【世界】シフトアップ『ステラーブレイド』Switch 2版、海外メタスコア81。不満はフレーム生成の入力遅延

3行サマリー
- シフトアップの『Stellar Blade Complete Edition』Switch 2版は、Metacriticで81点。批評家17件のうち16件が好意的で、否定的な評価は0件
- OpenCriticの平均は80点(15件)。Nintendo Lifeは7/10で、60fpsモードは「フレーム生成頼みで入力遅延が大きい」と指摘
- 日本では11月6日0時に発売、価格は7,980円。『NieR:Automata』コラボDLCを同梱し、『ベヨネッタ』衣装4種も同日配信
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Switch 2版ステラーブレイド、メタスコア81で否定的な評価はゼロ
韓国シフトアップのアクションゲーム『Stellar Blade(ステラーブレイド)』のNintendo Switch 2版が、海外の批評家から好意的に迎えられています。レビュー集計サイトMetacriticのSwitch 2版の点数は81点で、区分は「Generally Favorable(おおむね好評)」です。
当編集部が11月6日朝(日本時間)に確認した時点で、批評家レビューは17件。好意的が16件、賛否が1件、否定的は0件でした。もう一つの集計サイトOpenCriticでも、主要批評家の平均は80点、「推薦する」と答えた割合は80%(15件)です。
ただ、高い点数の裏で、多くのレビューが同じ弱点に触れていたのが印象的でした。60fpsで動かすためのフレーム生成と、それに伴う操作の遅れです。
Nintendo Life「60fpsはフレーム生成頼み、入力遅延が大きい」
出典:Round Up: The Reviews Are In For Stellar Blade’s Switch 2 Port(Nintendo Life / 2026年11月5日)
出典:Stellar Blade: Complete Edition Reviews(Metacritic / 2026年11月6日確認)
出典:Stellar Blade Complete Edition Reviews(OpenCritic / 2026年11月6日確認)
“This frame rate is only accomplished through frame generation”(このフレームレートはフレーム生成によってのみ実現されている)
Nintendo Lifeはレビューで7/10を付けました。解像度は携帯モードで720p、TVモードで1080p。60fpsのモードは映像こそなめらかに見えるものの、入力遅延がかなり大きいと書いています。フレーム生成を使わないバランスモードはおよそ40fpsだといいます。結論は「どこへでも持ち出して遊べる、十分に良いステラーブレイド」です。
ほかの媒体の点数は次のとおりです。
- Nintendo Everything:4/5(初期設定を少し変えれば、特に携帯モードで素晴らしい体験になる)
- COGconnected:80/100(TVモードでも携帯モードでもフレームレートが安定している)
- The Outerhaven:4.5/5(Switch 2向けにきちんと最適化された移植)
- Hobby Consolas(スペイン):82/100
- The Games Machine(イタリア):8/10
点数の差を生んだのは設定です。Nintendo Lifeは60fpsモードの入力遅延を減点し、Nintendo Everythingは初期設定を変えたうえで高く評価しました。
30fpsを補間で60fpsに見せる設計、体験版の反応で切り替えを追加
入力遅延が出るのは、ゲームの中身が30fpsで動いているためです。シフトアップの技術責任者イ・ドンギ氏はShacknewsのインタビューで、NVIDIAのDLSSで解像度を上げ、その結果にAMDのFSR 3.1のフレーム補間をかけて60fpsを狙ったと説明しています。補間で増えるのは表示される絵の枚数だけで、ボタン入力を受け付ける間隔は30fpsのままです。
この設計が問題になるのは、ステラーブレイドがパリィ(敵の攻撃に合わせて弾く操作)を軸にしたアクションだからです。数フレームの差で成否が決まる遊びでは、見た目のなめらかさより入力の速さが体感を左右します。先行配信された体験版でもこの点に不満が集まり、シフトアップは製品版でフレーム生成をオン・オフできるようにすると発表しました。日本でもGameBusiness.jpなどが報じています。
つまり今回のレビューは、「切り替えが入った製品版でも、60fpsモードは操作が重い」という答え合わせになりました。
日本は11月6日0時発売・7,980円、ニーアとベヨネッタの衣装も
日本のSwitch 2版は11月6日0時に発売されました。海外は11月5日7時(太平洋時間)で、日本時間では同じ時刻です。価格は日本が7,980円、米国が59.99ドル、英国が54.99ポンドです。パッケージ版はゲーム全体がカートリッジに入っており、追加ダウンロードなしで遊べます。
Complete Editionには、スクウェア・エニックスの『NieR:Automata』と『勝利の女神:NIKKE』のコラボDLCが入っています。発売日にはプラチナゲームズの『ベヨネッタ』をモチーフにした衣装4種も、Switch 2・PS5・PCで無料配信されました。日本のプレイヤーにとっては、任天堂のハードで遊べる初めての機会です。
シフトアップはこの作品の開発中に資金難で中止寸前まで追い込まれていました。その経緯は「シフトアップ、ステラーブレイドは給料あと3カ月分で中止寸前だった」で詳しく書いています。2024年4月のPS5版、2025年6月のPC版に続き、Switch 2版で3機種目になりました。
Switch 2版はフレーム生成を切って操作感を取るのが海外レビューの答え
海外レビューを並べると、Switch 2版の評価は「移植としては上出来、ただし60fpsモードは操作が重い」に集約されます。81点という数字は、携帯機でこの水準のアクションが動くこと自体への評価です。
Nintendo LifeとNintendo Everythingの指摘を合わせると、パリィの手ごたえを重視するなら、フレーム生成を切ってバランスモードで遊ぶのが答えです。映像のなめらかさを優先するなら60fpsモードを選べますが、その場合は操作の遅れと引き換えになります。個人的には、81点という数字よりも、最初に開く設定画面での選択のほうが、このSwitch 2版の満足度を左右すると受け止めました。
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