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【アメリカ】Ado×クロミ「DND」MVが米国YouTube急上昇48位。公開13時間で48万回、海外は「毒タイプのジムリーダー」

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】Ado×クロミ「DND」MVが米国YouTube急上昇48位。公開13時間で48万回、海外は「毒タイプのジムリーダー」

3行サマリー

  • Adoとサンリオのクロミの「DND feat. KUROMI」MVは、10月7日20時(日本時間)の公開から約13時間で48万1,863回再生された
  • 10月8日朝の時点で、YouTube急上昇は米国で総合48位、日本で総合20位
  • 英語の上位コメントは「毒タイプのジムリーダーみたい」(高評価1,611件)など、Adoの衣装とクロミとの声の対比に集まった

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Ado×クロミ「DND」MV、公開13時間で48万回再生

Adoとサンリオのキャラクター、クロミが歌うコラボ曲「DND feat. KUROMI」のミュージックビデオが、10月7日20時(日本時間)にAdoの公式YouTubeチャンネルで公開されました。10月8日9時すぎに確認したところ、再生回数は48万1,863回、高評価は約4万900件、コメントは1,606件でした。

曲の配信はひと足早く、9月25日0時に始まっていました。先に公開されたティーザー映像も34万回再生まで伸びていました。

タイトルの「DND」は「Do Not Disturb(邪魔しないで)」の略です。周りの決めつけをはねのけて自分らしく進む、という内容の歌詞で、作詞はKanata Okajimaさんとmoniiさんが担当しました。

サンリオ発表:クロミの「世界クロミ化計画」の一環で実現

出典:アーティスト「KUROMI」とAdoが初コラボ!新曲「DND feat. KUROMI」9月25日(金)配信開始(サンリオ / 2026年9月21日)

出典:Superestrellas japonesa Ado y Kuromi se unen para nuevo sencillo(adn40 / 2026年10月1日)

¡Pude cantar con KUROMI!(KUROMIと一緒に歌えた!)

サンリオの発表によると、今回のコラボは「世界クロミ化計画」のもとで音楽を通じて活動の幅をグローバルに広げる取り組みの一つです。クロミは2025年10月にTOY’S FACTORYからアーティストとしてメジャーデビューし、EP「KUROMI IN MY HEAD」「HYPER KUROMISM」を出しています。COUNTDOWN JAPAN 25/26への出演や、東京・名古屋・大阪のZeppツアーも済ませました。

メキシコのニュース局adn40は10月1日、Publimetro Méxicoは10月2日にこのコラボを報じました。adn40はAdoを「世界的な現象」と紹介しています。MVが出る前の段階から、中南米の一般メディアが取り上げていたことになります。

米国のYouTube急上昇で48位、クロミは英語版の閲覧数が日本語版を上回る

YouTubeの国別急上昇を集計するkworbの一覧(10月8日8時40分・日本時間)では、このMVは米国の総合48位、日本の総合20位に入っていました。音楽だけの部門ではなく、ゲーム実況やバラエティーも含む総合の一覧です。ただ、同じ時点のメキシコとフィリピンの一覧には入っておらず、メキシコでの報道がそのまま再生に結びついたとまでは言えません。

なぜ米国で動いたのか。一つ目の理由はクロミ側の読者層にあります。ウィキペディアの直近7日の1日平均閲覧数は、クロミの英語版が約832回、日本語版が約616回で、英語版のほうが多い状態です。サンリオのキャラクターとしてのクロミは、日本の外ですでに大きな知名度を持っています。

二つ目は、Ado側も英語圏に同じくらいの読者がいることです。Adoの英語版ウィキペディアは1日約882回読まれ、日本語版の約1,037回に近い水準です。英語圏のクロミ好きとAdoのファンが、1本のMVで重なりました。「世界クロミ化計画」がAdoを相手に選んだ理由も、この重なりで説明できます。

英語の上位コメントは「毒タイプのジムリーダー」「声が違うのに合う」

MVのコメント欄を開いたとき表示される上位60件のうち、39件が日本語、残りの多くが英語でした。英語のコメントは、Adoの見た目と、2人の声の対比に集中しています。

  • 「このキャラデザ、Adoが完全にポケモンの毒タイプのジムリーダーに見える」(高評価1,611件)
  • 「Adoは好きなものと全部コラボしていってる」(同2,279件)
  • 「AdoとKUROMIは合うはずがない。声がまったく違うのに、一緒に歌うとすごくいい」(同894件)
  • 「”hey what you want from me” のところが頭から離れない」(同659件)
  • 「完全にパンクギャル」(同617件)

ツインテールにクロミの黒いずきんを重ねたAdoのビジュアルを、英語圏のファンはポケモンのジムリーダーにたとえて受け止めています。日本語のコメントが「推しと推しのコラボ」「ダーク属性の最強タッグ」とキャラクター同士の組み合わせを喜ぶ方向なのに対し、英語のコメントは声の対比やフレーズの中毒性など、曲そのものへの感想が上位に来ています。同じMVでも、日本と英語圏で喜ぶポイントがきれいに分かれていたのが印象的でした。

Adoの海外での人気がキャラクターとの共演にも広がった

Adoは10月3日、韓国・仁川で開かれた日韓フェス「XMF 2026」の初日でトリを務めたばかりです(関連記事)。ライブで海外の客席を埋めてきたAdoの人気が、今回はキャラクターとの共演曲として、米国のYouTube急上昇という別の数字に表れました。

日本のファンにとって注目したいのは、クロミが日本より英語圏で多く検索されているキャラクターだという点です。日本では「サンリオのキャラとAdoのコラボ」として受け取られている曲が、海外ではAdoのファンとクロミのファンの両方に届く入口になっています。MVの再生回数がこの先どこまで伸びるか、米国の急上昇にどれだけとどまるかが、「世界クロミ化計画」の最初の手ごたえを測る目安になります。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。