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【韓国】TOMORROW X TOGETHER、11月16日に新作『PERFECT STORM』。ソウル公演の翌日発売、日本公演は未発表

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
公開
最終更新
現地の一次ソースで確認 約6分で読めます
【韓国】TOMORROW X TOGETHER、11月16日に新作『PERFECT STORM』。ソウル公演の翌日発売、日本公演は未発表

3行サマリー

  • BIGHIT MUSICは9月28日、TOMORROW X TOGETHERが11月16日にミニ9集『PERFECT STORM』を全6曲で発売すると発表しました。
  • 発売の3日前にあたる11月13日から15日には、ソウルのKSPOドームで5度目のワールドツアー『STEAL THE WIND』が開幕します。
  • 前作のミニ8集から約7カ月ぶりの新作で、日本公演の予定は9月28日時点で発表されていません。

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TOMORROW X TOGETHER、11月16日にミニ9集『PERFECT STORM』を全6曲で発売

BIGHIT MUSICは9月28日、TOMORROW X TOGETHER(スビン、ヨンジュン、ボムギュ、テヒョン、ヒュニンカイ)が11月16日にミニ9集『PERFECT STORM』を発売すると発表しました。収録曲は6曲です。タイトル曲や参加クリエイターといった中身は、この発表の時点では明かされていません。

発表の前日となる9月27日には、グローバルファンプラットフォームのWeverseで配信したライブ内で、カムバックのティザー映像が先に公開されました。映像に添えられていたコピーは「지금까지와는 다른 무언가가 필요해(今までとは違う何かが必要だ)」の一文です。アルバム名と発売日が明かされたのは、その翌日でした。

音源側の動きも同じ日に始まっています。Spotifyでの新譜の事前保存(Pre-save)は、発表当日の9月28日午後1時から受付が開始されました。アルバムの中身に関するより詳しい情報は、今後Weverseで公開される予定です。

スターニュースと文化日報が9月28日に報道、文化日報は見出しに「嵐」を置いた

出典:TXT, 11월 16일 컴백(スターニュース / 2026年9月28日)

出典:‘폭풍’ 몰고 돌아온 TXT, 11월 16일 ‘PERFECT STORM’ 발매(文化日報 / 2026年9月28日)

투모로우바이투게더는 지난 27일 글로벌 슈퍼팬 플랫폼 위버스(Weverse)에서 진행한 라이브 스트리밍에서 컴백 스포일러 영상을 깜짝 공개했다.

日本語にすると「TOMORROW X TOGETHERは27日、グローバルスーパーファンプラットフォームのWeverseで行ったライブ配信で、カムバックのスポイラー映像をサプライズ公開した」となります。文化日報は同じ発表を扱いながら、見出しには「『嵐』を連れて戻ってきたTXT」という表現を選びました。韓国側の報道は発売日の告知にとどまらず、アルバム名の「嵐」を記事の入口に据えています。

公式X(@BIGHIT_MUSIC)の告知は、9月28日午前の時点でリポスト1,356件、いいね3,205件を集めていました。一方、韓国の大型コミュニティであるTheQooやDC Insideの直近スレッドでは、同じ時点でこの発表を主題にした投稿は見当たりません。発表から半日ほどの段階では、反応は公式アカウントとファンダムの周辺にとどまっていた形です。

前作のタイトルにあった「風」、ツアー名の「WIND」、新作の「STORM」が並ぶ

今回の発表で目を引くのは、3つの固有名詞が同じ気象のことばで揃っている点です。前作は2026年4月に出たミニ8集『7TH YEAR: 가시덤불에 잠시 바람이 멈췄을 때』で、タイトルには「바람(風)」が入っています。11月に開幕するワールドツアーの名称は『STEAL THE WIND』、そして新作が『PERFECT STORM』。風が止まった情景から、風を奪う行為を経て、嵐に至る並びです。

この重なりは日本側の深読みではありません。スターニュースは記事の中で、前作に「바람(風)」が登場したのに続いて新譜には「一段と激しくなったSTORM」が置かれた、と書いています。韓国の報道側も、前作と新作をひと続きの流れとして読んでいるわけです。ただし、BIGHIT MUSICがこの3つを連作だと公式に説明したわけではありません。

