2026年8月27日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
Home/アニメ・コミックス/チェンソーマン レゼ篇の配信はいつ?日本は9月19日からPrime Video、海外はCrunchyrollで142日先に解禁

チェンソーマン レゼ篇の配信はいつ?日本は9月19日からPrime Video、海外はCrunchyrollで142日先に解禁

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
公開
最終更新
現地の一次ソースで確認 約5分で読めます
チェンソーマン レゼ篇の配信はいつ?日本は9月19日からPrime Video、海外はCrunchyrollで142日先に解禁

3行サマリー

  • Prime Videoが8月25日、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を9月19日から見放題独占配信すると発表しました。劇場公開のちょうど1年後です。
  • 海外ではCrunchyrollが2026年4月30日に見放題を始めており、日本の解禁は142日あとになります。
  • 世界興行収入は297億円(2026年6月19日時点)。日本のファンは、海外がひととおり語り終えた作品にいまから合流することになります。

Prime Videoが8月25日に発表、劇場公開からちょうど1年後の9月19日に見放題入り

Prime Videoは2026年8月25日、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』をプライム会員向けに見放題独占配信すると発表しました。開始日は2026年9月19日(土)。この作品が日本の劇場で公開されたのが2025年9月19日ですから、日付までそろえた1周年のタイミングです。

発表にあわせて、夜の市街地でチェンソーマンとボムが対峙する新ビジュアルも解禁されました。監督は吉原達矢さん、アニメーション制作はMAPPA、配給は東宝。原作は藤本タツキさんが「週刊少年ジャンプ」で連載した『チェンソーマン』で、映画はコミックの5巻から6巻にあたるレゼ篇を描いています。

藤本タツキ「7回くらい見たので、無料で見れるの不思議な気分です!」

出典『チェンソーマン レゼ篇』が見放題配信決定。9月19日よりPrime Video独占で(電ファミニコゲーマー / 2026年8月25日)

出典Crunchyroll Streams Chainsaw Man: Reze Arc Anime Film on April 30(Anime News Network / 2026年4月23日)

7回くらい見たので、無料で見れるの不思議な気分です!

発表文に寄せられた原作者・藤本タツキさんのコメントです。文中の「無料」には、プライム会員なら追加料金なしで見放題という注記がついています。7回という数字を本人が出しているところに、この1年の熱の残りかたが出ているように感じました。

海外は2025年12月9日に購入解禁、Crunchyrollの見放題は4月30日から

この映画の海外展開は、日本より先に進んでいました。Anime News Networkによれば、ソニー・ピクチャーズが国際配給を担当し、2025年9月24日から80か国を超える地域で上映。アメリカでは当初10月29日としていた公開日を5日前倒しして10月24日に、イギリスは10月29日に封切られています。

家で見られるようになった時期も早めです。ソニー・ピクチャーズは2025年12月9日にデジタル版(購入・レンタル)を出し、Crunchyrollは2026年4月30日から見放題の配信を始めました。Crunchyrollにとってはこの日が年に一度の企画「Ani-May」の初日でもあり、看板として置かれた形です。

つまり日本の9月19日は、Crunchyrollの4月30日から数えて142日あと。デジタル版で買えるようになった2025年12月9日を起点にすると、284日ぶんの差になります。

劇場公開から見放題までの距離は、日本365日に対して海外188日

同じ作品でも、劇場からサブスクに降りてくるまでの日数がまったく違います。日本は劇場公開の2025年9月19日から見放題の2026年9月19日まで365日。アメリカは公開の2025年10月24日からCrunchyrollの2026年4月30日まで188日です。倍近く開いています。

この差がいちばん効いてくるのは、感想を読むタイミングです。海外のファンは春のうちに配信で見返し、細部の話をやり尽くしました。日本で同じ輪に入ろうとすると、円盤を買うか記憶を頼るしかない期間が半年ほどあった計算になります。作品の話題が世界同時に流れる時代に、この半年は短くありません。

受け取られかたの数字も、すでに固まりつつあります。Rotten Tomatoesを2026年8月25日15時35分(日本時間)に確認したところ、批評家スコアは48件のレビューで96%、観客側のPopcornmeterは5,000件を超える認証済み評価で98%でした。観客レビュー欄の最新投稿は28分前のもので、8月に入ってからの書き込みも複数並んでいます。公開から11か月たっても、海外では感想がまだ積まれ続けています。

日本の成績が弱かったわけではない。初週末80万7000枚で『鬼滅の刃』の9週連続首位を止めている

誤解のないように書いておきます。日本の興行が振るわなかったわけではありません。Anime News Networkによれば、公開初日に27万2000枚を超えるチケットが売れて4億2000万円超。初週末は80万7000枚・12億5117万8500円で初登場1位に入り、9週連続で首位を守っていた『鬼滅の刃 無限城編』を引きずり下ろしています。世界興行収入297億円のうち、日本が担った部分は小さくありません。

それでも配信は最後になりました。配給側が遅れの理由を説明したわけではありません。ただ、劇場でよく走った作品ほど上映期間が長く伸び、その分だけ次の窓口が後ろに下がるという形は、日本のアニメ映画で繰り返し起きています。ヒットしたから早く家で見られる、とはならない。ここが日本のファンにとって一番やっかいな部分だと思います。

9月19日は、日本のファンが1年ぶりに同じ話題の輪に戻る日

9月19日からは、ネタバレを避け続けてきた人も、劇場で7回見た人も、同じ画面の前に並びます。Prime Videoで配信される作品なので、テレビでも通勤中のスマートフォンでも見られます。監督の吉原達矢さんは発表文で、劇場に足を運べなかった人にも届けられる機会が生まれたことがうれしい、という趣旨のコメントを寄せていました。

そして日本のファンが遅れて合流する先には、次の話が待っています。レゼ篇の続きにあたる「国際暗殺者編」の映像化はすでに発表済みで、テレビシリーズになるのか映画になるのかは明かされていません。その答えを聞く前に、まず9月19日にレゼ篇を見返しておく。日本にとって、今年の秋はそういう順番になりました。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。