインは少し地味に感じる」という受け止めが並んでいました。スペイン語では「トゥインクルガールはやっぱりロボットマスターだった、最高」と、正体が確定したことを喜ぶ投稿も見かけます。同じ1体のボスでも、日本語圏は命名の慣習を、英語圏はデザインと属性を見ている。ずれ方に、シリーズとの距離の取り方が出ています。
日本のメディアも早く、4Gamerが公開から1時間ほどで新キャラクターと新アクションを紹介しました。なお、カプコンの別作品『Pragmata』にロックマンのスキンが「coming soon」として告知された、とMy Nintendo Newsが報じています。カプコン公式サイトでの記載は確認できていないため、こちらは報道ベースとして扱います。
40周年の新作は、残る7枠をどの順で開けるかが次の見どころ
ロックマンの新作でボスが1体ずつ公開されるのは、シリーズを追う人にとってはおなじみの進み方です。ただ今回は、そのうち1体が世界4地域のファン投票を経て決まる、という道筋が最初から公開されているところが違います。日本のファンが描いたデザインが、米州や欧州、アジアの票を通ってロックマンの前に立つ。その1体がいつ明かされるのかは、いまのところカプコンだけが知っています。
『ロックマン: デュアル オーバーライド』はgamescomの会場(8月26日から30日)で世界初の試遊が行われます。試遊台の存在は6月にカプコンが発表していたもので、今回のトレーラーはその直前に置かれた形です。現地で触った人の感触が出てくれば、慎重に見ているファンの評価も動くはずです。あわせて、事前公表された8本には日本の作品がスクウェア・エニックスの1本しか入っていませんでしたが、ふたを開ければカプコンもきちんと本編に出てきました。会期はまだ4日残っています。
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