ティザー映像の作りも同じ方向を向いていました。円形の窓の向こうで水と泡が渦を巻く数秒の映像に、先述のコピーが重なります。渦は嵐の視覚的な言い換えとして読める素材で、アルバム名が公表される前日の段階から、映像はすでに『PERFECT STORM』の側に寄せてあったことになります。名前を知ってから見返すと、印象がはっきり変わる作りでした。

ソウル3公演の翌日に発売、会場で熱を作ってから音源を落とす順番

日程の並び方も、偶然というより設計として読めます。ワールドツアー『STEAL THE WIND』はソウルのKSPOドームで11月13日から15日までの3日間に開幕し、アルバムの発売はその翌日の11月16日です。ツアーが先、音源が後という順番になっています。スターニュースはこの並びを「3日間のソウル公演を終えたまさに翌日に『PERFECT STORM』を発売し、熱気を引き継ぐ」と説明しました。韓国側も日程を導線として捉えています。

この順番には実務上の意味があります。3日間のドーム公演には国内外からファンが集まり、公演の映像や感想がSNSに流れていきます。その熱が冷めないうちに新作を出せば、初週の再生数とフィジカル販売に直接つながるわけです。逆の順番、つまり先にアルバムを出してからツアーを始める形だと、発売初週のピークとツアー開幕が別々の山に分かれてしまいます。

さらに、ツアー初日の11月13日は発売の3日前です。会場で新曲の一部を先に披露する余地が残っています。実際にそうするかは発表されていませんが、日程の間隔はその選択肢を残す幅になっています。HYBE系のアーティストでは、大型公演と新譜のリリースを近接させる組み方が以前から見られます。今回はその間隔が3日という、かなり詰めた設定です。

ただ、この詰め方はファンの側から見れば負担でもあります。3日間の公演に足を運び、その翌日には新作の初週が始まる。遠征と音源の消費が同じ週に重なる形で、時間もお金も一点に集中します。運営側の効率と、ファンの財布の都合は、ここでは同じ方向を向いていません。

日本公演は未発表、11月に日本から追えるのは音源とWeverse配信

日本のファンにとって、この11月は「現地には行けるが、国内では待つ」期間になります。ワールドツアー『STEAL THE WIND』の日本公演について、9月28日時点で日程も会場も発表されていません。ツアー名に「ワールド」が付く以上、ソウル以降の都市が順次公表される可能性は残りますが、現時点で確定しているのはソウルの3公演だけです。ワールドツアーと銘打った発表で最初に出るのが開催地1都市分というのは、日本から予定を組みたい人には不親切な段取りだと感じました。

そのため、11月に日本から追える手段は音源とWeverseの配信が中心になります。TOMORROW X TOGETHERは日本語音源のリリースも続けてきたグループで、日本のチャートでも継続的に結果を残してきました。今回のミニ9集に日本語版が用意されるかどうかも、9月28日時点では発表されていません。

もう一点、日本のファンが見る位置として、ティザーの出し方があります。アルバム名より先にWeverseのライブ配信で映像を出し、翌日に名前と日付を出す流れ。プラットフォームに滞在しているファンへ最初の情報を渡す順番です。日本からでもWeverseには同時に触れられるため、この種の発表では日本と韓国の情報の時差がほぼ消えています。日本語メディアの記事を待つ必要がなくなった分、一次情報に直接あたる読み方の価値が上がっていると受け止めました。

『STEAL THE WIND』と『PERFECT STORM』、風と嵐で束ねた11月の3日間

今回の発表で確定したのは、11月16日にミニ9集『PERFECT STORM』が全6曲で出るという事実と、その3日前からソウルでツアーが始まるという日程です。タイトル曲も参加クリエイターも、日本公演の有無も、まだ出ていません。

それでも、出そろった固有名詞の並びは方向を指しています。前作のタイトルに置かれた「風」、ツアー名の「WIND」、新作の「STORM」。この3つを11月の同じ週に集めた組み方は、単発のカムバック告知というより、4月から続く流れの終点を11月に置いたものとして読めます。次に確かめたいのは、ティザーの本格公開でタイトル曲がどの位置に置かれるかと、ソウル公演の初日に新曲が出るかどうかの2点です。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。