【アメリカ】スクウェア・エニックスの『天地創造』復刻版、2027年1月14日発売。北米パッケージ版の予約は日本時間9月26日午前1時から

3行サマリー
- スクウェア・エニックスの『天地創造』復刻版が2027年1月14日に発売。Nintendo Switch 2・PlayStation 5・Xbox Series X|S・PC向けに展開されます。
- 北米のパッケージ版はLimited Run Gamesが取り扱い、最上位のGaia Editionは199.99ドル。予約は日本時間9月25日23時に始まり、締切は11月8日23時59分(米東部時間)です。
- 1995年のスーパーファミコン版から31年、北米では一度も発売されなかった作品で、パブリッシャーはClear River Gamesが務めます。
Series『天地創造』復刻版全2本
スーパーファミコン用アクションRPG『天地創造』の復刻版について、発売日・価格・パッケージ版の展開と各地域での扱いを追う連載です。
- 2026/8/25【アメリカ】エニックスの『天地創造』、31年たって初の北米発売へ。2027年、日本でも初の移植になる
- 2026/9/25【アメリカ】スクウェア・エニックスの『天地創造』復刻版、2027年1月14日発売。北米パッケージ版の予約は日本時間9月26日午前1時から(この記事)
『天地創造』復刻版は2027年1月14日発売、北米パッケージ版の予約は日本時間9月25日23時に開いた
スーパーファミコン用アクションRPG『天地創造』(英題 Terranigma)の復刻版が、2027年1月14日に発売されます。対応機種はNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC。開発を手がけたのはQuintetで、今回の復刻版はノルウェーのClear River Gamesがパブリッシャーを務めます。
北米と欧州向けのパッケージ版を取り扱うのは、限定版の販売で知られるLimited Run Gamesです。予約の受付が始まったのは米東部夏時間の9月25日午前10時、日本時間なら9月25日の23時でした。用意されたのはGaia Edition、SteelBook Edition、Foiled Standard Editionの3種類で、いずれもNintendo Switch 2・PlayStation 5・Xbox Series X|S版が対象になります。
この作品は1995年に日本で発売され、その後は欧州と豪州にも渡りましたが、北米では発売されないままでした。GamesRadar+やPush Squareは、当時エニックスの米国法人が閉鎖されたことが理由だったと伝えています。北米のプレイヤーにとっては、31年を経てようやく巡ってきた初めての正式発売ということになります。待った年数を思うと、受け止め方が普通の復刻と違うのもうなずけました。
SiliconeraとTime Extensionが伝えた各エディションと価格
出典:Terranigma Release Date and Physical Copies Confirmed(Siliconera / 2026年9月16日)
出典:Terranigma Returns January 14 2027, Physical “Gaia Edition” Now Available To Pre-Order(Time Extension / 2026年9月16日)
the worldwide debut of Terranigma(『天地創造』の世界デビュー)
価格は、媒体によって示している通貨が異なります。Gaia Editionの199.99ドルは、Limited Run Gamesの商品ページに記載がありました。Siliconeraによれば、SteelBook Editionが64.99ドル、ソフト単体はPlayStation 5とXbox Series X向けが39.99ドル、Nintendo Switch 2向けが44.99ドル。Time Extensionは英ポンド建てで、Gaia Editionを168ポンド、SteelBook Editionを55ポンド、箔押しの通常版を34〜38ポンドと伝えています。
最上位のGaia Editionに何が入るかは、商品ページに一覧があります。箔押しカバーの通常版本体、リバーシブルカバー、新規アートのスチールブック、ブックレット、マグネット式の外箱、ヨミのフィギュア、サウンドトラックCD、アークをかたどったピンバッジ、機械仕掛けの「パンドラの箱」ミュージックボックス、200ページを超えるアートブック『A Visual Journey』、綿製のワールドマップ。ここまで並ぶと、199.99ドルという額にも一応の説明はつきます。復刻版そのものにも、CRTフィルター、アレンジモード、クイックセーブ、ミニマップ、巻き戻し、バランス調整、ミュージアム、ミュージックプレイヤーが収録されます。
予約の締切は11月8日で確定した。「10月8日」は初報の表記が上書きされたもの
公開時点で割れていた予約期間の表記は、その後に決着しました。締切は米東部時間の11月8日(日)23時59分です。Gaia Edition・SteelBook Edition・Foiled Standard Editionの3つの商品ページには、いずれも「PRE-ORDERS CLOSE ON SUNDAY, NOVEMBER 8, 2026, AT 11:59 PM EASTERN TIME.」と記載されています。
「10月8日」は同社公式Xの初報が予約期間を「September 25 – October 8」と書いていたことに由来します。ただし予約開始を伝えた後続の告知では「open now through November 8」に改められており、10月8日という期限は残っていません。商品ページ側の表記を見ておけば足りる、ということになります。
