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【台湾】YOASOBI、台北ドーム2日間の7万枚が完売。前回の台北アリーナは2万枚に約60万人が応募

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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現地の一次ソースで確認 約4分で読めます
【台湾】YOASOBI、台北ドーム2日間の7万枚が完売。前回の台北アリーナは2万枚に約60万人が応募

3行サマリー

  • YOASOBIが2027年1月9日・10日に開く台北ドーム2公演の約7万枚が完売。カード会員向けの優先販売枠約3,000枚は1分でなくなった
  • 前回2025年2月の台北アリーナ2公演は計2万枚に約60万人が実名登記していた。今回は席数が約3.5倍に増えた
  • 台北公演は「推しの子」主題歌「アイドル」のYOASOBIが日本5ドームと並べて組んだアジア10都市ツアーの1つ。最高席はNT$5,280からNT$6,880に上がった

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YOASOBIの台北ドーム2日間、約7万枚が抽選販売で完売

YOASOBIが2027年1月9日と10日に台北ドーム(台北大巨蛋)で開く2公演のチケット約7万枚が完売しました。オリコンが9月26日に報じています。YOASOBIの台湾公演としては過去最大の規模です。

販売は2段階でした。9月16日正午(現地時間)に国泰世華銀行のCUBEカード会員向け優先販売が始まり、約3,000枚が1分で売り切れたとJUKSYが伝えています。続いて9月17日から20日まで、販売サイトの遠大售票(Ticket Plus)で実名制の抽選登記を受け付け、9月22日正午に結果が出ました。当選者の支払い期限は翌23日の正午です。

券種はNT$1,800からNT$6,880までの7段階です。1アカウントで1公演あたり4枚まで登記できました。

台湾メディアは優先販売の「1分完売」と実名抽選の手順を詳報

出典:YOASOBI台北演唱會2027|9/22抽選結果公布!遠大搶票攻略、門票票價、大巨蛋座位圖(TVBS / 2026年9月22日)

出典:YOASOBI大巨蛋門票秒殺!CUBE卡友3000張1分鐘搶光 今起實名抽選(JUKSY / 2026年9月17日)

YOASOBI大巨蛋門票秒殺!CUBE卡友3000張1分鐘搶光(YOASOBIの大巨蛋チケットが瞬殺。CUBEカード会員向けの3,000枚が1分で売り切れた)

完売はオリコン(Yahoo!ニュース配信 / 2026年9月26日)が「チケット計7万枚が即完」と報じました。

Zeppから台北アリーナ、そして台北ドームへ。台湾では3回の公演で会場が2段上がった

台湾でのYOASOBIは、公演のたびに会場を大きくしてきました。2024年はZepp New Taipei、2025年2月は台北アリーナ(台北小巨蛋)、そして今回が台北ドームです。

規模を押し上げたのは、前回の応募の多さです。2025年2月8日・9日の台北アリーナ2公演は計2万枚でしたが、実名制の抽選登記には約60万人が集まったとNOWnewsが2024年11月に報じています。1枚に30人が並んだ計算になります。会場を3.5倍にした今回も抽選販売になったことは、この差がまだ埋まっていないことを示しています。

なぜ台湾でここまで伸びたのか。YOASOBIの海外での入口はアニメ主題歌でした。「推しの子」の「アイドル」や「葬送のフリーレン」の「勇者」のように、作品と一緒に国境を越える曲が続いたことで、ライブに足を運ぶ層が日本の外にも育ってきました。その広がりは台湾に限りません。2026年8月の北米ツアーは6公演で計7万人を動員したとオリコンが報じています(ツアー発表時の記事はこちら)。北米で6都市かけて集めた人数を、台北は2日間で埋める計算です。

現地の購入者は「高い3席種だけの優先枠」と「当選率」に反応

台湾の購入者の反応は、売れ行きよりも買い方に向きました。優先販売で選べたのは高い順に3つの席種(NT$6,880・6,280・5,880)だけで、JUKSYは「手が追いつかない(手速跟不上)」という声を紹介しています。

緯來ニュースは、SNSで「いちばん高い3席種を買わせるのはさすが国泰」という皮肉や、「今回も外れたらその場で発狂する(這次再沒中我直接原地發瘋)」という投稿が出ていると伝えました。ネットでは独自に当選率を試算する投稿も出ており、前回の60万人登記を覚えているファンほど、今回の抽選を厳しく見ていたことがわかります。

価格も上がりました。前回の台北アリーナの最高席はNT$5,280でしたが、今回はNT$6,880です。それでも7万枚が売り切れたことに、台湾での需要の厚みが表れています。個人的には、値上げを経ても抽選になった点がいちばん印象に残りました。

日本のドーム公演は14,000円、海外はシンガポールの5.5万人スタジアムも

台北公演は「YOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027 超惑星 “SUPER PLANET”」の1つです。日本では10月24日・25日の京セラドーム大阪から12月5日・6日の東京ドームまで5大ドームを回り、指定席は14,000円です。

海外では、2027年2月20日にシンガポール・ナショナルスタジアムでの公演も決まっています。Bandwagonによると東南アジアで唯一の公演で、会場は5万5,000人を収容します。

日本のファンにとっては、国内のドームと同じ規模の会場が台湾でも2日間埋まったという事実が、YOASOBIの現在地を測る物差しになります。

台北ドーム7万枚完売が示すのは、アニメ主題歌から始まった海外人気の定着

YOASOBIの台湾人気は、アニメ主題歌で知られた一過性のブームではなく、会場を2段上げても抽選になるほどの固定客に変わっています。2万枚に60万人が並んだ前回から、7万枚が完売した今回へ。次の焦点は、残る海外公演でも同じ規模の会場が埋まるかどうかです。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。