【韓国】SEVENTEENのディエイト&バーノン、ユニット「V8」で電子音楽デビュー。ファレルら参加の8曲『singasong』

3行サマリー
- SEVENTEENのユニットV8(ディエイトとバーノンの2人)が6月29日、8曲入りミニアルバム『V8』でデビュー。タイトル曲「singasong」はファレル・ウィリアムスら海外プロデューサー4人と作った。
- 音はハイパーポップ寄りの電子サウンドで、歌詞は英語・中国語・韓国語の3言語。M COUNTDOWNのプレ収録には同じグループのドギョムとスングァンがフードトラックを送り、Caratの間で話題になった。
- SEVENTEENは13人での活動休止を控えている。日本では2025年末に435,000人を集めたドームツアーの実績があり、日本のCaratはV8の動きと日本公演の有無を見ている。
V8(ディエイトとバーノン)、6月29日に電子音楽のミニアルバムでデビュー
SEVENTEENのメンバー、ディエイトとバーノンが組んだユニット「V8」が、6月29日に同名のミニアルバム『V8』を出した。8曲入りで、タイトル曲は「singasong」。ユニット名のVはバーノン、8はディエイト(THE8)から取っていて、2人を8気筒エンジンに見立て、前へ走る推進力を表したという。収録曲は「singasong」のほかに「Friend」「BEAT」「mia」「coloring」「girlsnboys」「8DM」「Rat Race」が並ぶ。
Korea Herald:V8は「不確かな青春」を電子サウンドで描く
元ネタ:Seventeen’s V8 embraces challenge, growth on debut EP ‘V8’(The Korea Herald / 2026年6月29日)
“The name V8 made me think of youth as the fuel that drives us forward.” — Vernon
アルバムの軸にあるのは、迷いや戸惑い、そこからの立ち直りと成長という、不確かさを抱えた青春だ。タイトル曲「singasong」は2人が制作の主導権を握りつつ、ファレル・ウィリアムス、Mechatok、Kirara、Dylan Bradyという海外のプロデューサー4人と一緒に仕上げた。アルバムを一語で表すなら、ディエイトは「成長」、バーノンは「挑戦」を選んだ。歌詞に英語・中国語・韓国語の3言語を混ぜたのは、中国出身のディエイトと、韓国系アメリカ人のバーノン、それぞれが一番素を出せる言葉を選んだ結果だという。
13人での活動休止を前に、メンバーが個別・ユニットで「空白」を埋める
このユニットが今動き出したのは、SEVENTEENというグループ全体の事情と地続きだ。グループは「また13人で戻る」と約束したうえで、兵役などのために当面の活動休止に入る。その間、メンバーはソロやユニットで個々に動く。6月にはホシが入隊中に自作曲「SNAPBACK」を出し、ジョンハンが13人で最初に兵役を終えた。V8もこの流れの一つで、13人そろっては前に出しにくかった電子音楽という色を、2人だからこそ振り切って出している。ディエイトは2026年5月に中国・南京の音楽フェスで大トリを務めるなど、もともと個人での海外活動に強い。その延長線上にV8がある。
韓国での受け止め:プレリスニングでディエイトがDJ、収録現場にはメンバーの差し入れ
デビュー前日のプレリスニングパーティーでは、クラブ風の演出のなかでディエイト自身がDJブースに立ち、電子音楽寄りの曲をかけた。来場したファンの反応は上々だったと現地メディアは伝えている。デビュー当日のM COUNTDOWNプレ収録には、同じSEVENTEENのドギョムとスングァンがフードトラックを送り、その写真や2人らしいユーモアの効いたメッセージがCaratの間でリポストされて広がった。X上では「捨てられない(曲が頭から離れない)」といった反応や、収録ステージの映像を共有する投稿が相次いだ。グループ本体が大型コミュニティの話題をさらうほどではないものの、コアなファンが熱量を持って回す、ユニットらしい盛り上がり方をしている。
日本のCarat、435,000人ドームの先にV8の日本公演を待つ
日本との接点は、SEVENTEEN本体の存在感にある。グループは2025年末に日本ドームツアーで累計435,000人を動員し、2026年5月には東京ドームと京セラドーム大阪でファンミーティング「YAKUSOKU」を開いた。ファンミーティングでドームを満員にできる海外アーティストは多くない。その規模の日本のCaratにとって、活動休止を控えた今は、メンバー個々の動きが次の楽しみになる。V8は7月11〜12日に高陽(キンテックス)、7月18〜19日に香港でライブを予定しているが、現時点で日本公演の発表はない。日本のファンは、SEVENTEENのドーム級の動員力を知っているだけに、V8がその輪を日本まで広げるのかを気にしている。
グループの「総力」から個の色へ、休止期がK-POPユニットの実力を試す
V8が見せたのは、13人という大所帯のSEVENTEENが一枚岩で動くフェーズから、メンバー一人ひとりの色をどこまで出せるかを問うフェーズへ移りつつある、ということだ。電子音楽と3言語、海外プロデューサーとの共作という尖った設計は、グループ全体では選びにくい。活動休止という「空白」を、個とユニットの作品でどれだけ濃く埋められるか。V8のデビューは、その最初の答え合わせになる。
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