【イギリス】スクウェア・エニックスのキングダムハーツ コレクション、英国で初登場5位。日本では初週2.9万本の8割がSwitch 2版

3行サマリー
- スクウェア・エニックスの『KINGDOM HEARTS Collection[I〜III]』は、英国のパッケージ版売上ランキングで初登場5位
- 英国の売上の内訳はSwitch 2版が58%、PS5版が42%。日本のファミ通集計では、初週2万9672本のうちSwitch 2版が2万3411本で約79%
- 日本ではSwitch 2版が週間1位を取った一方、英国では欧米の新作4本に先を越され、ハードごとの売れ方が日本と英国で分かれた
Seriesキングダムハーツ コレクション[I〜III]全2本
2026年10月8日発売のキングダムハーツ コレクション[I〜III]の海外評価と販売を追う連載
- 2026/10/8【アメリカ】スクウェア・エニックスのキングダムハーツ、Switch 2版が10月8日発売。海外レビュー平均88点、不満はIIIの動作
- 2026/10/18【イギリス】スクウェア・エニックスのキングダムハーツ コレクション、英国で初登場5位。日本では初週2.9万本の8割がSwitch 2版(この記事)
キングダムハーツ コレクション、英国で初登場5位。日本ではファミ通の週間1位
10月8日に発売された『KINGDOM HEARTS Collection[I〜III]』の初週販売が、日本と英国でそろいました。英国のパッケージ版ランキングでは初登場5位でした。日本のファミ通集計ではSwitch 2版が週間1位です。
目を引くのは機種ごとの比率です。日本はSwitch 2版が約8割を占めましたが、英国ではSwitch 2版が58%で、PS5版も4割を超えました。同じソフトでも、どのハードで買われたかは国によってかなり違います。
どちらの集計もパッケージ版だけが対象で、ダウンロード版は含みません。この記事の数字は、店頭で売れた本数の比較として読んでください。
発売前の海外レビューの評価は、前回の記事「キングダムハーツ、Switch 2版の海外レビュー平均88点」にまとめています。
Nintendo Life「表彰台には届かなかった」、英国の上位4本はすべて欧米の作品
出典:UK Charts: Kingdom Hearts Collection Performs Well, But It’s Missing The Keys To The Podium(Nintendo Life / 2026年10月12日)
出典:【ソフト&ハード週間販売数】『キングダム ハーツ コレクション I~III』が首位獲得(ファミ通.com / 2026年10月15日)
Kingdom Hearts Collection [I~III], has been pushed all the way down to fifth!(キングダムハーツ コレクションは5位まで押し下げられた)
英国のランキングはGfKのパッケージ版売上の集計で、10月10日までの1週間が対象です。Nintendo Lifeによると、キングダムハーツ コレクションは5位で、売上の内訳はSwitch 2版が58%、PS5版が42%でした。
上の4本は次のとおりです。
- 1位:EA Sports FC 27
- 2位:Star Wars: Galactic Racer(新作)
- 3位:Gears of War: E-Day(新作)
- 4位:Clive Barker’s Hellraiser: Revival(新作)
VGChartzの英国週報でも、5位という順位は同じです。この週はトップ40に新作が7本入り、同じく日本のタイトルである『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』は32位でした。
見出しの「Missing The Keys」は、作中の武器キーブレードにかけた言い回しです。Switch 2の注目作として扱いながら、ホラーゲームの『Hellraiser: Revival』にまで先を越された結果を、少し残念そうに伝えていました。
日本は初週2万9672本、Switch 2版がPS5版の約3.7倍
ファミ通の集計(10月5日〜10月11日)では、Switch 2版が2万3411本で1位、PS5版が6261本で5位に入りました。2機種の合計は2万9672本です。
同じ週のハードの販売台数も、ソフトと同じ傾向を見せています。Switch 2は2万2420台で累計640万台を超え、PS5デジタル・エディションは1万1611台でした。日本ではSwitch 2の台数がPS5デジタル・エディションの約2倍あり、ソフトの比率はそれ以上にSwitch 2へ寄りました。
ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズンも、日本ではSwitch 2版が7314本で4位、PS5版が5099本で8位です。英国の32位と比べると、日本のほうがずっと上位にいます。
日本で8割がSwitch 2版になった理由は、ハードの差と「クラウド版からの乗り換え」
日本でSwitch 2版にここまで寄ったのは、2つの理由が重なったためだと考えています。
1つ目は、日本ではSwitch 2がPS5より売れていることです。上のハード台数のとおり、この週のSwitch 2の販売台数はPS5デジタル・エディションの約2倍でした。英国ではPS5版が4割を超えたので、PS5の持ち主が多い市場では素直にPS5版も選ばれています。
2つ目は、これまで任天堂ハードでキングダムハーツを遊ぶ手段がクラウド版しかなかったことです。初代Switchのシリーズは通信環境がないと遊べないクラウド版で、その販売は2026年6月9日に終わりました。今回のSwitch 2版は本体で動くので、携帯機で遊びたかった層がまとめて流れたと見ています。
ただし、なぜ日本だけSwitch 2の比率が高いのかについて、スクウェア・エニックスや集計元の説明はありません。ここは本数と台数から読み取った見立てです。
英国の読者の声は価格に集中、IIIの動作改善はまだ発表なし
Nintendo Lifeの記事に付いたコメントでは、価格に触れた声が最も支持を集めていました(10月18日時点で6票)。「中身は良い作品ばかりでも、この値段は売りにくい」という趣旨です。英国の読者の関心は、順位よりも価格に向いていました。日本の価格は1万1000円(税込)です。
発売前のレビューで指摘が集まった『キングダム ハーツIII』と『0.2』のフレームレートについて、10月18日時点で改善アップデートの発表は確認できませんでした。
キングダムハーツ コレクションは日本ではSwitch 2の看板、英国ではPS5と分け合う形に
初週の数字から分かったのは、同じコレクションでも買われ方が日本と英国で逆に近いことです。日本ではSwitch 2版が約8割を占めて週間1位、英国ではSwitch 2版とPS5版がほぼ6対4で、順位は5位でした。
シリーズの次の本編『キングダム ハーツIV』は、スクウェア・エニックスが2027年後半の発売としています。それまでに、ダウンロード版を含めた販売本数が発表されるかどうかを追っていきます。
参考:Famitsu Sales: 10/5/26 – 10/11/26(Gematsu)/UK Weekly Week 41 2026(VGChartz)
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