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ワンピースの新作映画はいつ?2027年夏『ゴッドバレー』と2029年『BAAD』、公式が出したのはロゴと公開年だけ

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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ワンピースの新作映画はいつ?2027年夏『ゴッドバレー』と2029年『BAAD』、公式が出したのはロゴと公開年だけ

3行サマリー

  • 8月23日の「ONE PIECE DAY’26」で、映画『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』の2027年夏公開が発表されました。2022年の『FILM RED』以来、5年ぶりの新作です
  • あわせて2029年に『ONE PIECE FILM BAAD』の公開も決定。2027年7月22日の連載30周年と、2029年10月20日のアニメ放送30周年に合わせた並びです
  • 出たのはタイトルと公開年だけ。それでも海外掲示板Redditのr/OnePieceでは発表スレッドが8,782票を集め、「BAAD」の意味を推理するスレッドにも5,651票が入りました

ワンピースの新作映画は2027年夏。5年ぶりの一本は『ゴッドバレー』という題名だけで発表された

2026年8月22日と23日の2日間、幕張メッセで「ONE PIECE DAY’26」が開かれました。2日目のメインステージが終わり、登壇者がはけたあとに流れた「超特報」で、映画の最新情報が2つ出ています。ひとつは『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』の2027年夏公開。もうひとつは、2029年公開の『ONE PIECE FILM BAAD』です。

『ONE PIECE FILM RED』の公開が2022年8月6日でしたから、劇場版としては5年ぶりということになります。ただ、この日に出たのは題名と公開年、それにロゴだけでした。あらすじも、監督も、キャストも、まだ何ひとつ発表されていません。同時に開いた公式サイトを開いても、載っているのはロゴと著作権表記だけです(2026年8月24日午前、当編集部で確認)。

公式の発表文が強調したのは内容ではなく、2027年と2029年という「年」だった

出典映画『ワンピース フィルム ゴッドバレー』2027年夏に公開決定。2029年には『FILM BAAD』が公開【ワンピースデイ26】(ファミ通.com / 2026年8月23日)

出典One Piece Announces 2 New Anime Films(Anime News Network / 2026年8月23日)

「ONE PIECE」は2027年7月22日(木)に記念すべき連載30周年を迎えることとなり、映画『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』はまさにアニバーサリーイヤーでの日本公開にふさわしい期待膨らむタイトルです!

発表文はこのあと、2029年10月20日にアニメ『ONE PIECE』の放送も30周年を迎えることに触れ、その年に『FILM BAAD』が来ると続けます。『BAAD』のほうは題名の画像が尾田栄一郎さんの直筆で、それ以外の情報はありません。読んでいて、内容より先に年号を差し出す発表だなと感じました。

2027年は連載30周年、2029年はアニメ30周年。公開年は記念日から逆算されている

2本の公開年は、思いつきで並んでいるわけではありません。原作の連載開始は1997年7月22日で、そこから30年目が2027年。テレビアニメの放送開始は1999年10月20日で、30年目が2029年です。つまり劇場版2本は、原作とアニメそれぞれの節目に1本ずつ置かれています。

手前にある数字も大きいものでした。前作『FILM RED』は公開初週の土日で興行収入22.5億円を記録し、これはシリーズ最高の出足でした。翌年のアンコール上映まで含めた総動員は1,474万人、興行収入は203.3億円に達しています。原作コミックスの全世界累計発行部数は2026年3月に6億部を超えました。この規模の作品が、30周年に向けて2本分の劇場公開枠を先に押さえた、という読み方になります。

海外が沸いたのは5年ぶりだからではなく、題名が原作の回想と同じ名前だったから

反応の中心は英語圏でした。Redditのr/OnePieceでは、ゴッドバレーの公開を伝えるスレッドが8,782票と663件のコメントを集めています(賛成率97%。2026年8月24日午前、当編集部で確認)。同じ板の別スレッドにも2,601票が入りました。

票を動かしたのは「5年ぶり」ではなく、題名そのものです。「ゴッドバレー事件」は原作に出てくる回想で、38年前にゴッドバレー島でロックス海賊団、ロジャー海賊団、海軍、そして世界貴族が激突した戦いを指します(Anime News Networkの記事による)。これまでの劇場版が原作本編と切り離された物語だったこともあり、英語圏のメディアやファンのあいだでは「今度は原作本編とつながる映画になるのではないか」という受け止めが広がっています。ただ、公式は内容を一切発表していません。この読みはあくまで題名からの推測で、裏づけのある情報ではない点は押さえておきたいところです。

スレッド内で最も支持を集めたコメント(1,400票)は、麦わらの一味が主役ではない映画が作られるとは思っていなかった、という驚きから始まり、そのままアニメ本編の話数はどうなるのかという心配に移っていきます。375票のコメントは、鬼滅の刃の興行収入を超えられる作品があるとすればこれだ、と書いていました。歓迎と不安が同じスレッドに同居しているのが印象的です。

「BAAD」の5,651票は、意味を当てにいく大喜利になった

もうひとつ伸びたのが、2029年の『BAAD』は何の略なのかを問うスレッドで、5,651票と359件のコメントが付いています。ここは考察と冗談が半々でした。

最も支持されたコメント(2,180票)は、区切りを「Baa D.」と読み、世界政府側の呼び名としての「Sinbaad(シンドバッド)」ではないかと推理するものです。『ONE PIECE』では「D」の一文字が物語の核に関わってきたので、そこに引っかける読みですね。次点の1,813票は「バギーのアラバスタ動物ドキュメンタリー」、1,657票は「The Goo D/The Baa D/And The U gly」と、西部劇『続・夕陽のガンマン』の原題をもじったものでした。

個別の投稿は匿名の書き込みで、事実の裏づけにはなりません。それでも、題名4文字しか出ていない段階で数千票が動くという事実のほうに、この作品の現在地が出ていると受け止めました。

アニメが年26話に減った先に映画2本。日本の読者が次に待つのは2027年夏の公開日

redditで出ていた「アニメ本編はどうなるのか」という心配には、下敷きになる事実があります。東映アニメーションとアニメのプロデューサーは2025年10月、2026年以降のテレビアニメの年間話数を最大26話に減らすと発表しました。原作の内容やテンポをより取り込むための判断と説明されています。テレビアニメのエルバフ編は2026年4月5日に始まり、海外ではCrunchyrollが配信中です。

週1本ペースを1999年から続けてきた作品が、年26話に落としたうえで劇場版を2本並べる。日本の読者にとっては、テレビで追う速度が変わったぶん、劇場が節目を受け持つ形に切り替わったと見るのが素直だと思います。

次に確定するのは、2027年夏という枠のどこに公開日が入るかです。『FILM RED』の公開日が8月6日だったことを思えば、夏休みの真ん中あたりが有力でしょう。あわせて、監督とキャスト、そして公式が「ゴッドバレー」の中身をどこまで見せるかも待ちどころです。公式サイトが今のところロゴ1枚である以上、次の1報までは、題名だけを手がかりにした推理が続くことになります。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。