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【アメリカ】冨樫義博、心身の不調で締切のある依頼をすべて断ると表明。海外Redditの転載スレは4,922票・高評価率98%

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】冨樫義博、心身の不調で締切のある依頼をすべて断ると表明。海外Redditの転載スレは4,922票・高評価率98%

3行サマリー

  • 『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博さんが10月5日、心身の不調を理由に、締切のある仕事の依頼を今後すべて断るとXで表明しました
  • 海外Redditの『HUNTER×HUNTER』板では、この投稿の転載スレッドが4,922票・高評価率98%・コメント482件に達しています(10月7日19時半時点)
  • 断るのは外部からの依頼で、優先するのは自身の原稿です。連載は9月15日の時点で第428話まで原稿が完成しています

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冨樫義博さん、10月5日に「締切がある仕事の依頼を全てお断り」とXで表明

漫画家の冨樫義博さんが10月5日、自身のXで、いま受けている依頼を最後に、締切のある仕事の依頼はすべて断ると明らかにしました。理由は「心身の不調が重なり」とだけ書かれています。病名や具体的な症状には触れていません。

あわせて、原稿作業を再開したらXで改めて知らせる、とも書き添えています。対象は締切のある外部の依頼で、自分の原稿は続ける。読む限り、そういう内容です。

冨樫さんは長年の腰痛を公表してきました。『HUNTER×HUNTER』は休載と再開を繰り返しています。今回の表明は、その原稿に時間を回すための線引きだと受け止めました。

出典:冨樫義博さん本人のX投稿と、J-CASTニュース、Anime News Network

出典:冨樫義博さんのX投稿(X / 2026年10月5日)

出典:冨樫義博氏、締切ある仕事の依頼「全てお断り」へ 「心身の不調」重なり、原稿作成を優先(J-CASTニュース / 2026年10月6日)

出典:Hunter x Hunter Manga Creator Yoshihiro Togashi to Limit Work Due to Physical, Mental Health Issues(Anime News Network / 2026年10月6日 日本時間)

心身の不調が重なり、現在お受けしている依頼を最後に、今後は締切がある仕事の依頼を全てお断りして自身の原稿作成を優先する事にしました

J-CASTニュースは、第411〜420話の加筆修正を終えたことも報告されたと伝えています。

6月に連載再開、9月に休載。第428話まで描き上げたなかでの表明

今回の表明は、原稿がかなり先まで進んでいる時期に出ました。Anime News Networkによると、連載は2026年6月29日に再開し、第420話まで掲載したところで9月7日から休載に入っています。冨樫さんは9月15日、第428話の原稿完成をXで報告していました。7月3日には約1年10か月ぶりの単行本となる第39巻も出ています。シリーズ累計は電子版を含めて1億部を超えます。

では、なぜこのタイミングだったのか。冨樫さんの投稿は「断る相手」をはっきりさせた点に特徴があります。漫画家には色紙や記念イラスト、他作品への寄稿など、締切つきの依頼が絶えず届きます。冨樫さんは2024年、カラー原稿を描くときの姿勢が腰痛につながっていたと明かしていました。体を酷使する仕事の総量を減らし、残りを『HUNTER×HUNTER』の白黒原稿に回す。そう読むと、今回の判断は筋が通ります。

海外のファンがこの投稿に敏感なのは、休載の歴史を英語圏でもリアルタイムで追ってきたからです。冨樫さんのXは翻訳付きで英語圏の掲示板に即日転載されるのが通例になっていて、今回も同じ10月5日のうちにスレッドが立ちました。

海外Redditは4,922票・高評価率98%。「HxHに専念するなら朗報」と誤読を正す声

海外の受け止めは、心配と安堵が半々でした。Redditの『HUNTER×HUNTER』専門板(r/HunterXHunter)で、投稿の画像を転載したスレッドは、10月7日19時半(日本時間)の時点で4,922票、高評価率98%、コメント482件です。

もっとも支持を集めたコメント(1,563票)は、「HxHは彼にとって山のように感じられているはず。自分の昔の作品に追いつこうと苦しんでいる」というものでした。次いで「これはどういう意味?HxHに全力を注ぐのか、それとも全部休むのか」という戸惑い(650票)。「悲しい知らせ。早く回復してほしい」(407票)、「この体調の人に色紙を頼むのが理解できない」(152票)が続きます。

同じ板には、ネット上の冷笑に反論する別のスレッドも立ちました(439票・高評価率92%)。そこで最上位になったのは「みんな完全に誤解している。今の依頼を終えたらHxHだけに集中すると言っている。ファンなら良い知らせ」というコメントで、252票を集めています。

Anime News Networkの記事を紹介したマンガニュース板のスレッド(202票・高評価率98%)でも、「外部の依頼の話で、自分の漫画の話ではない」と読み違いを正すコメントが上位でした。一方で「アイデアだけ渡して、作画は別の人に任せればいいのに」という意見も、複数の板で繰り返し出ています。英語圏では見出しだけを見て「また休む」と受け取った人が一定数いて、それを専門板のファンが訂正して回る。そんな構図が見えました。

断るのは外部の依頼。『HUNTER×HUNTER』の続きを待つ日本の読者にとっての意味

日本の読者にとって大事なのは、今回の表明が連載の終わりではなく、連載に時間を集めるための宣言だという点です。第428話まで原稿があり、第411〜420話の加筆修正も済んでいます。再開の時期はまだ示されていませんが、冨樫さんは作業を再開したらXで知らせると約束しています。

その一方で、冨樫さんの描き下ろしイラストや他作品へのコラボ寄稿は、今後は目にする機会がぐっと減ります。記念企画で冨樫さんの絵を楽しみにしていた人には、寂しい知らせでもあります。

海外の専門板で「誤解だ、これは良い知らせ」と訂正するコメントが上位に来たことは、印象に残りました。休載に慣れた海外のファンほど、作者の体を先に案じている。冨樫さんの次の投稿は、日本と海外で同じ熱量で待たれています。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。