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【フランス】鬼滅「紅蓮華」のLiSA、初の欧州ツアーでパリ公演。9月20日ゼニス、4都市を回る

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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3行サマリー

  • 鬼滅の刃「紅蓮華」で知られるLiSAが、ソロ15周年を機に初の欧州・UK単独ツアーを開催する。
  • 9月15日ミラノ、17日デュッセルドルフ、20日パリ、22日ロンドンの4都市。パリは約6000人規模のゼニス。
  • チケットは1月30日発売済み。パリの隣では7月26日に女王蜂もバタクランで公演し、欧州のアニソン需要は拡大している。

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SeriesLiSA 初の欧州・UKツアー2026全5本

LiSAがソロデビュー15周年で行った初の欧州・UK単独ツアーの発表から完走までを追う連載。

  1. 2026/4/26【EU】LiSAが初の欧州・UK単独ツアー4都市発表。鬼滅の刃「紅蓮華」で世界進出した15周年
  2. 2026/6/2【ドイツ】鬼滅の刃LiSA、9/17デュッセルドルフで初公演。欧州4都市ツアー唯一のドイツ日程
  3. 2026/6/18【ドイツ】LiSA初の欧州ツアー、ドイツ公演はデュッセルドルフ1都市だけで即完売。在留日本人が最も多い街が選ばれた理由
  4. 2026/7/23【フランス】鬼滅「紅蓮華」のLiSA、初の欧州ツアーでパリ公演。9月20日ゼニス、4都市を回る(この記事)
  5. 2026/9/25LiSA、鬼滅「紅蓮華」を経て初の欧州ツアー完走。4公演中3つで完売を確認、千秋楽はロンドン

LiSA、ソロ15周年で初の欧州・UK単独ツアー。9月に4都市を回る

アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」を歌ったLiSAが、ソロデビュー15周年を記念して、自身初となるヨーロッパ・イギリスでの単独ツアーに出る。日程は9月15日のミラノ(ウニポル・フォーラム)を皮切りに、17日デュッセルドルフ、20日パリ、22日ロンドンの4都市。いずれも各都市で初のヘッドライナー公演となる。フランス公演の会場は、パリ北東のラ・ヴィレットにある約6000人規模のゼニス・パリだ。日本のアニメ主題歌歌手が欧州の主要都市を単独で回ること自体が、まだ珍しい。

仏メディアSortiraparis:パリ公演は9月20日、ゼニスでの一夜

元ネタ:LiSA, the hottest Japanese pop sensation, set to perform at the Zénith in Paris this September 2026(Sortiraparis / 2026年)

LiSAはソロデビュー15周年を祝い、初の欧州・UKツアーとしてミラノ、デュッセルドルフ、パリ、ロンドンで公演を行う。(Sortiraparis / LiSA公式発表より要約)

パリの地元情報メディアSortiraparisは、彼女を「日本ポップの旬なスター」と紹介し、ゼニス公演を9月の注目コンサートの一つとして扱った。チケットは1月30日に発売されている。

欧州のアニソン需要は拡大中。7月のジャパンエキスポは23万人、女王蜂もパリへ

LiSAの欧州ツアーは、単発の出来事ではない。フランスでは7月上旬に開かれた欧州最大の日本文化イベント「ジャパンエキスポ」の25周年に約23万人が来場し、音楽ステージも大きな比重を占めた。さらにパリでは、チェンソーマンや地獄楽の主題歌で知られる女王蜂が7月26日にバタクランで公演を行う。数か月のうちに、日本のアニメ由来のアーティストが立て続けにパリの舞台に立つことになる。会場もライブハウスのバタクランから約6000人のゼニスまで幅が出てきた。需要の裾野は確実に広がっている。

「紅蓮華」の世界的ヒットが、日本のアニソン輸出を押し上げた

LiSAが欧州で通用する背景には、彼女が歌ってきた曲がそのままアニメの世界的ヒットと重なってきた事実がある。「鬼滅の刃」の「紅蓮華」「明け星」「白銀」、「ソードアート・オンライン」の「crossing field」、「Fate/Zero」の「oath sign」、そして「俺だけレベルアップな件」の「ReawakeR」ではStray Kidsのフェリックスを迎え、K-POPとも接続した。アニメ配信で作品に触れたファンが、主題歌の歌い手を「顔の見えるアーティスト」として認識する。歌詞が日本語のままでも客席が合唱するという現象は、この数年、海外のアニメ系フェスで繰り返し起きてきた。LiSAの欧州単独ツアーは、その蓄積がついに単独公演の成り立つ規模まで来た、という話だと思う。

アニソンは「歌詞が分からなくても刺さる音楽」として欧州に根づくか

日本のアニメ主題歌が海を越えるとき、言語の壁は思ったほど障害にならない。メロディとアニメの記憶が結びついているからだ。もっとも、欧州で日本人アーティストが必ず即完売するわけではない。約6000人のゼニスをどこまで埋められるかが、実際の距離を測る目盛りになる。それでも、ミラノからロンドンまでの4都市を単独で回るツアーが完走すれば、アニソンは「アニメの付属物」から、それ自体でチケットが売れる音楽へと一段上がる。国内で当たり前に聴いてきた曲が、言葉の通じない客席で日本語のまま合唱される。個人的には、9月のパリでそれがどこまで起きるかを一番見てみたい。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。