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【韓国】米津玄師、1月の仁川3公演が発売初日に完売。前回の2日間・2万2千人から1日増やしても売り切れ

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【韓国】米津玄師、1月の仁川3公演が発売初日に完売。前回の2日間・2万2千人から1日増やしても売り切れ

3行サマリー

  • 米津玄師のワールドツアー「GHOST」の韓国公演(2027年1月14・16・17日、仁川インスパイア・アリーナ)は、10月22日正午の一般発売初日に販売された席がすべて売り切れました。
  • 前回の初来韓公演(2025年3月)は同じ会場の2日間で約2万2千人。今回は3日間に増やし、席は14万3千〜17万2千ウォン(約107〜129ドル)です。
  • 韓国では『チェンソーマン』の「KICK BACK」「IRIS OUT」で知られ、「IRIS OUT」はSpotifyで海外再生が過半を占め、その中心国の1つが韓国でした。

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Series米津玄師 ワールドツアー「GHOST」全2本

米津玄師の2026-2027年ワールドツアー「GHOST」の日程・会場・販売と海外の反応を追う連載

  1. 2026/10/17【アメリカ】米津玄師ワールドツアー「GHOST」、海外動員は9万人から20万人へ。NY・ロンドン・パリは劇場から2万人級アリーナに
  2. 2026/10/23【韓国】米津玄師、1月の仁川3公演が発売初日に完売。前回の2日間・2万2千人から1日増やしても売り切れ(この記事)

米津玄師の韓国3公演、10月22日正午の一般発売で売り切れ

米津玄師が2027年1月に仁川で開く3公演のチケットが、発売初日に売り切れました。販売は10月22日正午(韓国時間・日本時間も同じ)に韓国のチケットサイト「NOL チケット」で始まり、その日のうちに販売された席はすべて売れたと、韓国メディアが同日夜に伝えています。

公演はワールドツアー「KENSHI YONEZU 2026-2027 WORLD TOUR / GHOST」の韓国公演で、日程は1月14日(木)19時30分、16日(土)と17日(日)19時。会場は2025年3月の初来韓公演と同じインスパイア・アリーナです。前回の2日間から1日増やしても、初日で埋まりました。

ツアー全体の日程と会場の規模は、10月17日の記事「米津玄師ワールドツアー「GHOST」、海外動員は9万人から20万人へ」で整理しました。今回はその続きで、発表から5日後に出た最初の販売結果です。

Star News「韓国ファンの熱意を証明」、韓国社会福祉ジャーナル「開いた席はすべて完売」

出典:Yonezu Kenshi, all seats sold out on day one of Korea concert ticket sales.. Proves Korean fans’ devotion(Star News / 2026年10月22日)

出典:요네즈 켄시 내한공연 3회 전석 매진…2027년 1월 인천 개최(한국사회복지저널 / 2026年10月22日)

오픈된 좌석은 모두 매진됐다.(販売を開始した席はすべて売り切れた)

Star Newsは見出しで「韓国ファンの熱意を証明した」と書き、アニメやドラマの主題歌を通じて韓国でも広く愛されている歌手だと紹介しました。両紙とも、前回の公演が2日間とも全席完売だったことを並べて伝えています。

前回2025年3月は2日間で約2万2千人、今回は同じ会場で3日間に

規模は前回の1.5倍に広がりました。2025年3月22・23日の初来韓公演は、インスパイア・アリーナの2日間がいずれも完売し、観客は約2万2千人でした(The Fact の公演評)。このとき米津玄師は24曲を歌い、ステージから「また必ず来る」と約束しています。今回の3公演は、その約束から1年10か月での再訪です。

チケットの値段は次のとおりです(スポーツ京郷、NOL チケットの販売ページ)。

  • フロア席:17万2千ウォン(約129ドル)
  • P席:16万5千ウォン(約124ドル)
  • R席:15万4千ウォン(約116ドル)
  • S席:14万3千ウォン(約107ドル)

16万5千ウォンという価格は、10月21日に伝えたILLITの仁川アンコール公演で「この値段にしては空席が多い」と話題になったチケットと同じ額です。同じ仁川、同じ価格帯で、片方は空席が話題になり、もう片方は初日で売り切れる。結果がここまで分かれたのは印象的でした。

韓国での入口は『チェンソーマン』、「IRIS OUT」は海外再生が過半

韓国で米津玄師が聴かれている入口は、アニメの主題歌です。韓国の報道は人気曲として、『チェンソーマン』のオープニング「KICK BACK」と、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」、そして「Lemon」を挙げています。

数字にも表れています。Spotifyが7月に発表した2026年上半期のランキングで、「IRIS OUT」は「海外で最も再生された国内楽曲」の2位でした。Spotifyは「アメリカ、韓国、メキシコを中心に、海外比率は過半数に達している」と説明しています(リアルサウンド)。韓国は、この曲を聴いている国の中心の1つです。

では、なぜ前回より1日多い公演が初日で埋まったのか。前回の初来韓から今回までの間に、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」が加わったことが大きいと当サイトは見ています。韓国の報道が挙げた人気曲3曲のうち2曲がアニメの主題歌で、そのうち新しい1曲が、韓国を主要な聴き手とする海外ヒットになりました。アニメで知った曲を生で聴きたい人が、前回は1公演あたり約1万1千人だったアリーナを3日分埋めた。そう受け止めています。

日本のファンが見るべき点:ツアーの他都市も10月22日に発売、北米・欧州の結果はまだ出ていない

韓国の完売は、ツアー全体の売れ行きを測る最初の数字です。シンガポール、北米、ロンドン、パリ、アムステルダムの公演も、同じ10月22日正午(各地の現地時間)に一般発売が始まりましたが、10月23日朝の時点で完売を伝える報道は見当たりません。

海外の関心は数字で伸びています。英語版ウィキペディア「Kenshi Yonezu」の閲覧数は、10月23日までの直近7日間で1日平均707回でした。前の週(1日平均283回)の2.5倍です。韓国語版も1日平均8回から22回に増えました(いずれもWikimediaの公開統計を当サイトで集計)。ツアーの発表と販売開始が重なった1週間でした。

日本から見ると、韓国は米津玄師にとって「アニメの曲で入り、本人の公演に来る」流れがすでに2回成立した国になりました。北米・欧州の会場は前回の劇場から約3倍のアリーナに広がっており、韓国と同じ流れが作れるかは、これから出る各地の販売結果で分かります。

韓国は2回続けて完売、次の焦点は2万人級アリーナの北米・欧州

米津玄師の韓国公演は、初来韓の2日間に続き、3日間に増やした今回も発売初日で売り切れました。入口になったのは『チェンソーマン』の2曲で、Spotifyの集計でも韓国は「IRIS OUT」の主要な聴き手の国です。当サイトでは、北米・欧州公演の販売状況が報じられた時点で続きを伝えます。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。