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光が死んだ夏の完結はいつ?最終回は10月20日の第51話、5年の連載が終わる

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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光が死んだ夏の完結はいつ?最終回は10月20日の第51話、5年の連載が終わる

3行サマリー

  • 漫画『光が死んだ夏』は残り2話。第50話が10月13日、最終回の第51話が10月20日に配信されると、公式Xが9月1日に告知しました。
  • 2021年8月31日に『ヤングエースUP』(KADOKAWA)で始まった連載で、完結まで5年2か月。単行本は2026年6月4日発売の9巻まで出ています。
  • 関心は日本より英語圏のほうが大きく、英語版Wikipediaの閲覧数は日本語版の2.8倍(直近7日平均・9月3日集計)。MyAnimeListの登録者は74,456人でした。

完結は10月20日の第51話。公式Xが「あと2話」と告知した

モクモクれんさんの漫画『光が死んだ夏』が、あと2話で完結します。作品公式X(@hikarugashinda)が9月1日12時5分に投稿した告知によると、第50話が10月13日(火)、第51話が10月20日(火)の配信予定です。文面は「ぜひ、一緒に見届けてください」の一文で結ばれていました。

連載が始まったのは2021年8月31日。KADOKAWAのウェブ媒体『ヤングエースUP』で、モクモクれんさんにとって初めての連載作品として始まりました。三重県の山間部を舞台に、山で1週間行方不明になって戻ってきた親友のヒカルが、もう元の彼ではないと気づいてしまった高校生・よしきを描く青春ホラーです。10月20日で連載期間は5年2か月になります。

完結の理由について、作者や編集部からの説明は出ていません。告知は日程だけを伝えるものでした。

単行本は2026年6月4日発売の9巻まで刊行済みです。作者が全10巻を予定していると述べていたことは英語圏メディアも伝えており、最終巻は残る第47話から第51話を収めることになりそうです。

Anime News NetworkとSiliconeraが相次いで報道。英語版の8巻は10月27日

出典The Summer Hikaru Died Manga to End in 2 Chapters(Anime News Network / 2026年9月1日)

出典The Summer Hikaru Died Horror Manga Will End in October(Siliconera / 2026年9月2日)

Things come to a close in October 2026, with the horror manga officially ending on October 20, 2026.

「物語は2026年10月に幕を下ろす。このホラー漫画は10月20日に正式に完結する」という一文です。Siliconeraは、ホラー漫画が10月に終わるのは季節としてふさわしい、という書き出しで記事を始めていました。

英語版を出しているのはアメリカのYen Pressで、本編は日本の配信に合わせて英語でも同時に読める形が続いてきました。ただし単行本の刊行は遅れており、英語版8巻の発売は10月27日です。日本で9巻が出たのが6月4日ですから、紙で追いかけている読者と、配信で最新話まで読んでいる読者とで、いま見えている景色がかなり違うことになります。

英語圏では図書館とアイズナー賞が先に見つけていた

この作品の海外での評価は、アニメが始まるより前から積み上がっていました。ニューヨーク公共図書館は2023年、ティーン向けのベストブックスにこの漫画を選んでいます。米国図書館協会の若年層向け部会(YALSA)も、2024年の「Great Graphic Novels for Teens」に入れました。図書館の推薦リストは学校や公共施設の購入判断に直結するので、英語圏では本棚に置かれる作品として先に扱われていたわけです。

2024年には、アメリカの漫画賞であるアイズナー賞に2部門でノミネートされました。作品が「アジア地域の翻訳作品の最優秀版」部門、モクモクれんさん本人が「最優秀ライター/アーティスト」部門です。日本国内でも『このマンガがすごい!2023』オトコ編1位、マンガ大賞ノミネートと評価されてきましたが、海外の評価軸で並行して認められていたことは、あまり知られていないように思います。

さらにさかのぼると、「次にくるマンガ大賞2022」ではWebマンガ部門11位という中位の順位でありながら、海外ファンの熱量が高かった作品に贈られるGlobal特別賞の繁体字版を受賞していました。国内の順位より海外の熱のほうが先に振り切れていた、という構図がこの時点で出ています。

英語版Wikipediaの閲覧は日本語版の2.8倍。告知の反応も英語圏で広がった

その傾向は、完結告知から2日たった時点でも数字に出ています。編集部が9月3日13時台(JST)に確認したところ、Wikipedia Pageviewsの直近7日平均は、英語版「The Summer Hikaru Died」が1日1,371回、日本語版「光が死んだ夏」が1日490回でした。英語版が日本語版の約2.8倍です。

作品データベースのMyAnimeListでは、原作漫画のページに74,456人が登録し、平均スコアは8.42点、人気ランキングは245位でした(同日同時刻に確認)。お気に入り登録は3,560件です。アニメではなく漫画のページでこの規模が出ているのは、英語で本編を追っている読者がそれだけいるということです。

反応の広がり方も見ておきます。公式Xの完結告知は、観測時点で表示187万回、リポスト8,524件、いいね3.9万件、ブックマーク2,441件でした。英語圏では、認証済みのアニメ情報メディアAnime Corner(@animecorner_ac)が9月1日15時24分に同じ内容を英語で投稿し、表示9万回、リポスト630件、いいね5,039件を集めています。フォロワー規模が違うので単純比較はできませんが、いいねに対する表示回数の少なさから、英語圏では「見た人がほぼ反応した」濃い広がり方をしたことが読み取れます。

返信欄に並んでいたのは、終わってほしくないという声と、最後まで見届けるという声でした。英語の返信では「終わる前に東京のパン屋へ行かせてあげてほしい」といった、作中の細部を惜しむ書き込みが上位に来ています。日本語側も同じで、「あと2話」という言葉そのものに動揺する反応が目立ちました。ここは個々の投稿を根拠にできる話ではありませんが、日英で反応の質がほとんど変わらないのは、翻訳が同時に出ている作品ならではだと感じます。

アニメ2期の放送時期は未定のまま、原作だけが先に結末にたどり着く

テレビアニメ第1期は2025年7月6日から9月28日まで、日本テレビ系列で全12話が放送されました。制作はCygamesPicturesで、日本国外にはNetflixが配信しています。第2期の制作決定は、第1期の最終話が流れた2025年9月28日に公式サイトで発表されました。ただし放送時期は現時点で明らかになっていません。

つまり、この作品は原作が先に完結し、アニメがあとから結末に追いつく形になります。原作を追っている読者にとっては、アニメの続きを待つあいだ、結末を知ったうえで見返す時間が生まれるということです。逆に、Netflixでアニメから入った海外の視聴者の多くは、10月20日以降、ネタバレを避けながら2期を待つことになります。英語版単行本の刊行が10月27日に8巻という進み方であることを考えると、この非対称はしばらく残ります。

5年2か月の連載が10月20日に終わります。日本で始まり、図書館の推薦リストとアイズナー賞のノミネートを経て英語圏に根を張った作品が、どんな最後を選ぶのか。残り2話の反応は、日本語より先に英語で流れてくる可能性が高いと見ています。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。