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【世界15カ国】GarenaのFree Fire、NARUTO復刻コラボで米国のGoogle Play無料ダウンロード19位へ。NARUTOの母国日本では200位圏外のまま

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【世界15カ国】GarenaのFree Fire、NARUTO復刻コラボで米国のGoogle Play無料ダウンロード19位へ。NARUTOの母国日本では200位圏外のまま

3行サマリー

  • Garenaの『Free Fire』は、NARUTO疾風伝との復刻コラボ期間に米国のGoogle Play無料ダウンロードで2度上がり、9月19日に24位、10月9日と10日に19位を記録しました(当サイトの定点観測)。
  • コラボが終わった10月15日以降は下がり続け、最新の10月25日は130位です。ドイツ・英国・フランスは200位の取得範囲から外れました。
  • インドでは別アプリの『Free Fire MAX』が8日連続1位を2回記録しました。一方、NARUTOの母国である日本では、観測期間中ずっと200位圏外でした。

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当サイトが毎日記録している15カ国のアプリランキングで、Garenaのバトルロイヤル『Free Fire』の順位がはっきり2回跳ねました。どちらも『NARUTO -ナルト- 疾風伝』との復刻コラボの期間中です。大きく動いたのは、ふだんFree Fireが上位にいない米国と欧州でした。逆に、もともと上位にいるブラジルや東南アジアではほとんど動いていません。

米国のGoogle Play無料ダウンロードで、Free Fireは9月19日に24位、10月9日に19位と2度跳ねた

米国では、Free FireはGoogle Playの無料ダウンロードで100位前後にいるアプリです。コラボが始まった9月16日は136位でしたが、3日後の9月19日に24位まで上がりました。その後は少しずつ下がり、10月6日には91位に戻っています。

2回目は10月7日から始まりました。50位、30位と上がって、10月9日と10日に19位をつけています。これが今回の観測期間(9月8日から10月25日)の最高です。コラボが終わった10月15日を過ぎると毎日下がり、最新の10月25日は130位でした。

同じ形の2つの山は欧州にも出ています。ドイツは9月15日の168位から9月19日に27位まで上がり、10月11日にも77位まで戻しました。英国は9月19日に54位、10月12日に55位。フランスは9月19日に51位、10月9日と10日に91位です。この3カ国は、10月下旬には200位の取得範囲から外れています。

国ごとの動きは次のとおりです(Google Playの無料ダウンロード。インドのみFree Fire MAX、ほかは無印のFree Fire)。

  • 米国:1位だった日数 0日/10月25日 130位/期間最高 19位(10月9日・10日)/Google Play売上の最高 16位(9月21日)
  • ドイツ:0日/10月25日 圏外(200位より下)/期間最高 27位(9月19日)/売上の最高 183位(9月22日)
  • 英国:0日/10月25日 圏外/期間最高 54位(9月19日)/売上の最高 175位(10月11日)
  • フランス:0日/10月25日 圏外/期間最高 51位(9月19日)/売上の最高 110位(9月21日)
  • 台湾:0日/10月25日 178位/期間最高 32位(10月9日)/売上の最高 190位(9月29日)
  • シンガポール:0日/10月25日 29位/期間最高 10位(9月19日)/売上の最高 109位(10月13日)
  • サウジアラビア:0日/10月25日 13位/期間最高 3位(9月19日)/売上の最高 5位(9月20日)
  • タイ:0日/10月25日 3位/期間最高 2位(9月19日)/売上の最高 3位(9月13日)
  • インドネシア:0日/10月25日 7位/期間最高 4位(9月11日)/売上の最高 5位(9月19日)
  • ブラジル:5日(9月14日の1日と、9月18日から21日の4日間)/10月25日 3位/期間最高 1位/売上は15日間1位、10月25日は2位
  • インド(Free Fire MAX):16日(8日連続を2回)/10月25日 2位/期間最高 1位/売上は観測期間の48日すべて1位
  • 日本・韓国:無料ダウンロード・売上とも、観測期間中ずっと200位圏外

香港も9月19日に39位、10月13日に41位と2つの山を作りました。ただ、期間最高の16位はコラボ開始前の9月13日の記録で、コラボ中のほうが順位は低くなっています。中国はGoogle Playがないため、iOSのゲームランキング(25位まで)だけを見ていますが、期間中にFree Fireの記録はありませんでした。

