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【アメリカ】BLEACH最終章、MyAnimeListで歴代4位。前シーズンは完結後に77位まで落ちている

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】BLEACH最終章、MyAnimeListで歴代4位。前シーズンは完結後に77位まで落ちている

3行サマリー

  • 海外最大級のアニメ登録サイトMyAnimeListの歴代総合ランキングで、放送中の『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』が9.09点の4位に入っています(2026年8月30日 実測)。
  • 採点したのは2万4,512人。完結済みの前シーズン『相剋譚』を採点した17万1,919人の、およそ7分の1にとどまります。
  • その『相剋譚』は現在8.67点の77位。直前の2シーズンはどちらも完結後に64位・77位まで下がっており、放送中の点数がそのまま残るとはかぎりません。

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BLEACH最終章が9.09点で歴代4位。フリーレン、鋼の錬金術師、Re:ゼロ4期に次ぐ位置に

2026年7月25日に世界同時配信が始まった『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』が、海外のアニメ登録サイトMyAnimeListの歴代総合ランキングで4位につけています。編集部が2026年8月30日午前7時(日本時間)にランキングページを直接確認したところ、スコアは9.09点、採点者は2万4,512人でした。

上位には『葬送のフリーレン』(9.25点)、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(9.11点)、放送中の『Re:ゼロから始める異世界生活 4th season』(9.11点)が並びます。5位は同じく配信中の『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』(9.08点)で、11位に『HUNTER×HUNTER』(9.03点)。完結から10年以上たっても動かない顔ぶれの中に、放送が始まって1か月余りの作品が食い込んでいる形です。

本作は『千年血戦篇』の第4クールにあたり、全10話の予定です。7月25日の配信開始はフランスでの劇場先行上映やインドのヒンディー語吹替をめぐる抗議と同じタイミングで、この作品はもともと配信の同時性が話題になっていました。

CBRは8月5日に10位入りと報じた。そこから25日で順位を6つ上げている

出典:The Top 10 Highest-Rated Anime of All Time Just Got a Major Update(CBR / 2026年8月5日・John Dodge記者)

出典:Top Anime(MyAnimeList / 2026年8月30日 編集部確認)

Bleach: Thousand-Year Blood War — The Calamity has officially claimed the number 10 spot.(『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』が正式に10位の座を手にした)

米国のポップカルチャー媒体CBRは8月5日、この作品が9.03点で歴代10位に入り、『HUNTER×HUNTER』を11位に押し下げたと報じました。同記事によると、北米で権利を持つVIZ Mediaが公式アカウントでファンへの謝意を投稿したとのことです(VIZ Mediaの投稿そのものは編集部では確認できていないため、CBRの報道として書いています)。

その報道から25日で、順位は10位から4位へ、スコアは9.03点から9.09点へ動きました。放送が進むにつれて上がっている、という状態です。

採点したのは2万4,512人。AniListでは54%が満点をつけた

ただ、この4位を額面どおりに受け取るのは少し早いように思います。引っかかるのは採点者の数でした。

『禍進譚』を採点した2万4,512人に対して、完結済みの前シーズン『相剋譚』は17万1,919人。その前の『訣別譚』は24万7,605人、2022年の第1クール『千年血戦篇』にいたっては39万5,371人が点を入れています。いまの4位は、前シーズンの7分の1しかない母数の上に立っている数字なのです。

別運営のアニメデータベースAniListでも、同じ日に同じ作品を確認しました。『禍進譚』の平均は100点満点換算で90点、歴代の高評価ランキングでは3位。採点の内訳を開くと、6,496人のうち3,516人、割合にして54.1%が満点をつけていました。同じ指標を完結済みの『相剋譚』でとると、3万9,952人のうち満点は1万2,306人で30.8%。第1クールも7万8,553人中3万72人にとどまり、38.3%でした。

放送の途中で点を入れるのは、毎週欠かさず追いかけている人たちです。最後まで見届けてから評価する層、話題になったので後追いで見る層は、まだこの数字に加わっていません。満点率の差は、作品の出来の差というより「いま採点しているのは誰か」の差だと読むほうが自然でしょう。

前の2シーズンは完結後に64位と77位まで下がった。日本のファンが今の4位を読むときの目安になる

このシリーズ自身が、その後どうなるかの実例を残しています。『訣別譚』は現在8.70点で64位、『相剋譚』は8.67点で77位。放送中は上位に顔を出していた2作品が、完結して採点者が十数万人規模に増えたところで、いまの位置に落ち着きました。第1クールだけは8.98点の16位を保っています。

日本語圏では「海外で歴代◯位」という順位だけが切り出されて流れがちですが、採点者数と並べて見ないと意味が取れません。母数が10倍に増えたあとも4位に残っているなら、それは本物の評価だと思います。逆に、いまの4位だけを根拠に「シリーズ最高傑作が確定した」と言い切るのは、直前の2シーズンがたどった道と合いません。

『禍進譚』は全10話。すでに折り返しを過ぎており、着地の点数が出るのはそう先ではありません。日本のファンにとっては、最終回から数か月後にもう一度この順位を見に行くのが、いちばん正確な答え合わせになります。

歴代トップ5のうち3本が放送中。順位が固まるのは最終回のあと

今回のランキングでもう一つ目についたのは、トップ5のうち3本(『Re:ゼロ』4期、『禍進譚』、『スティール・ボール・ラン』)が放送・配信の途中だという点です。3本とも採点者は10万人前後かそれ以下で、1位の『葬送のフリーレン』の92万9,134人とは桁が違います。歴代ランキングの上位は、いま放送中の作品が一時的に押し上げられる場所になっているわけです。

それでも、日本の作品が3本同時に上位を占めている事実は残ります。『BLEACH』は2022年の再アニメ化から4年かけてここまで来ました。数字の読み方に注意は要るとしても、最終章が海外で最高の熱量で迎えられていることは間違いありません。答え合わせは最終回のあとに取っておきたいと思います。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。