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【アメリカ】スクウェア・エニックスのキングダムハーツ、Switch 2版が10月8日発売。海外レビュー平均88点、不満はIIIの動作

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】スクウェア・エニックスのキングダムハーツ、Switch 2版が10月8日発売。海外レビュー平均88点、不満はIIIの動作

3行サマリー

  • スクウェア・エニックスの『KINGDOM HEARTS Collection[I〜III]』が10月8日に発売。Switch 2版はクラウド版ではなく本体で動く版で、日本の価格は1万1000円(税込)
  • Metacriticに集まったSwitch 2版の海外レビューは18本で、平均88点。18本すべてが好評の判定
  • 高評価の中で指摘が集まったのは『キングダム ハーツIII』と『0.2』の動作。海外Redditでは容量131GBも話題になった

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キングダムハーツ コレクション、Switch 2版は10月8日に日米同日発売

スクウェア・エニックスの『KINGDOM HEARTS Collection[I〜III]』が、10月8日に発売されました。日本と米国で同じ日の発売です。

中身は『KINGDOM HEARTS -HD 1.5+2.5 ReMIX-』『KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologue』『KINGDOM HEARTS III + Re Mind』の3本です。機種はNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Windowsです。

任天堂ハードの読者にとって大きいのは、Switch 2版がクラウド版ではないことです。初代Switchで出ていたシリーズはクラウド版で、通信環境がないと遊べませんでした。そのクラウド版は2026年6月9日23時59分(日本時間)で販売を終えています。

価格は日本が1万1000円(税込)、米国の任天堂公式ストアでは74.99ドルです。クラウド版を持っている人はセーブデータを引き継げ、割引価格で買えます。米国ストアは割引率を50%と案内しています。

Metacritic、Switch 2版の海外レビュー18本はすべて好評

出典:Kingdom Hearts Collection I ~ III Critic Reviews (Nintendo Switch 2)(Metacritic / 2026年10月8日6時20分に確認)

出典:Round Up: The Reviews For Kingdom Hearts Collection On Switch 2 Are In(Nintendo Life / 2026年10月6日)

出典:「KINGDOM HEARTS Collection[I〜III]」発売日と価格の発表(4Gamer.net / 2026年6月10日)

In its current state, the collection is hard to recommend without caveats on Switch 2.(現状では、Switch 2版のコレクションを注意書きなしには勧めにくい)

Metacriticのメタスコアは88点です。日本時間10月8日6時20分の時点で、Switch 2版のレビューは18本ありました。好評が18本で、賛否両論と不評は0本です。

点数の上位はNintendo World Reportの95点、Hobby Consolasの93点です。TheGamer、Noisy Pixel、Final Weaponなど8媒体が90点を付けました。

複数機種のレビューを集めるOpenCriticでは、平均84点です。23本のうち91%が「おすすめ」の判定でした。

高評価の中で、キングダム ハーツIIIと0.2の動作だけ評価が割れた

点数は高いものの、どの媒体もほぼ同じ箇所に注意を付けています。『キングダム ハーツIII』と『0.2 Birth by Sleep -A fragmentary passage-』のフレームレートです。

Nintendo Lifeのまとめ記事は、Final Weaponの評として「0.2とキングダム ハーツIIIのフレームレートの不安定さは小さな傷だ」と紹介しました。Siliconeraも9点を付けながら、IIIでは60fpsを保てない場面があったと書いています。

いちばん厳しかったのはRPGSiteです。10月5日の比較記事で、IIIと0.2はフレームレートが変動し、体験版のころから改善が見えないと指摘しました。30fpsに固定する設定も無いとしています。一方で、1.5+2.5は「迷わず勧められる」としました。

評価が割れた理由は、収録作の年代にあります。1.5+2.5はPS2とPSP時代のゲームが元です。Nintendo Lifeの単体レビュー(8点)によると、携帯モードで1080p・60fps、テレビ出力ではおそらく4K・60fpsで動いています。対してIIIと0.2はPS4世代のゲームで、描画の負荷がずっと大きい作品です。

レビューの点数を押し上げたのは、7作品と映像作品3本がまとめて携帯機で遊べるという中身の量でした。動作の不満は、その中の新しい2本に集中しています。点数の高さよりも、各媒体の注意書きが同じ2本にそろっていたことが印象的でした。

海外Redditの関心は「30fps」と容量131GB

海外のファンが気にしたのは、点数より動作と容量でした。数字は日本時間10月8日6時20分に確認したものです。

  • r/NintendoSwitchのRPGSite記事の転載スレは642ポイント、コメント155件、高評価率96%。最上位コメント(353ポイント)は「Switch 2で30fpsは許されない」というものでした。
  • r/NintendoSwitch2の容量スレは483ポイント、コメント166件、高評価率97%。3本の合計は約131GBで、Nintendo Lifeが報じた数字です。コメントでは「7作品と映像3本なのだから当然」という声と、「1本ずつ入れられるのか」という質問が並びました。3本は別々のソフトとして入れられます。
  • r/KingdomHeartsで発売前に入手したファンの投稿は972ポイント、コメント279件。パッケージのデザインへの不満が上位に入りました。IIIの解像度やフレームレートがPS5版と比べてどうかを尋ねる声もありました。

RPGSiteの転載スレには「世代が変わるたびに同じシリーズをフル価格で出すのを、なぜ受け入れるのか」という価格への不満も付いています(70ポイント)。

日本の購入者向け、クラウド版を持っていれば割引で乗り換えられる

日本で買うかどうかを決めるとき、海外レビューから分かる判断材料は3つあります。

1つ目は、1.5+2.5を遊ぶならSwitch 2版の評価は高いことです。I、II、Birth by Sleepなど、シリーズの土台になる作品がここに入っています。

2つ目は、IIIを携帯機で快適に遊びたい人は、発売後の動作報告を見てからでも遅くないことです。今回のレビューで評価を下げた理由は、ほぼIIIと0.2の2本に集中しています。

3つ目は、初代Switchのクラウド版を持っている人です。セーブデータを引き継げて割引もあるので、乗り換えの条件はそろっていますね。

日本語のレビュー記事は、10月8日朝の時点では見つけられませんでした。発売日と価格は6月10日の発表時に4Gamerなどが報じていますが、動作の評価は英語圏の情報が先に出そろった形です。

キングダム ハーツIV前にシリーズを通す手段として、海外は「買い」の判定

海外レビューの結論は、シリーズ本編を1台でまとめて遊べるコレクションとして「買い」です。条件は、IIIと0.2の動作に目をつぶれることです。

シリーズの次の本編『キングダム ハーツIV』は、スクウェア・エニックスが2027年後半の発売としています。それまでにI〜IIIを遊び直したい人向けの入口として、Switch 2版は海外で受け入れられました。

過去の関連記事:ディズニー、キングダムハーツの小売売上10億ドル超を初公表/キングダム ハーツIVとFF7完結編は同じ社内スタジオ

参考:KINGDOM HEARTS Collection[I〜III]公式サイト/Nintendo.com(米国)商品ページ/OpenCritic

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。