観測方法:15カ国のGoogle PlayとApp Storeの公開ランキングを、毎日1回記録している

この記事の順位は、当サイトが自前で記録しているデータです。同じ場所を見れば、読者のみなさんも確かめられるようにしています。

  • 何を:日本・韓国・米国・台湾・香港・中国・ドイツ・フランス・英国・ブラジル・インド・サウジアラビア・シンガポール・インドネシア・タイの15カ国。Google Playの無料ダウンロードと売上、App Storeの無料ゲームなど
  • どこから:Google PlayとApp Storeが公開しているランキング
  • いつ:日本時間の昼過ぎに毎日1回。その時点の順位を1日1件として保存しています。この記事の最新取得日は10月25日です
  • どこまで:Google Playは各チャート200位まで、App Storeのゲームは25位まで
  • 限界:1日1回なので、日中の上下は取れません。取得範囲より下は「圏外」で、配信していないという意味ではありません。中国にはGoogle Playがありません

集計の仕組みと、ほかのタイトルの記録は世界のゲームランキング定点観測のページにまとめています。

インドではFree Fire MAXが8日連続1位を2回。2回目はコラボが終わった翌日の10月16日から始まった

インドだけは、ほかの国と動き方が違いました。インドで遊ばれているのは無印のFree Fireではなく、別アプリのFree Fire MAXです。無印のFree Fireは2022年2月、インド政府が禁止したアプリに含まれ、ストアから消えました。MAXはその後もAndroidで配信が続いていると、Sportskeedaが報じています。

MAXはコラボ前の9月上旬、Google Playの無料ダウンロードで3位前後にいました。コラボ開始の翌日の9月17日に1位になり、9月24日まで8日連続で1位でした。その後は2位が続きます。

2回目の1位は10月16日から23日までの8日間です。10月15日はコラボの終了予定日なので、2回目の1位はコラボが終わった翌日から始まったことになります。米国や欧州がこの時期に下がり続けていたのとは逆の動きです。10月24日と25日は『Paper.io 2』が1位で、MAXは2位でした。

この2回目の1位の理由は、当サイトのデータからは分かりません。公式記事や現地メディアを調べた範囲では、10月16日に始まったイベントは確認できませんでした。なお、売上のほうはMAXが観測期間の48日間すべて1位で、コラボの前後で変化はありません。

Garenaの発表では、復刻コラボは9月16日から10月15日まで。10月6日からは最終イベントが開かれていた

Garenaの公式サイトによると、今回のコラボは2025年1月の第1弾「Nine Tails Strike」の復刻です。期間は2026年9月16日から10月15日まで。日向ヒナタがFree Fireに初登場し、木ノ葉隠れの里に忍者アカデミーが加わりました。公式記事は今回の内容を次のように紹介しています。

upgraded gameplay, fresh rewards, and fan-requested content

インドのゲームメディアPCQuestは、イベントごとの日程を伝えています。それによると、最終イベント「Final Jutsu」は10月6日から15日までです。米国と欧州の2回目の山は、ちょうどこの期間に重なります。

Free FireとNARUTOのコラボは今回が3回目です。第1弾が2025年1月、第2弾「Ninja War」が2025年7月30日から8月31日まで開かれました。

出典:Free Fire x Naruto Shippuden(公式記事)(Garena)

出典:Free Fire MAX x Naruto Shippuden collab(イベント日程)(PCQuest)

出典:Free Fire x Naruto Shippuden Chapter 2: Ninja War(プレスリリース)(Game Developer)

出典:Free Fire banned in India: why Free Fire MAX is still available(Sportskeeda)

NARUTOの集客力がはっきり見えたのは、Free Fireがふだん弱い米国と欧州だった

今回のデータで一番はっきりしているのは、NARUTOのコラボで大きく上がったのが、Free Fireの地盤ではない国だったことです。米国は136位から24位へ、ドイツは168位から27位へ上がりました。一方、ふだんから上位にいるタイやインドネシアは、数位の上下にとどまっています。

理由の一つは、元の順位の低さです。100位前後にいるアプリは、少しダウンロードが増えるだけで大きく順位が動きます。それでも、米国・ドイツ・英国・フランスが9月19日と10月9日前後にそろって山を作ったのは、偶然では片づけにくい重なりです。どちらも、コラボ開始と最終イベント開始のちょうど3日後でした。ふだんFree Fireを遊ばない層にも、NARUTOの名前は届いていたと受け止めています。

ただ、その効果は長く続きませんでした。米国はコラボ終了から10日で130位まで戻り、欧州の3カ国は200位の外に出ています。売上の順位もほとんど動いていません。ダウンロードは呼び込めても、売上の順位を押し上げるところまでは届かなかった。記録から言えるのはそこまでです。

個人的に一番印象に残ったのは、日本の数字でした。NARUTOの母国の日本では、Free Fireはコラボ期間中も一度も200位以内に入っていません。韓国も同じです。日本のアニメの力で海外のゲームが伸びる一方、そのゲームは日本のランキングには顔を出さない。日本のファンからは見えにくい場所で、NARUTOが人を集めていたことになります。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。