予約はすでに受付中です。Gaia Editionの商品ページは「Coming Soon」から購入可能な状態に切り替わり、SteelBook Edition・Foiled Standard Editionも同様。Production Statusはいずれも「Pre-production」と表示されています。Limited Run Gamesのパッケージ版は期間内に注文を受けてから製造する受注生産で、期間が終われば追加の販売はありません。1カ月半ほどの猶予はできましたが、受注期間を過ぎたら中古市場を当たるしかない点は変わりません。
ResetEraでは199.99ドルのGaia Editionに賛否、欧州のファンは通常版へ流れている
海外ファンの反応は、価格を軸にきれいに割れました。Limited Run Gamesの公式Xアカウントは告知に「A legendary adventure returns to physical form.」と書き添え、3種類のエディションを並べています。当事者が大々的に売り出す姿勢を見せたぶん、値段への反応も率直でした。
発売日の発表を受けて立ったResetEraのスレッドでは、Gaia Editionの199.99ドルを「かなり大きな跳躍」と受け止める投稿が目立ちました。ただし同じ書き込みのなかで、この作品がここまで手厚く扱われること自体への感謝も語られています。ドイツ在住でPAL版の世代にあたるユーザーからは、200ユーロのコレクターズ版は高すぎるので通常版を選ぶ、開封しない同梱物に興味はない、という声も出ました。その一方で、Nintendo Switch 2のSteelBook版やGaia Editionを予約したという報告もあり、北米での流通をLimited Run Gamesが担当することを歓迎する受け止めが混じっています。
北米初発売が伝えられた8月の段階では、反応の質が違いました。Push Squareの記事のコメント欄には、実現を願っていた、出たら迷わず買う、といった熱量の高い書き込みが並んでいます。発売が現実の日付になり、値札が付いたいま、議論の中心は「出るかどうか」から「どの版を買うか」へ移りました。この移り変わりが、個人的にはいちばん印象に残っています。
日本語が収録されるかは、今回の発表では明示されていない
日本のプレイヤーにとって最大の未確定要素は、収録言語です。今回参照した英語圏の発表記事と商品ページのどちらにも、日本語への対応や日本国内での販売についての記載がありません。追加機能の一覧にリマップやアレンジモードは挙がっているのに、対応言語の項目だけが見当たりませんでした。
原作は1995年にエニックスから発売されたあと、日本では現行機向けの公式な再発売が行われてきませんでした。そのため日本のプレイヤーにとっても、この復刻版は事実上の初めての移植になります。ただし日本語で遊べるかどうかが確定していない以上、「日本でも遊べるようになる」と言い切れる段階ではありません。ここは期待だけで先走らずに、続報を待ちたいところです。
Limited Run GamesはFAQで世界発送に対応していると説明しており、日本は発送制限の対象に挙がっていません。ただし送料はチェックアウト時の自動計算で、商品ページに実額の記載はありません。日本へ届けるつもりなら、注文画面まで進んで金額を確認する必要があります。物理版の収録言語についても、3つの商品ページのいずれにも記載が見当たりませんでした(配信版はSteam版が日本語に対応しています)。ソフト単体なら各プラットフォームのストアで購入できると見られますが、日本のストアで配信されるかどうかも、現時点では発表されていません。
31年待った北米のファンが最初に越えるのは、ゲームではなく予約ページ
『天地創造』の復刻でいま差し迫っているのは、作品の出来ではなく、数量限定の予約枠のほうです。発売までは1年近くありますが、パッケージ版を確保できるかどうかは、日本時間9月25日23時に始まった受注期間で決まります。締切は11月8日23時59分(米東部時間)。余裕はあるほうですが、期間を過ぎたら買えないことに変わりはありません。
北米では31年間、正規の流通に乗らなかったタイトルです。その空白を埋めるのが、スクウェア・エニックスでも任天堂でもなく、ノルウェーのClear River Gamesと限定版専門のLimited Run Gamesだという点に、いまのレトロゲーム復刻の実態が出ています。旧作の権利を大手が抱えたまま動かさずにいる間に、小回りの利く事業者が交渉して形にする。今回もその一例でした。
この復刻の経緯は、北米初発売が伝えられた8月の記事にもまとめています。日本語対応と国内展開について続報が出た時点で、あらためてお伝えします。
【追記 2026/09/26】 予約は米東部時間9月25日午前10時(日本時間9月25日23時)に開始し、Gaia Edition・SteelBook Edition・Foiled Standard Editionの3種すべてが購入可能になりました。締切は11月8日23時59分(米東部時間)で確定し、公式Xの初報にあった「10月8日」は後続の告知で上書きされています。公開当初に記していた開始時刻(日本時間9月26日午前1時)と締切の食い違いは、本文側を実際の表記に合わせて修正しました。
いま読まれている記事
【アメリカ】無職転生III 第13話「日記」で英語圏の評価が割れた。レビューは10点中2.5点、ファンは「年間ベスト」
【アメリカ】日本ファルコム『空の軌跡 the 2nd』、Steam同時接続1万5154人。前作the 1stは2つのアプリに分かれていた

鬼滅の刃 無限城編の配信はいつから・どこで見れる?【9月20日時点】レンタルは9月16日開始、主要10サービスは配信なし

【アメリカ】コナミ『メタルギア』新コレクション、海外25媒体の平均83点。18年PS3専用だった『4』がSwitch 2でも動く

